スマホのバッテリー消費量を節約する10の方法

バッテリーの持ち時間は、スマホを使ううえでの重要な要素の一つ。

外出中に、「充電し忘れた」「モバイルバッテリーを忘れた」など、どうしてもバッテリーを節約したくなるときってありますよね？

そんなときに役に立つ、スマホのバッテリー消費量を節約する方法をご紹介します。

バッテリー消費量の節約方法をチェックしましょう

バッテリー消費量を節約する方法をまとめました。手順はiPhoneの場合を紹介しています。

• ※
  設定方法は機種やバージョンによって異なる場合があります。

1. 画面の明るさを下げる
2. 低電力モードにする
3. 機内モードにする
4. Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信をオフにする
5. 使っていない起動しているアプリを終了する
6. 起動していないアプリのバックグラウンド更新をオフにする
7. アプリの自動ダウンロードをオフにする
8. 各アプリで不要なプッシュ通知をオフにする
9. プッシュメールをオフにする
10. 位置情報をオフにする

① 画面の明るさを下げる

画面の明るさを上げるとバッテリーを消費します。

1. ホーム画面から「設定」 → 「画面表示と明るさ」
2. 見える範囲で現在より暗めに設定

② 低電力モードにする

メールの自動受信やアプリの自動更新がオフに切り替わるほか、自動ロックまでの時間が設定より短くなるなど、消費電力を大幅に抑えることができるモードです。また、5G対応機種の場合は4Gのみの通信になります。

1. ホーム画面から「設定」 → 「バッテリー」
2. 「低電力モード」を「オン」に

③ 機内モードにする

通信、Wi-Fi、Bluetooth、GPSは停止することができます。特に、携帯の電波は常に電波を探そうとするため、通信が安定しない場合、出力を上げることでバッテリーの消費が大きくなります。電波が不安定な場合や通信を使用しない場合に使うと節約につながります。

• ※
  機内モードをオフにすると、モバイルデータ通信が利用できないため、緊急地震速報や緊急速報メールを受信できなくなりますので、ご注意ください。

1. ホーム画面から「設定」
2. 「機内モード」を「オン」に

④ Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信をオフにする

「機内モード」にできない場合はWi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信それぞれを個別でオフにすることもできます。

1. ホーム画面から「設定」
2. オフにしたい項目を選択
3. 項目を「オフ」

• ※
  モバイルデータ通信をオフにすると、緊急地震速報や緊急速報メールを受信できませんのでご注意ください。

⑤ 使っていないアプリを終了する

以前開いたアプリは操作していない場合でも裏側で起動していて、使わないアプリは終了することができます。ただし、よく使うアプリまで終了すると、起動時にバッテリー消費が伴うため、注意してください。

ホームボタンがある場合、ない場合で操作手順が変わります。

• ホームボタンがある場合（iPhone SEなど）
  

  1. 画面下［ホームボタン］をすばやく2回押す → アプリが複数表示
  2. 左右でスクロールさせ、終了させたいアプリ画面を押したまま上にスワイプ
  3. 横一列からアプリが消えたら完了
  4. ［ホームボタン］を押すとホーム画面に戻る

• ホームボタンがない場合（iPhone 13など）
  

  1. 画面下から中央にスワイプさせ、指を離さずに止める →横一列に起動中のアプリが表示
  2. 左右でスクロールさせ、終了させたいアプリ画面を押したまま上にスワイプ
  3. 横一列に並んだアプリの上下余白をタップ →ホーム画面に戻る

⑥ 起動していないアプリのバックグラウンド更新をオフにする

アプリは裏側で勝手に通信するため、普段使っていないアプリの自動更新はオフにしたほうがよいでしょう。

1. ホーム画面の「設定」 → 「一般」 → 「Appのバックグラウンド更新」
2. 該当の項目を「オフ」に

• 全てのバックグラウンド更新を停止する場合
  

  「Appのバックグラウンド更新」を「オフ」に

• Appによってバックグラウンド更新を停止する場合
  

  停止するアプリを「オフ」に

⑦ アプリの自動ダウンロードをオフにする

アプリは最新バージョンを自動でダウンロードする機能があります。通信を節約することで消耗を防ぎます。

1. ホーム画面の「設定」 → 「App Store」 → 「Appのアップデート」
2. 項目を「オフ」に

⑧ 各アプリで不要なプッシュ通知をオフにする

さまざまな更新をリアルタイムで確認できるプッシュ通知ですが、数個だけでは影響ないものの、何百個と通知が届くとバッテリーの減りが早くなります。通知が不要なものを選び、プッシュ通知を限定しましょう。

1. ホーム画面の「設定」 → 「通知」
2. 通知を表示させないアプリを選択
3. 「通知を許可」を「オフ」に

⑨ プッシュメールをオフにする

いつでもメールサーバーから通知を受け取れる状態を続けるため、バッテリーの消費につながります。必要な時にメール受信をする「手動」の方が消費を抑えることができます。

1. ホーム画面の「設定」 → 下にスクロールして「メール」→「アカウント」を選択^※
2. 下段「データの取得方法」 → 変更するアカウント（メール設定）を選択
3. 「プッシュ」を「手動」に

• ※
  一部OSによっては「アカウントとパスワード」→最下段「データ取得方法」から設定を変更できる場合があります。

⑩ 位置情報をオフにする

写真を撮った場合は撮影場所の記録や、地図アプリをみる場合は現在地の確認など位置情報は必要に応じて通信を行います。位置情報の取得が不要であればオフにしましょう。

1. ホーム画面の「設定」 → 「プライバシー」
2. 「位置情報サービス」→「位置情報サービス」を「オフ」に

上手くバッテリーを節約しながら、スマホを使いこなしてくださいね。

（掲載日：2018年9月7日、更新日：2022年7月1日）
文：ソフトバンクニュース編集部

災害対策の関連記事

防災関連記事を
チェックする

災害ケース別の
防災行動を学ぶ