ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。
「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。
2年ぶりに復活!伝統の竹馬大会
原町区の原町三小で39年間続く伝統の竹馬大会が2年ぶりに開かれ、全校児童約250人が参加しました。11月27日(火)は1・2年生が出場し、初めての竹馬に悪戦苦闘する児童の姿も。会場には保護者も駆けつけ、子どもたちの活躍に声援を送っていました。
撮影場所:福島県南相馬市
撮影日:2012年11月27日から29日
お花畑プロジェクト
東日本大震災の大津波で浸水した場所を東京のボランティアさんと一緒に大船渡の子どもたちが耕し、石やガラスの破片を一つ一つ取り除き畑を作りました。
その後、チューリップの球根を約3,000個とライ麦の種を植えました。
参加してくれた子どもたちは、約10人!
寒い中での作業でしたが、子どもたちは一生懸命に手伝ってくれました!
「春になったらたくさん咲くといいね!」
「綺麗なお花が見たいね!」
と嬉しそうな顔で話していました。
津波で海水につかった場所ですが、
来年の春、たくさんの花が咲いてくれることを願います!
撮影場所:岩手県大船渡市
撮影日:2012年11月23日から25日
高校生カフェ『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』
11月3日(土)、石巻市役所1階に一風変わったカフェがオープンしました。その名は『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』。
最大の特長は「高校生がつくっている」ということ。今年6月、地元高校生約40人が集まり、「商品開発」「空間づくり」「情報発信」「マネジメント」「イベント企画」などのチームに分かれ、お店の名前からコンセプト、メニュー、空間デザインに至るまで、すべてをゼロから作ってきました。
オープニングセレモニーでは、商品開発チームの袖永美梨さんが「まだ未完成のカフェだけれども、今日のオープンを通過点として、今後も発展させていきたい」と宣誓しました。
『いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)』という名前には、「どんな言葉でも入る=みんなの可能性や個性を大切に」、「枠にとらわれず、常に未完成であり変化し続けたい」といった意味が込められているそうです。オープン後も変化を続ける「 」(かぎかっこ)が、地域の中でどのように歩んでいくのか楽しみです。
情報提供:ピースボートセンターいしのまき
撮影場所:宮城県石巻市
撮影日:2012年11月3日
(掲載日:2012年12月10日)