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「一人で仕事している気がする」と言わせない。ソフトバンク社員に聞いたリモートワークにおけるチームマネジメントの工夫

「一人で仕事している気がする」と言わせない。ソフトバンクの課長に聞いたリモートワークにおけるチームマネジメントの工夫

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、導入企業が増えているリモートワーク。「働き方改革」の一環でいち早く導入していたソフトバンクでも、2020年2月下旬以降、大部分の社員が原則リモートワークに切り替えており、管理職層ではチームマネジメントの工夫を共有し合う勉強会も行われています。今回は勉強会に参加した2人の課長に、この約1年の間に経験した困ったことや失敗、そしてそこから得た工夫などについてインタビューしました。

目次

インタビューに答えてくれたソフトバンク社員2名

石田さん

ソフトバンク株式会社 法人事業統括 法人第一営業本部 第一営業統括部 第4営業部 2課 課長 
石田 直輝(いしだ・なおき)

法人営業担当。ソフトバンクのモバイル・ネットワーク・クラウド・マーケティング商材を扱いながら、お客さまのビジネス拡大・課題解決・DXにつながるソリューション営業を行う。チームメンバー4名を率いる。

小宮山さん

ソフトバンク株式会社 事業開発統括 ポートフォリオマネジメント本部 投資戦略部 投資戦略2課 課長 
小宮山 円(こみやま・まどか)

新規事業開発・推進部門にて、企業出資およびJV設立における事業計画精査・策定、出資先企業のポートフォリオ管理を担当。チームメンバー6名を率いる。

リモートワークをやってみて最初に困ったこと

今日はよろしくお願いします。出社必須業務を除いて在宅勤務が強く推奨されるという体制になって約一年ですね。最初はどのように思っていましたか?

小宮山さん

もう一年経つんですね。私の部門ではそれまでも、月5回までの上限の中で実施していましたが、コロナの影響を鑑みて早期に基本在宅勤務の体制に移行されました。

個人的には「通勤時間がなくなるので体調管理がしやすそう」とか「時間をフレキシブルに使えそう」という期待感が大きかったこともよく覚えています。

もう一年経つんですね。私の部門ではそれまでも、月5回までの上限の中で実施していましたが、コロナの影響を鑑みて早期に基本在宅勤務の体制に移行されました。

個人的には「通勤時間がなくなるので体調管理がしやすそう」とか「時間をフレキシブルに使えそう」という期待感が大きかったこともよく覚えています。

石田さん

今でこそ、オンラインでの商談が増えたことで、その有効性も実感し慣れましたが、それでも「営業職はお客さまと対面での商談が重要」と思っているので、当時は「これでは営業活動ができなくなる」という印象でした。

時間の使い方や打ち合わせの形など、ずいぶん変わりましたよね。振り返ってみて、最初に困ったことは何でしたか?

小宮山さん

オフィスにいたときに肌で感じていた、緊張感や雰囲気を、感じ取ることができなくなってしまったことです。案件が急展開した際に、その肌感や臨場感が共有しきれず、メンバーに優先度を感じ取ってもらうことが難しいという場面が出てきました。

石田さん

お客さまと“直接”お会いしながらの商談機会を失ってしまった/減ってしまったことです。オンラインミーティングという形になりましたが、対面でこそ実感できる、お客さまの表情やしぐさから読み取ることができる情報が乏しくなってしまいました。

商談前後のエレベータートークに代表されるような、雑談時間の活用がなくなってしまったのも大きかったですね。

お客さまと“直接”お会いしながらの商談機会を失ってしまった/減ってしまったことです。オンラインミーティングという形になりましたが、対面でこそ実感できる、お客さまの表情やしぐさから読み取ることができる情報が乏しくなってしまいました。

商談前後のエレベータートークに代表されるような、雑談時間の活用がなくなってしまったのも大きかったですね。

小宮山さん

分かります。ちょっとした雑談って、意外と重要ですよね……。

石田さん

それまでは無意識でしたが、雑談が役立っていたんだなと痛感しました。そこで、カバーするための仕組みを考えていった感じですね。

見えづらくなった「反応」「臨場感」を共有するための工夫

「反応」が見えづらいオンライン商談やミーティングには「しかけ」を用意

お客さまの反応が見えづらいのは厳しいですよね。解決方法はありましたか?

