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保育園児の花祭り 2013年6月 東日本大震災 被災地の今

ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。

「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。

「TOMOTRA in いわき」を開催

昨夏、東日本大震災の被災地の高校生を対象に米国への短期留学『TOMODACHIサマー2012 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム』が実施されました。

合計300名の高校生が参加し、カリフォルニア大学バークレー校でグローバルな視点で自らの人生を切り開く力と地域の復興に貢献していくための知識や経験を学びました。帰国後も高校生達はその経験を活かし、地元被災地に活気と変化をもたらすべく様々な取り組みを展開しています。

留学プログラムに参加した福島県いわき市の高校2年生の白岩春奈さんもその一人。

彼女は帰国後、震災で観光客が大幅に減ってしまった地元・いわき市を盛り上げたい、復興させたい!との思いから、同プログラムに参加した仲間約10人と共に『TOMOTRA in いわき~被災地の高校生企画~バスツアー2日間』を企画しました(主催:H.I.S.)。

5月25・26日に初のツアーが開催され、25名のお客さまが参加。企画を担当した高校生自らガイドを務め、お客さまと積極的にコミュニケーションをはかり、いわき市の魅力を余すことなく伝えていました。

今回のツアーが一過性のイベントで終わらぬよう反省会の開催やPR・活動報告を自分たちで行うなど、地元を盛り上げようと奮闘しています。

「TOMOTRA in いわき」を開催

高校生達が自ら綴る、TOMOTRA活動報告

撮影場所:福島県いわき市
撮影日:2013年5月

保育園児の花祭り

大船渡市盛町の盛保育園では、毎年、花祭りが開催されます。
花祭りはお釈迦さまの誕生日を祝う行事です。

冠を被った子どもたちは、近くの老人介護施設に行き、お年寄りたちにかわいらしいその姿を見てもらいました。

その後、盛町のお寺に向い、みんなそろって手を合わせました。

住職から、「天上天下唯我独尊」という言葉とその意味を聞き、「一人ひとり、命を大切にしてください」とのお話を聞き、頷きながら聞いている子も多かったです。

お釈迦さまが誕生したときに龍がその誕生を祝い甘い雨を降らせたという言い伝えがあります。

その様子を再現し、子どもたちは甘茶をいただきます。

「甘くておいしい!」という子や
「畳の味が・・・」という子もいました。

生きること、自分の存在、唯一無二の存在であること、震災を経験したこの子どもたちにとって命の尊さを学び、未来に向かって希望を持ち進んで行くための素晴らしい経験をすることができたと思います。

子どもたちの笑顔が明るい未来を運んでくれそうです。

保育園児の花祭り

保育園児の花祭り

撮影場所:岩手県大船渡市
撮影日:2013年5月

3.11 TOHOKU 応援はつづく ~忘れない、あの日を。つなげよう、未来へ。

「そのとき、つながるということ」 東日本大震災から10年、進化し続けるソフトバンクの災害対策

(掲載日:2013年6月10日)