↑まずは、こちらの映像をご覧ください。
先日、ソフトバンクの竹芝 新本社ビルをドローンで撮影してきました。
ドローン撮影の魅力を一言で言えば、「ダイナミック」。地上数十メートルの高さから、地上スレスレまで、ダイナミックかつ立体的な映像を撮影できるため、建物などの被写体をより魅力的に表現することができます。
都心では航空法などでドローンの飛行規制が厳しい中、どのように撮影を行ったのか、当日の模様をお届けします。
幸運なことに、当日は雲ひとつない撮影日和でした。
念入りなロケハンで安全な飛行ルートを確認した後、上空の撮影を行うためにドローンを飛ばします。もちろん、「飛行許可証の取得」「真下に人がいないエリアを飛行する」「通路をまたがない」など、航空法に準拠した飛行を行いました。
航空法とは
航空機の離着陸の安全、航行に起因する障害防止などを目的として1952年に制定された法律。ドローンなどの無人航空機の普及に伴い、無人航空機の飛行に許可が必要な空域や飛行の方法について、2015年に航空法が一部改定されました。また、環境によっては「道路交通法」「小型無人機等飛行禁止法」などの法律が適用されるため、関連する法律を熟知することが非常に重要です。
「最長4kmくらいまでは飛ばせますが、あまり遠くに飛ばすと、強風でドローンのコントロールが効かなくなる可能性があります。また、目視で確認できる範囲での操縦を行わないといけないので、安全性第一です」
ドローンを操縦してくれた柴田さんは、「ドローン操縦ライセンス」の取得者。ドローン資格は、「JUIDA」や「DPCA」など、さまざまな団体が発行している資格があります。
「国土交通省が認定するドローンの操縦ライセンスを発行するJUIDA認定講師証、DPCA認定チーフインストラクター証を取得し、ドローン講習もおこなっています。安全運用のために第三者の立ち入り制限や法規制やルールの知識が非常に重要になり、万が一に備えたチームで運用体制を構築することが大切になりますね」
ドローン撮影時に知っておきたいこと
安全性の確保が第一。飛行の際には周辺への注意勧告を実施して、安全対策および第三者を巻き込まないように徹底することが重要です。もしものときのドローン保険に加入しておくことも忘れずに。
続いて、低空での撮影。
撮影した時間帯が昼どきということもあり、人の出入りも激しかったため、ここでは安全性を考慮して、ドローンは使用せずにジンバル付きの小型カメラで撮影を行いました。
「今回採用したDJI Pocket 2は、ドローンの機体を開発しているDJI製のジンバル付きカメラなので、ドローンでの撮影とほぼ同じような動画を撮影することができます。低空での撮影など手持ちで届く範囲であれば、申請も不要で安全に撮影することが可能ですよ」
DJI Pocket 2 小型ジンバルカメラ
ポケットに入れて簡単に持ち運べる「DJI Pocket 2」は、片手ですぐに取り出せて、大事な瞬間を逃しません。手ブレのない鮮明な写真や滑らかな動画を撮影可能です。
できあがった映像はこちらでご覧ください。
竹芝の新本社ビルは、従業員全員が最高のパフォーマンスを発揮でき「Smart & Fun! 」を体現できるコミュニティー型ワークスペース。オフィスで働く部門をまたいだオープンイノベーションの創出を目指すほか、働く時間や場所に縛られない、よりイノベーティブでクリエーティブな働き方を目指しています。
(掲載日:2020年12月24日)
文:ソフトバンクニュース編集部
ソフトバンクが提供するドローンサービス「SoraSolution(ソラソリューション)」
ドローンの空撮により、高所作業の代替や建設現場の点検などの目視作業の効率化ができる他、取得したデータのAI自動解析などを活用することで、業務効率化を実現するドローンサービス。社会が持つ課題を「空から解決」し、豊かな社会を創造します。