石田さん

いくつかの「しかけ作り」です。発言のなかった方にも質問を投げかけるなどして、反応や関心をうかがうようにしました。

また、「〇〇さんに聞きたいことは〇〇です」など、確認事項を列挙した簡単なスライドを準備することで、目的を明確化するようにしています。そうすることで、お客さまも意識が集中し反応しやすいようです。

そもそも顔を見せてくださらない方も多かったりするので、自分から積極的に顔を見せるようにもしました(笑)。

いくつかの「しかけ作り」です。発言のなかった方にも質問を投げかけるなどして、反応や関心をうかがうようにしました。

また、「〇〇さんに聞きたいことは〇〇です」など、確認事項を列挙した簡単なスライドを準備することで、目的を明確化するようにしています。そうすることで、お客さまも意識が集中し反応しやすいようです。

そもそも顔を見せてくださらない方も多かったりするので、自分から積極的に顔を見せるようにもしました(笑)。

小宮山さん

私も自分から積極的にカメラONするようになりました(笑)。体調や感情の変化が知れるので、強制ではありませんが本部内のミーティングではカメラONを推奨しています。

石田さん

雑談については、商談後に少しオンラインミーティングルームに残っていただいたり直後に電話したりして、少し個別で会話させていただく時間を作るようにしています。

また、ソフトバンクの法人事業全体の重要な戦略方針として、マーケティングオートメーションのサービスを活用し、オンラインでのお客さま接点を増やしていくことで営業をデジタル化するという取り組みも続けています。取り組んだことはそのまま、お客さまへの提案にも生きてきています。

雑談については、商談後に少しオンラインミーティングルームに残っていただいたり直後に電話したりして、少し個別で会話させていただく時間を作るようにしています。

また、ソフトバンクの法人事業全体の重要な戦略方針として、マーケティングオートメーションのサービスを活用し、オンラインでのお客さま接点を増やしていくことで、営業をデジタル化するという取り組みも続けています。取り組んだことはそのまま、お客さまへの提案にも生きていくと感じています。

石田さんと小宮山さんが取り入れた、オンライン商談やミーティング時の工夫
  • 確認事項を列挙した簡単なスライドを準備して目的を明確にする
  • 自分から積極的にカメラをONにし、顔を見せる
  • ミーティング前後に雑談の時間を設ける
  • 確認事項を列挙した簡単なスライドを準備して目的を明確にする
  • 自分から積極的にカメラをONにし、顔を見せる
  • ミーティング前後に雑談の時間を設ける

「今日はこんなことでバタバタしています」。見えづらくなった「臨場感」を疑似的に感じてもらうための工夫

次にもう一つの課題です。小宮山さんがおっしゃったように、周りの空気感が見えない分、急な対応が必要になった際などに意識のずれが発生する可能性がありますね。どのような対策をとっていますか?

小宮山さん

メンバーに共有できる範囲の情報は、とにかく全メンバーに早期カスケードダウンすることを、今まで以上に気を付けるようになりました。

また、コミュニケーションツールに使っているSlackの諸連絡用のチャンネルで「いま部内で何が起きているか」を共有することで、各メンバーのコミュニケーションも円滑にしようと試みています。

Slackの諸連絡用のチャンネル

例えば、一部のメンバーがいま緊急対応をしているというようなことは、遠隔だと知らないままになりがちですが、それを知ることで、情報の共有にもなりますし、同僚を気遣うことにもつながりますよね。私自身も「その対応で今日は反応が遅れるかもしれないけどごめんね」など、あらかじめ伝えるようにしています。

メンバーに共有できる範囲の情報は、とにかく全メンバーに早期カスケードダウンすることを、今まで以上に気を付けるようになりました。

また、コミュニケーションツールに使っているSlackの諸連絡用のチャンネルで「いま部内で何が起きているか」を共有することで、各メンバーのコミュニケーションも円滑にしようと試みています。

