友だちや家族とのやり取りでかかせないスマホのコミュニケーションアプリ「LINE」。総務省が実施しているスマホ利用者への調査によると、「LINE」は全年代で9割以上の人が利用しているそうです。
トークなどの基本的な操作は普段から何気なく使えていると思いますが、LINEには意外に知られていない便利機能が数多くあるんです。そこで、オススメのLINE便利機能6選を紹介します。
LINEの便利機能6選
- 送り間違えたメッセージを取り消し「送信取消機能」
- 後で見返したいメッセージをピン留め「アナウンス」
- 気に入った写真やメッセージを保存でき、送信もできる「Keep」
- グループ通話でスマホ画面を共有できる「みんなで見る」
- 一足先に新機能を体験できる「LINE Labs」
- 「LINE」アイコンの長押しですぐQRコードリーダーや「LINE Pay」を起動
- ※
手順はiPhoneの場合を紹介しています。設定方法は機種やバージョンによって異なる場合があります。
①送り間違えたメッセージを取り消し「送信取消機能」
LINEのメッセージを送り間違えたことはありませんか? 送信後から24時間以内であれば、メッセージの取り消しができる「送信取消機能」があります。
- 取り消したいメッセージを長押し
- [送信取消]をタップ
- 送信取消を確認するメッセージが表示されるので[送信取消]をタップ
- 送信取消完了
送信取消ができるのはメッセージ、スタンプ、画像、動画、ボイスメッセージ、LINE MUSIC、URL、連絡先、位置情報、ファイルになります。取り消し後の復元はできないので注意。
②後で見返したいメッセージをピン留め「アナウンス」
友だちと日時や場所の約束をした場合など、控えておきたいメッセージをピン留めできる「アナウンス」という機能があります。
- ピン留めしたいメッセージを長押し
- [アナウンス]をタップ
- トークの上部に該当メッセージがピン留めされる
やり取りの相手に対し、最大5つまでピン留めができ、画面上部に表示されます。アナウンスは本人だけでなく、やり取りの相手にも表示されるので便利ですよ。
③気に入った写真やメッセージを保存でき、送信もできる「Keep」
やり取りしたメッセージや画像・動画など、残しておきたいデータを「Keep」という機能で保存できます。「Keep」は自分自身のメモ帳のようなイメージで、他の相手のトーク画面でKeepを呼び出し、保存しておいたデータを送ることもできます。
保存する手順
- 保存したいメッセージや画像の部分を長押し
- [Keep]をタップ
- 保存したいものを選択し、[保存]をタップ
- 保存完了
Keepは写真、動画、リンク(ウェブサイトなど)、テキスト、ファイルに分類され、最大1GBまで保存できます。また、50MBを超えるファイルは30日間のみ保管となりますので注意してください。
保存したKeepを確認・呼び出す手順
- 呼び出ししたいトーク画面で、メッセージ入力の左側にある「+」をタップ
- [Keep]をタップ
(続く)
- Keepから呼び出す情報を選択(複数選択可)
- [シェア]をタップ
- シェアしたいメッセージや画像が送信される
Keepを活用すると複数人にメッセージを一斉送信ができる
「Keepメモ」のトーク画面上で必要なメッセージを準備し、「転送」の機能を使うことで指定するメッセージや画像を同時に複数人に送ることができます。
- LINEのトークメニューで「Keep」と検索して表示される「Keepメモ」のトークルームを開く
- 「Keepメモ」のトークルームで一斉送信をしたいメッセージや画像などを送信する
- 送信したいメッセージを「転送」
(続く)
- 送信したい項目を選択(複数選択可)
- 「シェア」
- 転送したい相手をチェック(複数選択可)
- 選択画面内にある[転送]をタップ
- 一斉送信完了
送信された相手のトーク画面を見て送信されたかどうかを確認できます。
④グループ通話でスマホ画面を共有できる「みんなで見る」
スマホ画面を共有しながらグループ通話ができる「みんなで見る」という機能があります。写真を一緒に見たり、旅行の計画を立てるためにウェブサイトを一緒に見たりなど、画面を共有しながら会話すると盛り上がりますよ。
- ビデオ通話画面の右下にある▶マークをタップ
- [自分の画面]をタップ
<iPhoneの場合>
[ブロードキャストを開始]をタップし、真ん中のマークが赤く変わると画面共有が開始されます。[ブロードキャストを停止]をタップすると終了です。
<Androidの場合>
表示されるメッセージの[今すぐ開始]をタップし、画面内に表示された録画マークが■になると画面共有が開始されます。録画マーク■をタップすると終了です。
画面シェアの間はスマホに表示される全てが共有されます。通知設定などは事前に確認しましょう。
- ※
画像はiPhoneで撮影したものです。Androidの場合は表示が異なる場合があります。
⑤一足先に新機能を利用できる「LINE Labs」
リリース前の新機能が一足先に体験できる「LINE Labs」という機能があります。LINEホームから右上の[設定]→[LINE Labs]で新機能が表示されるのでぜひ活用してみてください。
- LINEホームの右上にある[設定]→[LINE Labs]
- 使いたい機能をオンに設定
現在公開されている内容は以下のようなものがあります。あくまでテスト機能のため、突然終了する場合もあるそうなので注意してください。
トークフォルダ | LINEのリスト画面で「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の4つのタブが表示され、カテゴリー分けすることができる。 |
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ミュートメッセージ | 相手に通知しないでメッセージを送ることが可能。早朝や夜遅い時間、または仕事中や授業中の友だちなど相手に気遣いながらやり取りができる。 |
⑥「LINE」アイコンの長押しですぐQRコードリーダーや「LINE Pay」が起動
最後に「LINEを交換したい」「LINE Payですぐ支払いたい」という場合、操作に戸惑うことってありませんか? 実はLINEアプリのどこにあるかを探すのではなく、スマホのホーム画面でLINEアプリのアイコンを長押しすると一瞬で操作ができます。
- スマホのホーム画面にある「LINE」アイコンを長押し
- [コード支払い]で「LINE Pay」、[QRコードリーダー]でLINEの相手のQRコードの読み取り画面や自身のマイQRコードを表示
- ※
画像はiPhoneで撮影したものです。Androidの場合は表示が異なる場合があります。
紹介した機能の中で「使ったことがない」「知らなかった」という内容があれば、ぜひ試していただき、まわりの家族や友だちにも紹介してあげてくださいね。
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(掲載日:2023年1月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部