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MIMO(マイモ)ってなんだろう? まいもちゃんが調べてきました

9月13日に行われた「“ソフトバンク”の新サービスに関する発表会」で何度も出てきた「MIMO(マイモ)」というキーワード。今回、編集部からのお願いで新人タレントの川添まいもちゃんに調べてきてもらいました♪

発表会でまいも、まいも…と連呼されてドキドキしました

まいも「はじめまして。川添まいもです」

野田「え! 本当に”まいも”って名前なんですか?」

まいも「そうなんです!! “まいも”って呼んでください」

野田「技術の担当をしている野田です。よろしくお願いします」

まいも「実はソフトバンクニュースの編集部さんから、とりあえず発表会を見てきてください、って言われて…」

野田「雑ですね(笑)ご覧になって、どうでしたか?」

まいも「野田さんが発表されている時、“まいも”、“まいも”、“まいも”と連呼されてドキドキしちゃいました(笑)」

野田「川添さんのことを呼んだわけではないんですけどね(苦笑)」

まいも「“まいも”って呼んでくださいね (`・ω・´) キリッ」

野田「失礼しました(笑)。私が、発表会で説明したMIMO(マイモ)は5Gの有力な要素技術で…」

まいも「え…ふぁいぶじー(5G)…?」

野田「おっと、まずはそこから説明しないといけないんですね…」

まいも「お願いします!」

野田「まいもさんはスマホを使っていますか?」

まいも「はい! iPhoneを使っています」

野田「スマホでどんなことをしてますか? 例えば動画を見たりとか…」

まいも「動画はよく見ますね。テレビはほとんど見ないので、SNSで情報を探したりすることも多いです」

野田「まいもさんのように、今はたくさんの人が動画を見たり、SNSに投稿するようになって、データ通信のトラフィックも相当増えているんです」

まいも「トラフィック?」

野田「インターネットで検索したり、動画や画像を送ったりするときのデータ量のことです」

まいも「へぇ~」

野田「ここ数年、スマホでインターネット上の高音質の音楽、高画質な映画などのコンテンツを楽しむ方が増えていて、トラフィックが年々増加しているんです。そこで今取り組んでいるのが、超高速かつ大容量の通信ができる“5G”なんですね。ちなみに今の通信技術は”4G”です」

まいも「あ! スマホの左上に表示されている“よんじー(4G)”の4が5になるってことですね?」

野田「えっと、だいたい…そんな感じですね(苦笑)」

まいもメモ①「都心部、時間帯によってデータ通信がめっちゃ増えてる!」

モバイル技術統括 モバイルネットワーク本部 本部長 野田真

モバイル技術統括 モバイルネットワーク本部 本部長 野田真

野田「まいもさんはイベントやコンサートなどに行ったりしますか?」

まいも「この前友だちとサッカーを観に行ってきました。その時にトイレに行ったら友だちとはぐれてしまって…」

野田「“まいも”が“まいご(迷子)”になっちゃったんですね」

まいも「友だちに連絡をしようとしたら、つながらなくてイライラしちゃって」

野田「スタジアムやイベントのように、たくさんの人が集まって、同時に通信しようとすると、一カ所で通信可能な容量を超えてしまって、電波は良くても通信速度が遅くなったりするんです。これは都心のターミナル駅などでも同じことが起きることがあるんです」

まいも「確かにつながりにくいときがあります! ホント困るんですよね~」

野田「もちろん、われわれも基地局を増やして、容量を拡大しているんですが、都市部では既にたくさんの基地局があって、増やしすぎると基地局同士が干渉し合い、逆につながりにくくなってしまうこともあるんですよ」

まいもメモ②「たくさんの人が集まる場所でも低速化しない技術がMIMO!」

野田「そこで去年から全国の主要駅周辺や繁華街、競技場、イベント会場などで、混雑しても速度が遅くならないように『Massive MIMO(マッシブ マイモ)』という技術を導入しているんです」

まいも「ここで”まいも”が活躍するんですね!!!」

野田「今年の夏に横浜であるイベントがあったんですけど、会場の一つである横浜スタジアムでこのMassive MIMOの技術を使って対策をしたところ、ソフトバンクがつながりやすいという声をもらったり、第三者機関の調査でも一番通信速度が速いという結果になりました」

