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「社会を、まるごと良くしていこう。」ソフトバンクのブランドムービーに込められた思いとは?

6月22日に開催された第35回定時株主総会で、ソフトバンク株式会社の新しい「ブランドムービー」が発表されました。「デジタルツイン」をテーマに、ソフトバンクの未来の姿を表現した内容となっています。2分45秒の動画に込めた思いや制作時の裏話などを、担当した社員に聞いてきました。

ブランドムービーについて教えてくれた人

佐野さんK

ソフトバンク株式会社 ブランド推進室
佐野 稔

社会全体を最適化する。ソフトバンクのいまの思いをぎっしり詰めた動画

最初にブランドムービーがどんなものか、教えてください。

一言でいうと、企業のビジョンをさまざまなステークホルダーに伝えるための動画ですね。15秒や30秒のテレビCMとは違い、動画の尺が少し長いので、企業の姿勢をしっかりと表現することができるんです。当社の場合、最初にお披露目するのが株主総会ということもあり、ソフトバンクの未来の姿を真摯に伝える内容になっています。

今回のムービーで、最も表現したかったことはなんですか?

今年4月に社長に就任した宮川が「ソフトバンクは社会のデジタル化を推進して、社会全体を最適化していく企業である」というメッセージを発信しました。今回の動画では、その思いを取り入れ、ソフトバンクが目指す社会の姿を表現することに力を入れています。

渋谷

演出表現の要としたのは、社会の全体最適に不可欠な“デジタルツイン”という技術。デジタルツインは、リアル空間と対を成すバーチャル空間でAIを使ったさまざまなシミュレーションを行い、それをリアル空間に反映させることで社会課題の解決を目指すものです。

現在はごく一部でしか使われていませんが、ブランドムービーではデジタルツインが当たり前に使われている社会を表現しています。

動画では「社会を、まるごと良くしていこう。」というキャッチコピーが使われています。「まるごと」がとても印象的ですよね。

“部分的”ではなく“全体”を良くしていきたいという強い思いが込められていますし、動画の最後に入る「私たちは、世界に最も必要とされる会社になる」というメッセージにつながる言葉でもあります。

このキャッチコピーは、ブランドムービーの一番最初の企画から残っているもので、動画制作におけるコンセプトであり、軸のような存在でした。

必要とされる企業

動画を制作する中で、力を入れたことはありますか?

デジタルツインはバーチャルな世界のため映像化が難しく、安易に制作すると誤った表現になってしまう恐れがあります。そこでデジタルツインに詳しい社員にがっつりヒアリング。制作陣がデジタルツインをしっかりと理解してから動画制作に取り組みました。

すごく細かいので普通は気付かないと思うのですが、車がデータを受送信するシーンの演出などは細部までブラッシュアップしましたね。

車とデータ

もし、他に裏話があれば教えてください。

そうですね。今回の動画はデジタルツインと現実が融合した二重の世界を表現していますが、最初はその種明かしがもっと後半だったんですよね。

具体的に言うと、手を引いて交通事故を防ぐシーンで「実はデジタルツインだった」と種明かしする予定だったのですが「分からないよね?」という意見が多くて、冒頭から布石を打つ方向に変更しました。結果的に、より分かりやすくなったと思います。

双子とデジタルツイン

15秒からバーチャル世界との融合が表現されています。動画で確認する方はこちら

最後に、動画を見ていただく方たちにメッセージをお願いします。

ソフトバンク株式会社は通信会社のイメージが強いと思うのですが、デジタルを駆使して真剣に社会を良くしていこうとしている会社です。2分45秒のブランドムービーにはその思いが集約されているので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。

(掲載日:2021年7月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部

社会を、まるごと良くしていこう。

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