最近、疲れ目などの症状が出る「VDT症候群※」になる人が増えているそうです。一番の原因はパソコンやスマホの長時間利用。でも、パソコンやスマホを使わない生活は現実的に難しいですよね…。そこで、深刻なVDT症候群にならないために意識したいこと、目の疲れを緩和する方法を保健師の方に教えてもらったのでご紹介します。
-
- ※VDT(Visual Display Terminals)症候群:パソコン、スマホ、タブレットなどのディスプレイを使った長時間の作業により目が疲れたり、肩が凝ったりする病気の総称。IT普及に伴って患者数も増加しており、IT眼症とも呼ばれています。
保健師に聞いた、手軽にできるVDT症候群対策
VDT症候群になる人が増えているって本当ですか?
パソコンやスマホの画面を1日中見ているという人も珍しくない時代ですし、VDT症候群になる人も確実に増えていますね。自分では気付いていない人も多いと思います。
セルフチェックってできますか?
本当は病院などで検査をすることをおすすめしたいですが、こちらの項目がいくつも当てはまる方は要注意です。
- パソコンやスマホを長時間使う
- メガネやコンタクトレンズを使っている
- 目の疲れを感じる
- 目が痛い
- 目が乾く
- 視界がかすんだり、ぼやけて見える
- 首や肩のこりがひどい
すぐにできる予防法ってありますか?
まず、パソコンやスマホは顔から40cmくらい離して使うこと。パソコン作業などは1時間ごとに休憩を入れるようにしましょう。休憩のときは肩を回したり、首をゆっくり倒したり、軽くツボを押すと効果的です。
本当は目を温めるのもおすすめなのですが、学校や会社ではしにくいですよね。あと手軽にできるのは、目が乾かないようにまばたきを増やすこと。目薬をさすのもいいですね。
これくらいならできそうな気がします!
あとは、しっかり睡眠をとることやバランスの良い食事も目の健康維持につながると言われています。もちろん目だけでなく身体の健康のためにもなりますので、日頃から気をつけたいですね。
「最近目が疲れるな…」という方はぜひ試してみてください。改善しなければ病院へ。大切な目をお大事に!
(掲載日:2018年10月9日)
文:ソフトバンクニュース編集部