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【③総まとめ編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)

【③総まとめ編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)

友だちや家族との旅の思い出写真をスマホできれいに撮って残したい! というきっかけから、プロカメラマンの神崎洋治さんに、北海道の十勝・帯広を舞台として旅行先での写真撮影のテクニックを解説してもらいました。3回連載の最後は「総まとめ編」です。

第1回「人物と風景編」と第2回「食べ物編」を見ていないという方はぜひチェックしてくださいね。

神崎 洋治(こうざき ようじ)

神崎洋治(こうざきようじ) テクニカルライター兼コンサルタント

Google Pixel™ 3 XLを使って、1泊2日で北海道の十勝・帯広に撮影に行ってきました。最後は『総まとめ編』として、第1回と第2回で紹介したテクニックを使って、いろんなスポットを撮っていきます。」

  • 本記事では撮影をした写真をそのまま掲載するようにしていますが、記事の構成上一部加工をおこなっています。

「総まとめ編」の目次はこちら!

マイナス10度で凍った糠平湖の広大さを撮ろう

糠平湖

十勝にある糠平湖(ぬかびらこ)。凍った湖の中に閉じ込められた気泡「アイスバブル」が見られると聞いて、行ってみることにしました。

糠平湖

この日の気温はマイナス10度。雪がかぶっていて、どこから湖の氷上なのかが分かりませんが、とても広大です。ここでは、なるべく先が見えるように写真を撮りました。

糠平湖

歩いていると大きな段差を発見。雪の間にできた巨大な割れ目をのぞいて見るとそこには氷の世界が。そのダイナミックな光景と人物を構図に入れて、下から撮影しました。

糠平湖

ところどころ雪からのぞく氷は青がとてもきれいで印象的。氷の青が背景に入るように2人を撮りました。

アングルを意識して、神秘的な自然現象「アイスバブル」を撮る

糠平湖のアイスバブル

糠平湖の氷上でついに「アイスバブル」を発見。氷の中にたくさんの気泡が閉じ込められていて時が止まっているかようです。しかし、アイスバブルをアップで撮った場合、湖の上であることが分かりにくいため、女性の2人にも入ってもらい、アングルを変えて2パターン撮ります。

糠平湖のアイスバブルとローアングルで撮影

1枚目がローアングルで撮った写真。構図としてはアイスバブルを手前にアップで配置し、目線の先に二人がいて、表情が見えるように誘導しています。氷の上にいることもひと目でわかると思います。

糠平湖のアイスバブルとハイアングルで撮影

2枚目はハイアングルで撮った写真です。雪が積もっている中に、氷が見える部分があって、そこに気泡が閉じ込められていることを対角線の構図で撮っています。糠平湖だからこそ見ることができる現象です。

湖の上でポージング・構図をおさらい

アイスバブルを堪能したところでポージング・構図のおさらいをしてみましょう。

ポージングを意識する

大雪原をバックに撮った人物写真です。第1回でも解説した、スタイル良く、小顔に撮るテクニックをおさらいします。

ポージング

最初の①はハイアングルで2人を撮影しました。人が頭でっかちになり、足が短くコミカルに見えてしまうのが特徴です。②はアングルをモデルの目線の高さまで下げています。普通に旅行写真を撮るとこういう感じの写真が多いのではないでしょうか。

ポージング

③はアングルをさらに下げてローアングルで撮影しました。お互いが向くように身体を傾け、スマートに見えるようにだけポージングをしてもらいました。②と③だけでも写真に違いがで出ています。最後に④では脚を前に伸ばして、甲を伸ばすことで脚が長く、身長が高くなるポージングです。相対的に小顔に見えますね。

ポートレートモードを使う

CMの1カットのような写真を撮るためにあえてカメラ目線ではない写真を撮りました。ポートレートモードを使って背景をぼかすと、人の表情がひきたちます。

ポートレートモード

首元に両手をもっていき、大雪原の冬の厳しさを表現に加えました。

ポートレートモード

顔の向きだけ真正面を向いて、振り返るような目線の笑顔を撮りました。寒さの中でも楽しそうな瞬間を意識しています。

実はこの3枚すべて三分割構図を使っています。背景のスペースに奥行きと北海道の広さが感じられると思います。余白に縦文字でシンプルな一行キャッチコピーも入れられて、そうなると広告のポスターみたいでしょう? そんなイメージでシャッターを押しています。

