SNSボタン
記事分割(js記載用)

ソフトバンクの「もう一つの顔」とは。課題解決のプロ集団、法人部門の強さの理由が書籍に

ソフトバンクの「もう一つの顔」とは。課題解決のプロ集団、法人部門の強さの理由が書籍に

ソフトバンクの法人部門について書かれた書籍『ソフトバンク もう一つの顔 成長をけん引する課題解決のプロ集団』が2024年4月に発売されました。発売後、丸善 丸の内本店の「ビジネス書」(2024年4月18日~24日集計分)、紀伊國屋書店 梅田本店の「社会」(2024年4月22~28日集計分)でそれぞれ週間ランキング1位に。

書籍発売の経緯や思いを聞きました。

法人部門の強さ、成長の秘密をひもとく

ソフトバンク もう一つの顔 成長をけん引する課題解決のプロ集団

『ソフトバンク もう一つの顔 成長をけん引する課題解決のプロ集団』。

約20年の歴史を持ち、企業や社会の課題解決を専門とするソフトバンクの法人部門について、取引先への取材やキーパーソンへのインタビュー、歴史や支援事例を含め、筆者の目線で法人部門の強さ、成長の秘密が描かれています(中村 建助著、日経BP)。

上野 邦彦(うえの・くにひこ)

ソフトバンク株式会社 法人統括 法人マーケティング本部 本部長

上野 邦彦(うえの・くにひこ)

2007年から法人事業の事業戦略・マーケティング業務を経て、2018年にインサイドセールスとB2Bマーケティング機能を有した本部を設立。大企業から中堅、中小企業向けのマーケティング全般を担当し、10万人以上が聴講する国内最大級のB2Bイベントの「SoftBank World」の企画、運営責任者。直販営業、代理店営業、カスタマーサクセスとも連携した営業・マーケティングプロセス構築にも携わり、現在に至る。

丹羽 みずき(にわ・みずき)

ソフトバンク株式会社 法人統括 法人マーケティング本部 コミュニケーション部 部長

丹羽 みずき(にわ・みずき)

2019年より、法人部門のマーケティング業務においてコミュニケーション領域を担当。現在は、PR・広告・ブランディング・ドキュメント制作・役員プレゼンテーション資料の制作を手がけている。

キーパーソンに届けるために。新しいプロモーション手法としての書籍

書籍を出すことになった経緯を聞かせてください。

上野 「私たちは、ソフトバンクの法人ビジネス全般におけるさまざまなマーケティング活動を統括しています。ソフトバンクといえば、コンシューマ事業のイメージが強く、多くのソリューションを扱う法人事業がお客さまにどんな価値を提供しているのかを一言で伝えるのが難しいというのが課題でした」

丹羽 「これまでに出版された『ソフトバンク』に関連する書籍は、多くが過去の実績や歴史がテーマになっていました。法人部門は社会課題解決のために、取引先の企業や自治体、パートナーと共に未来に向けての活動をしています。振り返るよりも、今取り組んでいることや、未来を知ってほしいと思ったことがきっかけです」

この書籍ではどんなことを伝えたいと考えましたか。

丹羽 「ビジネスパーソンを対象に『企業のDXを支援する会社』を調査したところ、ソフトバンクを想起する人はまだまだ少ないという結果が出ました。すでに取引のあるお客さまには認知いただいていますが、直接の接点がないビジネスパーソンの認知をどう上げていくか、を伝えるためにはどうすればいいか考えました」

上野 「『どうしたらDXのパートナーに選んでもらえるのか?』『ただ知るのではなくソフトバンクの法人部門の真の姿をより深く理解してもらうにはどうすればいいのか』。ターゲットである意思決定に携わるビジネスパーソンに確度高く届けられて、かつ、事業の中身についてもある程度時間をかけて理解してもらえるようなメディアとして書籍を選択しました。テレビCMのようなリーチ力が高いけど、短時間なメディアに対し、ビジネス書籍はリーチ力と理解してもらいやすさのバランスが取れたメディアだと考えました」

キーパーソンに届けるために。新しいプロモーション手法としての書籍

タイトルにもある「もう一つの顔」とは何なのですか?

上野 「『もう一つの顔』には2つの意味を持たせています。ソフトバンクと聞くと世の中で広く知られているのが個人向けのサービス。その『もう一つ』の事業である法人部門、という意味。また、ソフトバンクのイメージとして携帯電話などが想起されることが多いのですが、法人部門ではソリューション事業やDX推進といったビジネスもしています。そうした『もう一つ』の側面も持っているという意味を込めています」

ソフトバンクの「もう一つの顔」法人部門は課題解決のプロ集団

「もう一つの顔」である法人部門についてもう少し詳しく教えてください。

丹羽 「サブタイトルにも入っている『課題解決』。これが法人部門のキーワードだと思っています。日本テレコムを買収した2004年当初、法人部門はまだ赤字で、当初は固定電話事業のおとくラインなど商材も限定的で、通信コスト削減の提案がメインでした。徐々にスマートデバイスやクラウド、デジタルマーケティングなど商材のラインナップを増やしてきたことで、コスト削減や業務効率化だけでなく、お客さまのビジネスの成長を支援するような領域まで提案ができるようになりました。お客さまの抱える課題を起点に、われわれが持つソリューションを組み合わせて提案。提案して終わりではなく、営業とエンジニア、バックオフィス部門が連携して構築・運用し続けてもらうまでをワンストップで提供しています」

上野 「われわれは、世の中をより良くするため社会の課題を解決する事業に取り組んでいます。一つは携帯電話などのデバイスやネットワークなどを提供して、直接的に人々の生活をより豊かで快適なものにするアプローチ。もう一つは、世の中の企業やパートナーと一緒により良い環境を作っていく方法。これらの取り組みにより課題解決をしているのが法人部門です」

丹羽 「今回の書籍は、私たちが原稿を書いたわけではありません。ソフトバンクから提供した資料や、著者が独自に取材を行い、他社と比較して感じた特長や強み、差別化ポイントについて書かれています。私たちにとっては当たり前になっていることが、著者の目線で掘り下げられたことで面白くなっています」

上野 「ぜひ、読む前に『ソフトバンクってこんな会社だよね、あんな会社だよね』というイメージを持ってから読んでもらいたいです。いざ読んでみると、おそらく、こんなこともやっていたのか、というように皆さんがイメージしたソフトバンクとはかなり違う内容が盛り込まれていると思います。その意外性や認識のギャップなどを楽しんでほしいです」

ソフトバンクの「もう一つの顔」法人部門は課題解決のプロ集団

書籍を購入する

ソフトバンク ビジネスブログ

(掲載日:2024年5月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部