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社員がテレワークで実践中。オンオフ切り替え方法やコミュニケーションのちょっとした工夫を紹介します

オンオフ切り替え方法やコミュニケーションの工夫。テレワークについてソフトバンク社員にアンケート

現在、ソフトバンクの社員は新型コロナウイルス感染拡大防止のため在宅勤務中です。テレワークでは一人で仕事を始め、打ち合わせもすべてオンライン。コミュニケーションの取り方やオンとオフの境界線が大きく変わります。

そこでソフトバンクの社員に、テレワークに関するアンケートを実施しました。これからテレワークを始める方、最近始めたばかりという方は、ぜひ参考にしてみてください。

オンとオフの切り替え方法

テレワークは通勤時間を削減できるメリットがある一方で、仕事とプライベートの切り替えに苦労すると言われています。社員にどうやってオンとオフを切り替えているのか、聞いてみました。

1位:服を着替える

男性からも女性からも同様の声が集まり、圧倒的な1位でした。中には自宅でスーツを来ている社員も! もし部屋着で仕事をされている方がいたら、一度試してみてはいかがでしょうか。

「人に見られてもいい服装をするようにしてます。それだけで気持ちがかなり違います」(30代女性)

「スーツで会社に行っていたので、テレワークでもスーツを着ています(ネクタイは締めない)。びっくりするくらいオンになれました」(20代男性)

「きちんと普段着に着替えて、少しメイクをする」(20代女性)

2位:PCやスマホを片づける

業務が終了したときは、しっかり片づけをすると気持ちが切り替わるようです。

「仕事が終わったらPCを片付けます。出しっぱなしだと切り替えができない」(40代男性)

「自宅がオフィスと思って、できるだけ綺麗に整理整頓するようにしました。片付け終わると仕事スイッチは完全に切れていて、部屋も気持ちもすっきりしています」(20代男性)

3位:軽めの運動をする

散歩、ランニング、体操、筋トレなど、自宅や自宅周辺で軽めの運動をしている社員が多くいました。

「早朝と仕事後に軽く散歩。家の周辺を軽く1周するだけでメリハリがつく」(30代男性)

「通勤していた時間に、ストレッチとジョギングをしてオンオフの切り替えをします」(60代以上男性)

他にもこんな意見がありました

「仕事をするスペースは明るい照明、プライベートのスペースは暗めの照明にしている」(30代男性)
「お昼休みは、あえてテレビのバラエティ番組をつける」(30代女性)
「仕事開始前と終了後に家族に『いってきます!』『ただいま!』と声をかけている」(40代男性)

オンラインコミュニケーションのミスを防ぐ

会議室での打ち合わせや気軽な立ち話はなくなり、すべてのコミュニケーションがオンラインとなるテレワーク。オンラインコミュニケーションで意識していることやミスを防ぐ方法を聞いてみました。

1位:チャットを多用した細かいコミュニケーション

社員の3人に1人が、テレワークではチャットの活用が大切と回答。顔を合わせることがないので、チャットで細かくコミュニケーションを取るようにしているという声が多く届きました。

「メールと比べて気軽に質問ができ、ミスコミュニケーションを防ぐことができる」(20代男性)

「チーム内はチャットのやり取りが多く、関連する投稿には素早くスタンプを付けるなど、レスポンスの速さを意識しています。自分の投稿にも反応があると、一緒に働いている感覚がするので」(20代男性)

「個人同士の共有事項でも、課のグループチャットで共有してコミュニケーションのきっかけを増やすよう心掛けている」(20代男性)

2位:オンライン会議でリアクションする

テレワークをするうえで不可欠なオンライン会議。反応が伝わりにくいのをカバーするため、積極的にリアクションをしていると答えた社員が多くいました。

「他の人が発言したときは、なるべくリアクションをする」(20代女性)

「通常の会議と比べて、相槌や同意を示す回数を多くするよう心掛けています」(30代男性)

「リアクションを意識して大きくしている」(20代女性)

3位:丁寧に書く・話す

直接顔を合わせない中で、改めてコミュニケーションの基礎となる文章や話し方に意識を向ける社員が見受けられました。

「外出自粛もあり、多少なりともストレスを感じている人もいるので、メールなどの文章は丁寧に書くようにしています」(40代女性)

「声の高さをワントーン上げて、不機嫌な印象を与えないようにしている」(20代男性)

「主語を抜いたりせず、丁寧に話すことを意識しています」(30代男性)

他にもこんな意見がありました

「出社していたとき以上に会議の記録をしっかり残したり、説明資料の質を上げて伝わりやすいようにしています」(20代女性)
「やわらかい雰囲気を出すために絵文字をアレンジ」(50代男性)

職場の雰囲気づくりで行っている工夫

一人で働くテレワーク。人と話す機会が減って不安という声も聞こえてきます。社員同士のつながりや、職場の雰囲気づくりのために行っている工夫を聞いてみました。

1位:あえて雑談をする

仕事の話だけでは息が詰まるため、適度な雑談の大切さに気づいた社員が多くいました。20代・30代の若い世代もテレワークでは意識的に雑談をしているようです。

「雑談含むやりとりを積極的に行っています」(20代女性)

「短くてもいいから、必ずアイスブレイクを入れるようにしている」(20代男性)

「ビデオ会議の背景を面白いものにして雑談のネタに」(30代女性)

2位:話しかけやすいように顔を見せる

会社にいるときと同じように、話しかけられやすい雰囲気を出すため、意識的に顔を見せているという社員が一定数いました。

「なるべく顔を写してコミュニケーションを取るようにしています」(30代女性)

「カメラをONにすることで、表情ありきのコミュニケーションができるよう心掛けています」(30代男性)

3位:オンライン飲み会・ランチ

最近よく耳にするオンライン飲み。飲み会の自粛に伴い、歓迎会などがオンラインで実施されており、経験済みの社員も多いようでした。

「顔合わせも兼ねて、新メンバーの歓迎会をオンラインで行いました」(40代女性)

「先日、課のメンバーでオンライン飲み会を実施しました」(30代女性)

他にもこんな意見がありました

「参加者が話しやすいように、ミーティング時間を少し長めに設定」(50代男性)
「子育て中の社員への気配り。子どもは邪魔をするもの、それが当たり前」(50代男性)

新型コロナウイルスをきっかけとして、今後さらなる広がりを見せそうなテレワーク。役に立ちそうなものがあれば、ぜひ実践してみてください。テレワークで苦労している方はカウンセラーのアドバイスをまとめたこちらの記事もおすすめです。

アンケートの概要

アンケートは4月22日・23日の2日間で実施しました。回答結果、回答者の性別や年代の割合は、左記のとおりです。

アンケートは4月22日・23日の2日間で実施しました。回答結果、回答者の性別や年代の割合は、上記のとおりです。

(掲載日:2020年5月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部