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【海外旅行のプロ監修】ストレスフリーな荷物の管理・収納方法! 旅の準備から帰宅までを完全ガイド

【海外旅行のプロ監修】ストレスフリーな荷物の管理・収納方法! 旅の準備から帰宅までを完全ガイド

ワクワク気分高まる海外旅行。春休みや大型連休はまさに絶好のチャンスなのではないでしょうか? だけど、荷物のストレスに終始悩まされ続け、旅の楽しさも半減……なんてことには絶対なりたくないですよね。

そこで、スーツケースを軽くするコツや旅先で持ち歩く荷物の減らし方など、ストレスフリーな荷物の管理・収納方法をご紹介します。

さらに、海外旅行のプロ・田島知華(たじはる)さんに、荷物周りのテクニックや海外旅行の王道とも言えるアメリカの「おすすめスポット」も聞いてみました。

目次

ご協力いただいた海外旅行のプロはこちらの方!

田島知華(たじまはるか)/たじはるさん

田島知華(たじまはるか)/たじはるさん

旅人・フォトグラファー・ライターの3役をこなす「トラベルフォトライター」という新たな職業を生み出し、オリジナリティーのある記事を発信中。旅行会社のパンフレット写真撮影やオリジナルツアー企画なども監修する。

現在までに世界約60カ国230都市以上を旅した。著書に『旅ガール、地球3周分のときめき』『海外ひとり旅ガールの便利帖』 など。

【準備編】必要なものを見極めよう! 荷物をコンパクトにする秘訣

海外旅行に出掛ける高揚感と不安で「あれもこれも持っていかなきゃ!」と、不必要なものまでスーツケースに詰め込んでしまう人も多いのでは? けれどもいったん落ち着いて、どこへ旅行するのか・何泊するのかを考えてから、最適な荷造りを始めてみましょう。

①スーツケースの上手な選び方

スーツケースのサイズは、1泊につき10Lを目安にするのが良いのだそう。季節によっても荷物の量が変わってきますし、お土産の購入を考えると少し余裕を持たせて、5泊で60L・6泊で70L・7泊で80Lのものを用意するといいかもしれません。

②持ち物リストを作ってみる

スマートフォンのメモ機能などを使って「持ち物リスト」を作成してみましょう。これなら、必要・不必要なものを見極め、足りないものは買い足しやすくなります。リストを見返せば、忘れ物を防げるのも大きなポイント。

③着回しで洋服は最低限にする

一番スペースを取る荷物が、洋服や靴。かさばらないものを選び、着回しをすることでよりコンパクトに。消臭スプレーを使って臭い対策をするのも◎。また洋服はたたむとシワになりやすいので、くるくる巻いて収納してください。

たじはるさんの洋服事情は?

たじはるさん

お洋服は、足りなければ現地で調達することも。あまりサイズが変わらないトップスや靴下なら問題ありません。また、防寒用の肌着はマストアイテムですが、海外で買うと割高になるので日本から絶対に持っていくようにしています。

スーツケースに洋服を詰める際は、圧縮袋を使うとコンパクト。……とはいえ、シワが付いてしまうのは気になりますよね。なるべくシワが付きにくい素材のお洋服を選び、少しでも圧縮している時間が短くなるよう圧縮自体はできるだけ出発の直前までしないようにしています。

【準備編】まだまだあります! 荷物をコンパクトにする秘訣

④スキンケアは使い切りで選ぶ

スキンケア用品に関しては、海外では日本と違って用意されていないホテルも多々あります。そんなときに便利なのが1回使い切りのパウチタイプ。ボトルに詰め替えるよりも楽でかさばりません。普段から試供品を取っておいてもいいかもしれませんね。

⑤荷造りのコツはわかりやすく

荷物はスムーズに取り出しできるよう、トラベルポーチやファスナー付きのプラスチックバッグを活用。アイテムの形やスーツケースのスペースに合わせることができる風呂敷も重宝しますよ。化粧品やスキンケア、USBなど、細かいアイテムはメッシュやクリア素材のポーチに入れると見やすくて便利。