Slackの諸連絡用のチャンネル

例えば、一部のメンバーがいま緊急対応をしているというようなことは、遠隔だと知らないままになりがちですが、それを知ることで、情報の共有にもなりますし、同僚を気遣うことにもつながりますよね。私自身も「その対応で今日は反応が遅れるかもしれないけどごめんね」など、あらかじめ伝えるようにしています。

石田さんと小宮山さんが取り入れた「臨場感を共有するための工夫」
  • メンバーに共有できる範囲の情報共有を、今まで以上に強化
  • Slackで部内の状況を共有して「今日はなんだか忙しそうだな」という雰囲気を感じてもらう
  • メンバーに共有できる範囲の情報共有を、今まで以上に強化
  • Slackで部内の状況を共有して「今日はなんだか忙しそうだな」という雰囲気を感じてもらう

マネジメントに重要な「業務管理」と「メンバーとのコミュニケーション」に取り入れたい工夫

業務管理にはオンラインツールを活用。課長自らの働きかけも大事

ところで、マネジメントをする上で、メンバーの稼働状況はどのようにして把握していますか?

石田さん

部の方針として、始業と一日のスケジュール連絡を、Google ハングアウトで行うことを日課にしてます。

小宮山さん

私たちも、Slack上で始業・終業を報告、共有カレンダー上に勤務時間と居場所を記入することをルール化しています。

業務管理にはオンラインツールを活用。課長自らの働きかけも大事

タスクの進捗管理についてはいかがでしょうか? 各業務の重要度・優先度・段取りをメンバーとすり合わせるのに、工夫が必要になったのではないでしょうか。

小宮山さん

そうなんです。「締め切り日を明確に設定」「優先度を明確に指示」「締め切り前に進捗を報告」を徹底するようにしています。

案件を複数持っている場合、「昨日と状況が変わったから先にこっちを」など、必要な情報をきちんと明示するように気を付けています。先ほど臨場感の共有の話をしましたが、以前共有が足りず優先度が誤解されたことがあった反省からもきているんです。

進捗報告にはSlackやGoogleスプレッドシートを活用して、上司や他部署への共有も容易にできるようにしています。

そうなんです。「締め切り日を明確に設定」「優先度を明確に指示」「締め切り前に進捗を報告」を徹底するようにしています。

案件を複数持っている場合、「昨日と状況が変わったから先にこっちを」など、必要な情報をきちんと明示するように気を付けています。先ほど臨場感の共有の話をしましたが、以前共有が足りず優先度が誤解されたことがあった反省からもきているんです。

進捗報告にはSlackやGoogleスプレッドシートを活用して、上司や他部署への共有も容易にできるようにしています。

見えないからこそ、締め切り前に進捗を報告、という工夫なのですね。

小宮山さん

はい。例えば締め切りが迫っているのに何の報告も上がってこないという案件があれば、「あれってどうなってる?」とこちらから聞くようにしています。

繰り返していたら、最近では逆にメンバーの方からちゃんと報告を上げてくれるようになってきました。一人で細々と進めるのではなく、何か困ったらすぐに相談するような体制ができています。

はい。例えば締め切りが迫っているのに何の報告も上がってこないという案件があれば、「あれってどうなってる?」とこちらから聞くようにしています。

繰り返していたら、最近では逆にメンバーの方からちゃんと報告を上げてくれるようになってきました。一人で細々と進めるのではなく、何か困ったらすぐに相談するような体制ができています。

石田さん

素晴らしいですね。私には失敗談がありまして......。ある日「一人で仕事をしているような感覚になります」とメンバーに言われたんです。

小宮山さん

何があったんですか?

