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保健師に聞いた! 意外と怖い熱中症の症状や対処方法

保健師おすすめの熱中症対策グッズは? 危険な症状や効果的な予防方法も紹介

毎年、数万人もの人が救急搬送されている熱中症。しっかりと対策をして、楽しく夏を過ごしたいですよね。熱中症にならないためのポイントやいざというときの対処法、用意しておきたい熱中症対策グッズについて、ソフトバンクの保健師に聞いてみました。

SBアットワークが運営するウェルネスセンターの保健師 平岡さん

熱中症シーズンは意外と長い! 気温25℃以上、湿度80%以上は要注意

最初に熱中症になる原因や主な症状を教えてください。

熱中症は高温多湿な環境で体温調節がうまくできず、体の中に熱がたまることで起こります。軽い症状としては、めまい、手足のしびれ、筋肉のこむら返りなど。中程度で、頭痛、吐き気、意識がもうろうとするといった症状が現れます。ただし、症状の出るタイミングや程度には個人差があるので注意が必要です。

いつ頃から注意が必要なんですか?

時期を問わず、気温が25℃を超えると注意が必要ですね。あと「湿度」が高くても熱中症になりやすいんですよ。

えっ! 湿度も関係あるんですね。

湿度が高いと汗が蒸発せず、放熱されにくいため要注意なんです。危険な湿度の目安は80%以上と言われています。また梅雨明けしてすぐなど、気温の上昇に身体が順応していない時期は特に注意が必要なので覚えておいてくださいね。

気をつけます! ちなみに、熱中症になりやすいのはどんな人ですか?

風邪気味、二日酔い、寝不足など、体調がすぐれない人は熱中症になりやすいんです。日ごろから体調管理には気をつけましょう。体温調整がしにくい乳幼児や、気温の変化やのどの渇きを感じにくい高齢者は要注意です。また、身長の低い子どもは地面の照り返しを受けやすいため、大人に比べて体感温度は+3℃と言われています。こういった方々にはまわりの人が気にかけて、予防を促してあげた方が良いですね。

予防はとにかく水分・塩分補給! おすすめの熱中症対策グッズも紹介

熱中症の予防方法を教えてください。

水分・塩分を補給することが第一です。人の体は塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるため、水だけ飲んでもうまく吸収されません。汗をかいた時は塩分も忘れずに補給してください。ちなみに食事をすると水分・塩分を自然に摂取できるので、夏場は食事をしっかり取りましょう。

水だけ飲むと良くないんですね。

そうなんです。それから体に熱をためないことも大切。通気性の良い服を着ることが1番ですが、スーツなどの場合は熱を逃がすために上着を脱いだり、服の締め付けをゆるめたりして調整しましょう。

熱中症になったときはどうすれば良いですか?

熱中症かなと思ったら、涼しい場所に移って水分・塩分を補給して首やわきの下、ふとももの付け根などを冷やしましょう。それでも回復せず、自力で水が飲めない、意識がない、けいれんしているなど、深刻な症状が出ているときは救急車を呼んでください。

首は冷やすイメージがありますが、その他の部位は意外でした。

いま言ったのは太い血管が通っている場所なんです。氷などで直接冷やすことで、冷たい血液が全身に行き渡り、体温を下げることができます。

おすすめ熱中症対策グッズはありますか?

塩分を含むスポーツドリンクや経口補水液は用意しておきたいですよね。手軽に摂取できるタブレットタイプもあるのでおすすめですよ。それから直射日光を避けられる帽子や日傘もマストアイテム。汗の蒸発でからだの冷却効果があるインナーや首を冷やすタオルなども気軽に使えますよね。私も使っています!

ありがとうございました!

最後に一つだけ。夏場はビールなどがおいしい季節ですが、アルコールは尿の排出を促す効果があり体の水分を失わせるので、必ず水も一緒に飲むようにしてください。もちろんお酒の量はほどほどに、食事もしっかり取ってくださいね。

熱中症対策グッズはこちらでもチェックできます。熱中症にならないよう、しっかりと予防して夏を健康的に過ごしましょう。

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(掲載日:2019年6月4日)
文:ソフトバンクニュース編集部