たじはるさん流・荷造りのテクニック

たじはるさん

スーツケースを立てたとき、下になる側にはクッションになるようお洋服などの重たい荷物を、上になる側にはポーチなどの軽い荷物を入れています。ただ、旅先に到着後すぐに着たい服だけは圧縮袋に入れず布製の袋に入れて、簡単に取り出せるように上の方に入れておきます。

ポーチは「美容」「充電」「医薬品」など、アイテムのジャンルごとに小分けにしておくと分かりやすくまとまりますよ。バス用品はフック付きのポーチがおすすめ。洗面台が狭いホテルでもタオルを掛けるバーなどにつるせば場所を取らずに済みます。

⑥壊れやすい機器はひとまとめに

スマートフォンや充電器、モバイルバッテリーの他にも、空港で海外用のWi-Fiのルーターをレンタルしたりすると、壊れやすい電子機器は意外とかさばってしまうもの。ポーチや巾着袋にまとめて管理しましょう。リチウム電池を使ったモバイルバッテリーは、ものによっては機内持ち込み・預け入れともにできないケースもあるので要注意です。

たじはるさん的アメリカ案内:パート1

エーコン通り/ボストン

たじはるさん

イメージするボストンの街並みが広がるビーコンヒルというエリア。おしゃれな通りのひとつ、「エーコン通り」は必見です! 石畳とレンガの家にアメリカ国旗がよく映えて、ボストンらしさのある1枚が撮れます。

【旅中編】優秀なバッグを相棒に。旅を楽しむための必須アイテム

フライトを終えて現地に到着したら、ホテルなどにスーツケースを預け、いざ観光に出発。たっぷり歩き回ることが予想されるので、使い勝手の良いカバンやバッグで出掛けるのがベストです。必要なものだけを厳選して持ち歩けば、疲れも半減するはず。コンパクトにまとめてストレスフリーな旅に!

①安全も考慮したバッグ選びを

財布やスマートフォン、カメラ、パスポートなど、持ち歩きたい荷物がきちんと入るバッグを選ぶのはもちろんですが、スリやひったくり対策として、斜め掛けにできたり、ファスナーで開閉できるものが良いのだそう。軽く丈夫な素材がおすすめです。

②観光中の便利なアイテムはコレ

2つ折りや3つ折りなど、小さい財布を旅行用として用意しておけば、荷物を減らすことができます。必要のないカード類は自宅へ置いておくと財布の中身もすっきり。その他、除菌のできるウェットティッシュやハンドジェル、ショッピング用に畳めるエコバッグを備えておくと、いざというときに大活躍してくれます。

たじはるさんおすすめの持ち歩きアイテム

たじはるさん

クリアファイルは、チケットの控えや現地でもらったパンフレットなどをまとめてきれいに保管できるので便利です。

女性なら、ストールがあると寒い国はもちろん、暑い国でも冷房対策になりますよ! また、海外では基本的に日傘をさす文化がないので、日焼け対策は帽子をかぶるのが無難。私はおしゃれを楽しむ意味でもハットやキャスケットなど、形や色の違う帽子を常に3種類以上は持っていきます。

③部屋の荷物管理は万全にしよう

海外のホテルは、盗難の恐れがあるので荷物の管理も注意しなくてはいけません。荷物は出しっ放しにせず、スーツケースにしまうのが必須。さらにロックをかけるようにしてください。荷造りの際に袋を使って整理しておけば、片付けるのも手間がなく楽ちんです。貴重品は必ずセーフティーボックスへ。

宿泊先での気遣いも忘れずに

たじはるさん

宿泊先がユースホステルやゲストハウスだと、知らない人と相部屋になることも。到着が早朝や深夜になると、同室の人が寝ているので荷物を出し入れする時に気を遣いますよね。そんな時のためにできるだけ音がしにくい布製の袋を用意しておくと安心です。

④手軽にネットが利用できるように事前準備を!

