Out of Homeの略称で、屋外に設置される広告を総称した名称。
電車やバス、駅、ビルなど街なかで見かける身近な広告
OOHとは、Out of Home(アウト・オブ・ホーム)の略称で、屋外広告や交通広告を指します。文字通り「家の外」で触れる広告であり、看板やポスターをはじめ大型ビジョンやアドトラックなどさまざまな形態であることが特徴です。また、インターネット広告と異なり特定の地域や駅だけに広告を設置するなど、エリアに根ざしたプロモーションが可能です。
OOHの一例
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バス車体の全面を使ったラッピング広告
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近年普及が進んだタクシー広告
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多彩な情報を放映する電車内広告
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ロードサイドなどに設置される野立て看板
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大型ビジョン広告は周辺ビルとも連動できるものも
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2021年に登場した3D広告。愛らしい猫の姿が話題に
2000年代には「DOOH(Digital Out of Home/デジタルOOH)」と呼ばれるデジタルサイネージを活用した広告も普及し、多様化が進んでいます。これによりさまざまな場所への導入が進み、クリニックや美容室、タクシーなどにも設置されるようになりました。さらに2010年代後半ごろからは、屋外広告の広告枠をネットワーク化して一元管理し、広告の買い付けや配信などを自動で行う「プログラマティックOOH/DOOH」と呼ばれるOOHも登場。デジタル技術の活用により、見ている人の属性や天候、場所などさまざまな条件にあわせて効率的に広告配信できることが特長です。
OOHの関連情報
(掲載日:2024年1月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部