石田さん

オンラインでの商談だと、移動中の隙間時間がなくなりますよね。そうすると、今までその時間を使ってメンバーとしていた進捗確認や細かな指示出しができなくなっていたんです。

このように言われてすごく反省しました。それ以降は週の初めに業務の棚卸しや、週の終わりに来週へ向けた作戦会議を必ず実施するなどして、従来できていたことをオンラインで補うことに努めています。

オンラインでの商談だと、移動中の隙間時間がなくなりますよね。そうすると、今までその時間を使ってメンバーとしていた進捗確認や細かな指示出しができなくなっていたんです。

このように言われてすごく反省しました。それ以降は週の初めに業務の棚卸しや、週の終わりに来週へ向けた作戦会議を必ず実施するなどして、従来できていたことをオンラインで補うことに努めています。

石田さんと小宮山さんが取り入れた「業務を遂行・管理するための工夫」
  • 稼働状況はオンラインツールで共有
  • 「締め切り日を明確に設定」「優先度を明確に指示」「締め切り前に進捗を報告」を徹底
  • 進捗が見えないときは自分から様子を聞いてみる
  • なくなった移動中の隙間時間の諸連絡は、チャットの一方的な指示だけにならないようにこまめなオンラインミーティングで補う
  • 稼働状況はオンラインツールで共有
  • 「締め切り日を明確に設定」「優先度を明確に指示」「締め切り前に進捗を報告」を徹底
  • 進捗が見えないときは自分から様子を聞いてみる
  • なくなった移動中の隙間時間の諸連絡は、チャットの一方的な指示だけにならないようにこまめなオンラインミーティングで補う

雑談の機会を意識的に増やす

何気ない会話が減りがちな状況ですが、メンバーの悩みや相談にはどうやって乗っていますか?

石田さん

1対1のミーティングの機会を意識的に増やして、雑談も含めて話せるようにしています。このきっかけには、言われて反省もしつつうれしかった出来事がありまして……。

「最近石田さんとプライベートな話ができてない」と言われたんです。

私自身も「仕事に遊びがないな」と思っていた時期でした。雑談をしながらメンバーと信頼関係が醸成されるということって、あると思うんですよね。メンバー個々の状況に応じて1対1ミーティングの回数を調整したり、場合によっては直接会って会話するようにしています。

1対1のミーティングの機会を意識的に増やして、雑談も含めて話せるようにしています。このきっかけには、言われて反省もしつつうれしかった出来事がありまして……。

「最近石田さんとプライベートな話ができてない」と言われたんです。

私自身も「仕事に遊びがないな」と思っていた時期でした。雑談をしながらメンバーと信頼関係が醸成されるということって、あると思うんですよね。メンバー個々の状況に応じて1対1ミーティングの回数を調整したり、場合によっては直接会って会話するようにしています。

小宮山さん

私も1対1のミーティングを増やしました。あるミーティングで「最近話してないですね」という会話があったんですよね。

私も1対1のミーティングを増やしました。あるミーティングで「最近話してないですね」という会話があったんですよね。

それから話す機会を増やそうとしていたら、口癖が「いつでもSlackして」になりました。オフィスにいたころは、席にいるときにはいつでも話しかけてねと言っていたので、その代わりですね。

それから話す機会を増やそうとしていたら、口癖が「いつでもSlackして」になりました。オフィスにいたころは、席にいるときにはいつでも話しかけてねと言っていたので、その代わりですね。

雑談の機会を意識的に増やす

雑談の機会を意識的に増やす

勤怠連絡や雑談用チャンネルで伝えたり、パソコンから離れるときに「後で見るから入れておいてね」、会議の最後の「何か分からないことがあればSlackしてね」はもう決めゼリフみたいになっていて(笑)。

勤怠連絡や雑談用チャンネルで伝えたり、パソコンから離れるときに「後で見るから入れておいてね」、会議の最後の「何か分からないことがあればSlackしてね」はもう決めゼリフみたいになっていて(笑)。

そうやって話しかけやすい環境をつくりつつ、こちらからもこまめに話しかけるようにしています。

そうやって話しかけやすい環境をつくりつつ、こちらからもこまめに話しかけるようにしています。

石田さん

私たちも雑談できるチャンネルを使っています。

そこからアイデアが出て、オンラインゲーム大会をやっちゃいました。ゲーム好きなメンバーが多く、大型の案件受注のお祝いなどの機会に開催していた飲み会がなくなってしまった代わりに、家族も参加OKのオンラインゲーム大会を開催しようという話になりまして。大変盛り上がり、また第2回を近日開催することになりました(笑)。