旅行中に欠かせないのがインターネット環境。海外用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルするのもひとつの手ですが、充電の心配やセット一式を持ち歩く煩わしさもあります。また、例えばアメリカでは、飲食店やショッピング施設、公園など、フリーWi-Fi環境が充実しているものの、安全性を考えると心配になってしまう人もいるのでは?

そんな時は、旅行先がアメリカ本土やハワイ(グアム・サイパンなどを除く)などであれば「アメリカ放題」サービスを活用してみてください。

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また、「アメリカ放題」が利用できるエリア以外の国を訪れる際は、「「海外あんしん定額」を利用すれば、海外で好きなタイミングから定額サービスが使えます。

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たじはるさん的アメリカ案内:パート2

ワイキキビーチ/オアフ島

たじはるさん

ホテルのバルコニーから見る「ワイキキビーチ」。街の中心部に泊まるのであれば、眺めの良い部屋を押さえるべし! ビーチとダイヤモンドヘッドの両方が見える部屋がおすすめ。

【帰宅編】お土産が増えても大丈夫。帰りの荷物をまとめるコツ

その国ならではのお土産を購入するのも旅の醍醐味。たくさんのお土産を買うことを想定して、ちょっとした準備をしてみてください。無事、日本に到着した後も、配送サービスを利用し手ぶらで家路に。少しの工夫で最後まで旅が楽しくなりますよ。

①便利な折りたたみバッグを活用

【準備編】で紹介したように、荷物を厳選する&使い捨てのものを使うことで、スーツケースにはお土産のスペースを確保できますよね。それでも買いすぎてしまった! という場合は、スーツケースの持ち手に通して使う折りたたみのバッグを事前に用意してみては? 手で持つ必要がなく、スムーズに持ち運びできますよ。

②配送サービスを使って身軽に帰宅

日本に到着した途端に、どっと旅の疲れを感じてしまうもの……。少しでも疲れを軽減できるよう、スーツケースを受け取ったら空港で配送サービスを利用する手もありますよ。重い荷物を預けてしまえば、手ぶらになってストレスなく家まで帰宅できます。

帰りの交通手段は高速バスがおすすめ!

たじはるさん

私は、帰ってすぐに荷物を開けたいので、スーツケースの配送サービスは使わずに自分の手で家まで持ち帰っています。

成田空港と東京間の移動であれば、交通手段は電車よりも、バスのトランクにスーツケースを預けられる高速バスが快適です。1,000円で東京駅や銀座駅まで帰れるので、意外とお財布にも優しいんですよ。値段は変わりますが23区や都下、神奈川方面にもバスが通っていて最寄り駅までバスで行けることもあるので、チェックする価値大です。

たじはるさん的アメリカ案内:パート3

エンパイア・ステート・ビルディング/ニューヨーク

たじはるさん

「エンパイア・ステート・ビルディング」から見渡すマンハッタン。高層ビルが多いニューヨークだからこそ、高い場所から眺める景色がたまらなく美しい! 昼夜どちらもきれいなので、できれば滞在中に2度訪れるのが理想です。

今回ご紹介した荷物のストレス解消法、いかがでしたでしょうか? どれも簡単に実践できるテクニックばかり。新たに必要なものも、オンラインショッピングモールや100円ショップなどを利用して賢くそろえちゃいましょう。準備から帰宅まで、気持ちのいい海外旅行を楽しんできてくださいね!

今回紹介した便利なグッズは、「Yahoo!ショッピング」でも買えます

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(掲載日:2019年3月19日、更新日:2024年2月22日)
編集・文:エクスライト
撮影:宇佐美亮
監修・写真提供(アメリカ案内):田島知華

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