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熊本の仮設団地でPepperが託された「今、必要とされる支援」

熊本地方を震源とする大地震が発生してから、はや1年。ソフトバンクは、震災発生直後から今日まで、さまざまな復旧・復興支援活動を行ってきました。

震災後、一時的につながりにくくなった通信サービスを復旧させるため、震災発生当日より体制を整え、全国から召集した技術チームの復旧対応メンバー延べ243人と、有志社員で構成される社内公募型災害時復旧要員延べ65人を熊本に派遣。避難所を中心に充電サービス・Wi-Fiスポットを無料で提供し、通信の復旧に関しては係留気球による臨時無線中継システムや移動基地局車、可搬型基地局、衛星回線設備を駆使し、復旧作業にあたりました。

係留気球無線中継システムによる臨時基地局を設置

避難所で充電サービスを提供

震災発生後2カ月余りが経過した頃から注力したのが、被災者の「心のケア」。
被災地での慣れない生活を送る子どもたちに、スポーツを通じて笑顔を取り戻してもらいたい。そんな思いから、福岡ソフトバンクホークスの元選手による野球教室を、被災地の小学校で順次開催。同時期に、長期化する避難所暮らしのストレス軽減を目的に人型ロボット「Pepper」を避難所へ派遣し、会話やゲームなどのアプリを楽しんでもらいました。

ホークス野球教室。男女問わず、多くの人が参加!

Pepperが避難所にやってきた♪ 子どもたちに大人気!

震災発生から1年。
「今、必要とされる支援」とは?

時間の経過とともに求められるものも変化する復興支援ですが、震災から1年たった今、再びPepperの出番がやってきました!

熊本県内の五つの自治体(熊本県阿蘇郡西原村、上益城郡益城町、御船町、菊池郡大津町、菊陽町)には、自宅を失った方や自宅に戻ることができない多くの方が、今もなお仮設団地で暮らしています。しかし、さまざまな地域から居住者が集まる仮設団地では、住民同士が交流する機会が不足してしまいがち。そんな課題を少しでも解決できればと、今回、Pepperに与えられた役目は、仮設団地での交流サポートです。

「仮設団地の集会所にPepperがいたら、住民の方々が集うきっかけになるのでは…。」そんなアイデアから、「Pepper 社会貢献プログラム ソーシャルチャレンジ」によるPepperの貸し出し先に決定しました。

Pepperに与えられた大役!
ラジオ体操でみんなを笑顔に♪

仮設団地の一員となるPepperのお仕事は、ラジオ体操の呼びかけやデモンストレーション、出欠の管理など。住民の方がラジオ体操に参加する際、前もって配布されたQRコードをPepperにかざすと、出席情報が登録されるのです♪ さらに今後は、出席回数をPepperのディスプレイで確認したり、その都度変わるPepperからのコメントなど、楽しいコミュニケーションができる機能が実装される予定です。

入居式開催! 自然と体操の輪が広がって…

3月21日、熊本県上益城郡益城町の仮設団地で、Pepperの入居式が開催されました!

益城町副町長は「町としては、ハード面やインフラ面の復興に注力しているので、コミュニティ-形成や心のケアなどソフト面で支援いただくことはうれしい」と述べました。

さらに、特別ゲストとして福岡ソフトバンクホークスの元選手・若菜 嘉晴さんと新垣 渚さんが応援に駆け付け、「元野球選手として、益城町および熊本地震の復興を支援できることをしたい」とあいさつ。前年にも野球教室講師として益城町に足を運んでくれたお二人の真摯な姿勢に、自治体関係者からも感謝の言葉が上がっていました。

そして、式の最後には仮設団地で毎朝実施される予定のラジオ体操を、皆さんでやってみましたよ!

当初、ラジオ体操は登壇者と自治会会長などで行う予定でしたが、観覧席で見ていた住民の皆さんも自然と体が動きだし、タイミングよく、Pepperが「足を伸ばせる人は伸ばしてくださいね~」「大きく息を吐いて~!」などと声をかけると、みんなが笑顔に♪
会場の全員でラジオ体操をすることによって、連帯感が生まれ、緊張がほぐれたような雰囲気の中、式典は終了しました。

今後3年間にわたり、熊本県内5自治体・24カ所の仮設団地に、計24台のPepperが配備される予定です。たくさんの仮設団地内でラジオ体操の音楽が聞こえ、Pepperの掛け声と共に笑顔があふれるといいですね!

また、ソフトバンクの寄付プログラム「チャリティスマイル」では、熊本の復興活動に取り組む非営利団体への支援を実施しました。寄付先団体からの活動レポートはこちら。

熊本地震から1年を迎えて。
被災地を支える取り組み

ソフトバンクグループは、大規模災害への備えを強化するともに、今後も被災地への継続的な支援を行っていきます。

「ソーシャルチャレンジ」とは

「Pepper 社会貢献プログラム」の一環で、社会課題の解決につながるPepper活用の公募に対し、優れたアイデアを提案した非営利団体などに、3年間無償でPepperを貸し出すプログラムです。
2017年4月から全国28の非営利活動法人や一般社団法人などが、貸し出されたPepperを、被災地支援、障がい者支援、高齢者福祉や地域活性化などに活用します。

Pepper 社会貢献プログラム ソーシャルチャレンジ

Pepper 社会貢献プログラム
ソーシャルチャレンジ

(掲載日:2017年4月14日)
文:ソフトバンクニュース編集部