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3.11から3年を迎えて ソフトバンクグループの東日本大震災被災地に対する継続的な活動

2011年3月11日の東日本大震災発生から、3年が経ちました。ソフトバンクグループは、「あの日を忘れない。今も、これからも。」というスローガンの下、現在もさまざまな活動を行っています。被災地の子どもたちを継続的に支援する「チャリティホワイト」や、被災地域の高校生を対象とした短期米国留学プログラム「TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」をはじめとする各種支援活動、そして被災地の現状を伝えるコンテンツの開設・運営など震災を風化させないための活動に取り組んでまいりました。ソフトバンクグループのこれまでの取り組みとこれからの活動についてお伝えします。

被災地の子どもたちへ継続的な寄付活動を

東日本大震災の被災地の子どもたちへの継続的な支援のため、ソフトバンクモバイル株式会社(以下「ソフトバンクモバイル」)は2011年8月から、ソフトバンクBB株式会社(以下「ソフトバンクBB」)は2012年12月から、月々のご利用料金と合わせて寄付ができる「チャリティホワイト」を開始しました。ご利用料金の他にお客さまから毎月10円の寄付をいただき、その10円にソフトバンクグループが拠出した10円を加えた計20円が、中央共同募金会とあしなが育英会を通じて、被災した子どもたちへの支援活動を行う団体に寄付されます。「チャリティホワイト」の申込件数は、2014年3月時点で185万件を突破し、中央共同募金会とあしなが育英会に寄付した金額は、ソフトバンクモバイルおよびソフトバンクBBの拠出金額と合わせ、累計4億3,150万円を超えました。

インターネットを活用した支援

ヤフー株式会社(以下「ヤフー」)では、復興支援の取り組みとして復興支援ポータルサイトを運営しています。復興支援ポータルサイトでは、復興支援に関する情報を発信するほか、被災地の特産品を生産者がインターネットで直接販売する「復興デパートメント」の運営や、売上がボランティア団体に寄付される「東日本大震災 チャリティオークション」の開催など、インターネットを活用した支援活動を実施しています。「東日本大震災 チャリティオークション」では、趣旨にご賛同いただいた多くの著名人からも出品していただき、合計落札金額は5億8,518万3,048円(2014年3月12日現在)となっています。

またソフトバンクモバイルは、震災の記憶を風化させないため、東日本大震災の被災地の復興状況を定期的に情報発信する取り組みを行っています。

被災地の未来を担う若い世代を支援

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、震災を乗り越え、夢に向かって一歩を踏み出そうとする高校生を応援するため、2012年から毎年「TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」を実施しています。本プログラムは、ソフトバンク 代表取締役社長 孫 正義の出身大学であるアメリカのカリフォルニア大学バークレー校で行われる3週間の集中コースに、岩手、宮城、福島の被災3県の高校生を無償で招待し、グローバルリーダーシップ・スキルとコミュニティー・サービスを学ぶ機会を提供するものです。

これまでに約400人が参加し、プログラムの一環であるホームステイやボランティア活動、アメリカの高校生との交流を通じて、自分たちの地域社会に貢献する方法を探求するとともに、リーダシップについて学びました。帰国後、参加した多くの生徒が被災地域の経済復興のため、観光客数の増加を目的とした独自の観光ツアーを企画するなど、プログラムで学んだことをそれぞれの地域社会に役立てようと活動しています。

震災の記憶を未来に残すために

株式会社河北新報社とヤフーの共催で、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残すことを目的に、宮城・三陸エリア(石巻市、女川町、南三陸町)を舞台にしたサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」を、2013年11月3日に開催しました。本イベントには、全国から1,300人以上の方が参加、津波の被害を受けた沿岸部を自転車で疾走しました。

また、スタートおよびゴール地点となった石巻市のメイン会場に設置されたソフトバンクブースでは、前述の「TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」に参加した石巻市在住の高校生が主体となり、自身の被災体験や夢をテーマとしたトークセッションなどが行われ、本イベントの参加者と交流を深めました。本イベントは今後も継続的な開催を予定しており、2014年度は9月14日(日)に開催します。

ソフトバンクグループでは、東日本大震災被災地の復興に向け、今後もさまざまな支援活動に取り組んでまいります。

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(掲載日:2014年3月19日)