今話題のLLM、Qwen2.5-MaxをAlibaba Cloudで利用する方法

トップページから”Models”のページへ飛ぶと、モデル一覧のページが表示されます。
今回話題となっている、Qwen2.5-MaxはQwen-Max-2025-01-25というモデルなので、
Qwen-Max-2025-01-25の”View Details”ボタンを押下します。

“Try Now”ボタンはまだ押せない状態です。
“Try Now”ボタンをマウスオーバーすると、サービスを有効化するボタンが現れるので押下します。

今回有効化されるモデル一覧の画面が表示されます。
サービスアグリーメントに同意できましたら、
“Confirm activation to get free quota”ボタンを押下します。

なお、このタイミングでは課金は発生せず、
実際にサービスを利用したタイミングで課金されるかたちとなります。

そうすると、ChatGPTなどでもおなじみのチャット形式でのGUIが表示されます。
モデルなどもこの画面から選択可能です。

実際に質問してみた画面は以下の通りです。
なお、tempartureやtop_pといったような、回答にランダム性をいかにもたせるかといったような数値もこの画面から操作可能です。

Alibaba Cloud上での利用方法(API編)

Qwen2.5-MaxをAPIを利用するためには、まずAPI Keyの取得が必要です。

いくつか作成する方法がありますが、今回はModel選択画面の右上にある”My API Keys”ボタンを押下します。そうすると、新たに”View API Key”というウィンドウが開きますので、そこでCreate API Keyボタンを押下します。

ここで簡単な管理情報を入力することでAPI Keyの作成が可能です。
他の方法はドキュメントをご参照ください。

• API Key
  

API Keyは”sk-”から始まるものとなります。後ほど利用するのでコピーするなどしてください。

APIの利用方法は以下のドキュメントが参考になります。

• OpenAI Chat interface
  

こちらのドキュメント内の”Non-streaming output”に記載のサンプルコードをそのまま流用して今回はテストしてみます。
コピーして使えますが、’api_key’の変数に先ほどメモをしたAPI Keyを入力します。

今回はAlibaba Cloud ECS(Elastic Compute Service)上に構築したサーバーにスクリプトを配置して動かしてみます。

字が小さくて少し見づらいですが、正常に応答が来ていることがわかります。

まとめ

今回は、Alibaba Cloudが提供する最新の大規模言語モデル「Qwen2.5-Max」について、その概要とAlibaba Cloudからの利用方法を紹介しました。ブラウザ上のModel Studioで利用する方法と、APIで利用する方法の２つの方法を紹介しました。

かなり簡単にQwenを利用することが可能ですので、興味のある方はぜひご自身の環境で試してみてください！

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