まいも「へぇ~ そうなんですか。“まいも”のおかげですね」

野田「今年の夏に横浜であるイベントがあったんですけど、会場の一つである横浜スタジアムでこのMassive MIMOの技術を使って対策をしたところ、ソフトバンクがつながりやすいという声をもらったり、第三者機関の調査でも一番通信速度が速いという結果になりました」

まいも「へぇ~ そうなんですか。“まいも”のおかげですね」

野田「そうですね(笑)Massive MIMOのおかげですね」

まいも「さすが、“まいも”♪ 何がスゴイんですか?」

野田「Massive MIMOという技術は、去年からソフトバンクが世界初でサービスを開始したんですけど、超高速で大容量の通信ができる次世代の通信方式 5Gの有力な要素技術のひとつとされているんです。基地局のアンテナの数を増やしたり、電波の届く範囲を狙った方向に集中して発射する技術などの開発によって、一人一人に専用の電波を割り当てることができるようになりました」

まいも「そうなんですね」

野田「本当に分かりました?」

まいも「分かりません!(笑)」

野田「じゃあ、このイラストを見てもらうとイメージしやすいかもしれないです」

野田「例えば、道路が電波、車がお客さまのデータパケットとしますね。従来の方式だと、1つの道路にたくさんの車が走るようなものなんです。狭い道路にたくさんの車が走ると、何が起きますか?」

まいも「渋滞?」

野田「正解です! では、車1台1台に専用の道路を割り当てたらどうでしょう?」

まいも「サクサク走れますね」

野田「そうなんです。Massive MIMOは車ごとに専用道路を用意するような技術なんです。渋滞がなく、快適に走れるようになる。つまり、たくさんの人が同時に通信しても、低速化せずに利用できるんです」

まいも「MIMOってスゴイんですね☆」

まいもメモ③「MIMOがさらに進化するんだって!」

まいも「MIMOのおかげで、混雑していてももう大丈夫ってことなんですね♪」

野田「確かにこれまでに比べると改善しているんですが、先ほども話した通り、都心部や時間帯によっては、想像以上にトラフィックが増えているんです。まだまだ技術を改善していかないといけません」

まいも「そうなんですね。大変そう…」

野田「そこで今回新たに4つのMIMO技術を入れることにしました。動画があるので、そちらで見ましょうか」

まいも「はい! お願いします」

まいも「これ、最初に見たほうが分かりやすかったかも」

野田「先ほど説明したMassive MIMOの容量が1.5倍に増える『Massive MIMO 2.0』のほか、複数の基地局からの電波を利用し、低速化を防ぐ『Distributed MIMO』、従来1レイヤーだった基地局からの電波を最大4レイヤーにすることで下り通信を快適化する『MultiUser MIMO』、MultiUser MIMOの技術を応用し、上り通信も快適化する『UL MultiUser MIMO』と4つのMIMOの技術によって、超高速で大容量の通信を実現できるようになるんです!」

まいも「スゴいんですね。聞き慣れない言葉だらけで頭が痛くなってきました…」

野田「難しいことはさておき、4つのMIMOのおかげで、まいもさんもこれからますます快適にスマホが利用できる! ということだけ覚えておいていただければと」

まいも「“まいも”のおかげ♪」

野田「ちなみに、東名阪から9月22日より開始します」

まいも「もうすぐですね」

野田「まいもさんも人が多い場所でも動画がサクサク見られるか、試してみてくださいね」

野田「ちなみに、東名阪から9月22日より開始します」

まいも「もうすぐですね」

野田「まいもさんも人が多い場所でも動画がサクサク見られるか、試してみてくださいね」

まいも「でも動画を見すぎるとパケット代も気になりますね…」

野田「そこは『ウルトラギガモンスター』にしていただいて…」

まいも「さすが! 抜かりないですね(笑)今日は、分かりやすく教えていただいて、ありがとうございました。まいももMIMOのように進化できるようにがんばります!」

MIMOをもっと詳しく知りたいと思った方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

5GやMIMOについて詳しくはこちら

最初は難しい内容かと思いましたが、野田さんの説明を聞いて、MIMOという技術がスゴイ!! と思いました。これでたくさんの人がいる場所でもつながりやすく、安心して使えますね。

<プロフィール>
川添 まいも
1998年5月24日生まれ。栃木県出身。趣味は、運動全般と歌うこと。InstagramなどSNSでは中高生から多数フォローされ、インフルエンサーとして活動中。

(掲載日:2017年9月20日)
文:ソフトバンクニュース編集部