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ビッグデータがもたらす医学・医療の変革! 日本医学会総会のソフトバンクブースで医療DXのソリューションを体験

ビッグデータがもたらす医学・医療の変革! 日本医学会総会のソフトバンクブースで医療DXのソリューションを体験

4月下旬、4年に1度開催される国内最大規模の医学分野の学術集会「日本医学会総会」が東京・丸の内と有楽町エリアで開催されました。東京国際フォーラムで行われた医療系の研究機関や大学などが参加する学術部門の展示会にソフトバンクも出展。展示ソリューションを体験してきました。

日本医学会総会

日本医学会が4年ごとに東京および関西、名古屋、福岡で開催する日本最大の医療コンベンション。さまざまな分野の医学・医療の研究者・従事者らが一堂に会し、重要課題について総合的な展示や議論が行われます。前回2019年の参加者は約29,000人。

第31回となる2023年は「ビッグデータが拓く未来の医学と医療〜豊かな人生100年時代を求めて~」をテーマに、主に医療従事者を対象にした「学術部門」と一般の方も参加可能な「一般部門」に分かれ、4月15〜23日の期間で開催されました。
日本医学会総会公式サイト

医療を取り巻く課題をDXで解決するソリューションが集合

①内線PHSの代替通信手段「sXGP」

これまで医療現場で多用されてきた内線PHSの代替として注目されているのが、PHSの後継となる通信サービス「sXGP」です。医療現場などに安定したプライベート通信網を構築し、医療機器への電波干渉を解消、安心安全な通信を実現しています。スマホとナースコールとの連携ができるだけでなく、外出先でも院内と同じ内線番号で電話が受けられるなどの利便性があります。

ナースコールがあると、ナースセンターなどにある固定電話とスタッフが持っているスマホに同時に通知される仕組み

患者さんが呼び出しボタンを押すと、スタッフステーションにあるナースコール親機と看護師が持つスマホへ同時に通知される仕組み

③アプリ不要! 誰でも簡単にビデオ通話ができる「Visual Talk(ビジュアルトーク)」

119番の通報者や救急隊、医療機関がスマホのカメラ映像を通して現場の状況をリアルタイムに共有し、スムーズな状況把握をする仕組みに活用されています。スマホにSMSでビデオ通話をするためのURLを送るだけですぐにビデオ通話が開始できるため、アプリの登録不要で誰でも簡単に利用ができます。

患者さんの状況確認をするためにドクターカーなどの現場と、救急救急の病院との連絡手段として、活用が始まっているそうです。

③アプリ不要!誰でも簡単にビデオ通話ができる「Visual Talk(ビジュアルトーク)」

③ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」

ちょっとした身体の不安をチャットで相談できたり、オンライン診療を受けられるヘルスケアアプリ「HELPO」。企業や自治体向け、個人向けにサービスを提供しています。企業・自治体向けの導入支援として、社員向けの禁煙チャレンジプログラムやウォーキングイベント、ダイエットプログラムをどのように展開していけば効果的なのかなどについて、関心を寄せる来場者の姿が見られました。

③ヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ」」

④LINE公式アカウントを活用。手軽な診療予約「Lスマート」

医療機関の診療予約がLINE上で完結できる「Lスマート」。利用者は「Lスマート」を導入している医療機関などのLINE公式アカウントを友だち追加することで、本機能を使用することが可能となります。変更・キャンセルにも対応していて、予約確定やリマインドの案内もLINE上のトーク画面に自動配信されます。普段LINEを使っているシニア層からも、操作になじみがあるため好評とのこと。診察にかかった費用もLスマート上で決済できるため、診察が終わったのに会計待ちでなかなか帰れない… といったことも無くなるそうです。

各種のお知らせがLINE上に届く。ボタンも大きくて分かりやすい

各種のお知らせがLINE上に届く。ボタンも大きくて分かりやすい

この他にも、東京大学とソフトバンクなどが取り組む新たな医療情報プラットフォームの提供に向け4月7日に設立したばかりの株式会社HEMILLIONS(へミリオンズ)の紹介コーナーなど、医療課題解決に向けた最新ソリューションの展示に多くの来場者が足をとめて聞き入っていました。

医療を取り巻く課題をDXで解決するソリューションが集合

その他のソフトバンクの医療関係ソリューションについて、こちらでご案内しています。

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(掲載日:2023年5月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部