その週はゲーム大会の日を目指して業務を頑張ってくれたメンバーもいたほどで、「息抜きって大事だな」と再確認しました。

私たちも雑談できるチャンネルを使っています。

そこからアイデアが出て、オンラインゲーム大会をやっちゃいました。ゲーム好きなメンバーが多く、大型の案件受注のお祝いなどの機会に開催していた飲み会がなくなってしまった代わりに、家族も参加OKのオンラインゲーム大会を開催しようという話になりまして。大変盛り上がり、また第2回を近日開催することになりました(笑)。

その週はゲーム大会の日を目指して業務を頑張ってくれたメンバーもいたほどで、「息抜きって大事だな」と再確認しました。

雑談の機会を意識的に増やす

小宮山さん

すごいですね!

石田さんと小宮山さんが取り入れた「雑談の機会を増やす工夫」
  • 1対1で話すミーティングを増やす
  • 「いつでも話を聞くよ」という姿勢を積極的に発信
  • 雑談のためのチャネルを活用する
  • メンバーの好みに合わせたレクリエーションを開催
  • 1対1で話すミーティングを増やす
  • 「いつでも話を聞くよ」という姿勢を積極的に発信
  • 雑談のためのチャネルを活用する
  • メンバーの好みに合わせたレクリエーションを開催

チームマネジメントの今後のスタイル。意識すべきことは変わらない。強いて言うなら大げさに実行

これからも、全員リモート、リモートと職場が混在、全員職場に集うなど、さまざまなシチュエーション下でのマネジメントをしていくことが想定されます。今後気を付けたいことや強化したいことを聞かせてください。

小宮山さん

課題の明確化や、情報共有を適切に素早くすること、メンバーの努力や結果に対してしっかり褒めたり改善点をこまめにフィードバックすること……これらはリモートでなくても、本来マネジメントとして意識すべき点だと思っています。

ですから、これらを実直に大げさなくらいにやっていきたいです。

課題の明確化や、情報共有を適切に素早くすること、メンバーの努力や結果に対してしっかり褒めたり改善点をこまめにフィードバックすること……これらはリモートでなくても、本来マネジメントとして意識すべき点だと思っています。

ですから、これらを実直に大げさなくらいにやっていきたいです。

石田さん

大げさ、同感です。オンラインや文字だと伝わりきらない場合もありますから、その点も意識しながら、失敗も成功も良いことも悪いことも、雑談でもなんでも、情報共有を私がハブになって上下関係なく徹底することで、業務効率やチームメンバーの士気向上につなげたいです。

大げさ、同感です。オンラインや文字だと伝わりきらない場合もありますから、その点も意識しながら、失敗も成功も良いことも悪いことも、雑談でもなんでも、情報共有を私がハブになって上下関係なく徹底することで、業務効率やチームメンバーの士気向上につなげたいです。

チームマネジメントの今後のスタイル。意識すべきことは変わらない。強いて言うなら大げさに実行

小宮山さん

それから、私の部門などは特にそうなのですが、リモートワークだといつも以上にアウトプットが分かりやすくないと評価が難しいです。

ですから、アウトプットの質向上のための指導や、アピールの機会を増やすことを、自分自身だけでなくチームメンバーにも意識してもらうように気を付けていきたいです。

それから、私の部門などは特にそうなのですが、リモートワークだといつも以上にアウトプットが分かりやすくないと評価が難しいです。

ですから、アウトプットの質向上のための指導や、アピールの機会を増やすことを、自分自身だけでなくチームメンバーにも意識してもらうように気を付けていきたいです。

石田さん

営業については、今後はオンライン営業とオフライン営業の両方をやっていくハイブリッド営業になっていくと思っています。いかに一回一回の現場訪問の重要性、効率を向上させるかという意味でも、オンラインをうまく使っていくかが重要なので、有効に使い分けていけるよう模索していきたいです。

(掲載日:2021年3月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部