構図で工夫する

その三分割構図のおさらいです。写真の魅力を変える「構図」、旅行写真ですぐに試せます。

日の丸構図

国旗の日の丸のように、モデルを写真の真ん中で撮った写真「日の丸構図」です。目線でのアングルです。

三分割構図

上下左右を三分割した線を引き、その交点4カ所いずれかの近くに被写体を置く「三分割構図」です。

この湖の近くは「ぬかびら源泉郷」と言い、さまざまな温泉やスキー場もあるようです。季節が変わると景色も一変するそうですが、興味のある方はぜひオススメしたい場所ですね。

北海道 十勝・帯広オススメスポット④「糠平湖」

糠平湖

昭和30年にダム建設によって作られた人造湖です。冬季(12月下旬~3月上旬)は糠平湖の湖面が凍るため、氷の湖面を歩くことができ、わかさぎ釣りを楽しむことができます。

【住所】
上士幌町字ぬかびら源泉郷
(駐車場から森の中に入り、湖に向かって10~15分歩く)

北海道 上士幌町「糠平湖」

番外編:撮影場所周辺のこんなスポットにも行ってみました

十勝・帯広にはオススメの場所がたくさんあるのですが、番外編として撮影場所の周辺にあるスポットを2つ紹介します。もちろん今までの撮影テクニックで撮れる写真ですよ。

ギネスブックに載った全長400mの超なが~いベンチ!

緑ヶ丘公園グリーンパーク

緑ヶ丘公園グリーンパークという場所です。実は見てのとおり、全長400mのベンチがあるんです。これはかつて世界最長のベンチとしてギネスブックにも載ったそう。

ベンチで撮影

ベンチで撮影してみます。ポージングと構図を使って、長いベンチを斜め対角線に配置し長さを強調します。モデルの2人には縮こまらずに、脚を伸ばしてもらいスタイルよく撮っています。

ベンチで撮影

このテクニックをもとに、実際にモデルの2人同士が撮った写真です。
どこかのドラマのシーンで登場しそうな写真に見えませんか?

北海道 十勝・帯広オススメスポット⑤「緑ヶ丘公園グリーンパーク」

緑ヶ丘公園グリーンパーク

帯広市を代表する、50.5ヘクタールの広大な敷地の総合公園です。百年記念館や美術館などの文化施設があるほか、ユニークな遊具がそろう「児童遊園」、パークゴルフ場・テニス場、記念碑や文化財などもあります。園路も充実しており、散歩やジョギングにも適しているそう。第4次「北の造園遺産」にも認定されています。

【住所】
北海道帯広市緑ケ丘2

帯広市ホームページ:緑ヶ丘公園

撮影当日に生まれたばかりの乳牛に出会う!? 十勝の牧場を見学

十勝の牧場を見学

北海道といえば「牧場」ということで、とある牧場にお伺いしました。一般の方を対象とした見学は衛生管理などの問題からできないことが多いのですが、担当者立ち会いのもと、今回特別に取材させていただくことになりました。

十勝の牧場を見学

牧場には数百頭もの乳牛がいるのですが、子どもの牛もたくさん。奥行きが見えるようにたくさんの牛が写るように撮影しています。

十勝の牧場を見学

たくさんの乳牛の中に、ちょうど取材日の朝に生まれた2頭の子牛がいるとのことで会いにいきました。じっとしていて、優しい瞳がとてもかわいいですね。
ここではモデルの2人に撮影してもらいましょう。

2頭の子牛

左側の子牛は全体を、右側の子牛は顔をアップにしてインパクトをつけています。

乳牛と一緒に撮影

乳牛と一緒に撮影

最後に乳牛と一緒に撮影してみました。乳牛と近い位置になるようにギリギリの位置で撮影しました。旅行の写真はこういったなかなか体験できない瞬間も残しておきたいですよね。

手前に被写体を入れた構図

背景だけでなく、手前に被写体を入れた構図で撮るのも楽しいですよ。

乳牛の搾乳作業

取材の最後に、毎日2回ある乳牛の搾乳作業を見せてもらいました。驚くことに牛たちは自主的に順番に搾乳場の各レーンに入ってきて担当者が機械をつけて自動で搾乳します。搾乳が終わると機械が自動で外れる仕組みなんです。搾乳されたミルクはバターや牛乳になるそう。

総括:スマホでも一眼レフに近い写真は撮れる!

総括:スマホでも一眼レフに近い写真は撮れる!

3回にわたって解説した、スマホで旅行写真を美しく撮るテクニックはいかがでしたか?
私は仕事でも一眼レフとスマホを使い分けています。スマホでもポイントを抑えておくだけで感動するようなきれいな写真が撮れます。
特に、スマホの良いところはいつでもサッと出して気軽に写真が撮れるところ。旅行の写真が上達するコツはまずは楽しんで撮ること。今回紹介できなかった写真もたくさんありますが、まずはこの記事を参考に、皆さんも楽しみながら写真をたくさん撮って旅の思い出を残してくださいね。

Google Pixel 3」「Google Pixel 3 XL」は一眼レフカメラのように撮影できる機能がたくさん!

今回解説の中では紹介できていませんが、Google Pixel 3のカメラには簡単にきれいな写真が撮れてしまう機能が満載です。撮影で使った機能を紹介します。

約1.8倍広く撮影できる「グループ自撮りモード」

約1.8倍広く撮影できる「グループ自撮りモード」

通常より184%広い範囲(広角)に撮れる、自撮りに適したモードです。左が従来の写真、右が「グループ自撮りモード」で撮影した写真です。通常より広角に撮れるため、人数が増えてもフレームに入るそう。

プロカメラマンが見るオススメポイント

プロカメラマンが見るオススメポイント

プロカメラマンが仕事で「自撮り」をすることはないのですが、超広角の撮影では写真の縦横四方の端がゆがんで伸びて写る傾向にあります。そのため、顔がなるべく四方に寄らないように注意が必要です。しかし、Google Pixel 3 は、広角で撮っても写真の四方が伸びてゆがまないように自動的に補正してくれる機能が搭載されているそうです。

笑顔に合わせて自動でシャッターを切ってくれる「フォトブースモード」

笑顔に合わせて自動でシャッターを切ってくれる「フォトブースモード」

「フォトブースモード」は「グループ自撮りモード」と組み合わせるととても便利。笑っただけで最高の瞬間を撮ることができるんです。

この写真を見ると手袋つけたままでは撮影できないのでは?と思われる方が多いかもしれません。実はAI(人工知能)が笑顔の表情を検出して自動で撮影してくれるので、例えば、最初だけ設定をすれば、このように手袋のままで自撮りするってことも可能なんですよ。

暗闇がなぜか明るくなる!? 「夜景モード」

暗闇がなぜか明るくなる!? 「夜景モード」

夜景に適したモード。真っ暗な場所でも搭載しているAIによって明るく撮ることができるんです。カメラ機能の「その他」の項目で設定できます。一眼レフで長時間露光のテクニックを使ったときのように、暗い空も明るく撮ることができます。

プロカメラマンが見るオススメポイント

驚きました。フラッシュ(ストロボ)を使っていませんが、真っ暗な夜空がほんのり青く、雲や星まで撮れるとは思いませんでした。暗い夜の場所で光がないときには役立つ機能ですね。

Google Pixel 3」「Google Pixel 3 XL」をチェックする

(掲載日:2019年3月14日)
文・写真・監修:神崎洋治
編集:ソフトバンクニュース編集部

写真を美しく撮るテクニックの記事

【①人物と風景編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)

【①人物と風景編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)

【②食べ物編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)

【②食べ物編】プロカメラマン直伝! スマホで旅行写真を美しく撮るテクニック(北海道 十勝・帯広)