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5Gに対応したSoftBank Air 「Airターミナル5」を一足早く体験。その実力は…!?

一足先に5G対応のAirターミナル5の実力を体験してみた

工事不要で簡単に自宅でWi-Fiを使えるようになる、おうちのWi-Fi「SoftBank Air」の5G対応機種「Airターミナル5」が登場。ソフトバンク竹芝本社で、実際の使用感を体験させてもらいました。

「Airターミナル5」をセットアップ。…って、たったこれだけ?

スマホにつなぐための準備をする

ジャーン!!

これが、5Gに対応した「SoftBank Air」の最新機種「Airターミナル5」です!

全体的に角が丸みを帯びていて、かわいい♪

①置き場所を決めて、電源を入れる。

設置場所は、窓際が推奨とのことで、窓際に置いてみました。

①置いて電源を入れる。

コンセントにさし込むと、電源が入りました。少し待つと、「5G/4G」のランプが青色に。これが5Gに接続された合図です。

真ん中のLEVELボタンを押して、電波状況を確認してみます。

①置いて電源を入れる。

水色のランプが3つ点灯!

十分な電波が届いていることが確認できました。

ちなみに、1つしか点灯していない場合は、2個以上点灯する場所を探して置くのが良いそうです。

②「Airターミナル5」とスマホを接続する。

スマホのカメラアプリを起動して、機器に同封されていたラベルのQRコードを読み取ります。

②「Airターミナル5」とスマホを接続する。

②「Airターミナル5」とスマホを接続する。

一瞬で読み取りが完了し、この画面に切り替わりました。
「はい」を押して、接続完了。とっても簡単です!

PCと接続する場合は、ネットワーク設定画面で同封ラベルに記載されているSSIDを選択して暗号キーを入力すると接続できるそうです。

②「Airターミナル5」とスマホを接続する。

では、早速その実力を試してみましょう。

4Gで満足していたのに、5Gはさらに快適すぎてヤバい(笑)!

さていよいよ、ソフトバンクの担当者立ち会いのもと「Airターミナル5」の実力を検証してみます。武石さん、よろしくお願いします。

武石:よろしくお願いします。

今回、話を聞いた人

武石 由香里(たけいし・ゆかり)さん

ソフトバンク株式会社 テクノロジーユニット
デバイス&AI技術本部
プロダクト企画統括部 プロダクト開発部
プロジェクト3課

武石 由香里(たけいし・ゆかり)さん

4Gと5Gの違いといえば、やはりダウンロードのスピード。これを検証するために、サイズが大きめの動画ファイルを用意してみました。「Airターミナル4 NEXT」と「Airターミナル5」で同時にダウンロードしてみると……ほんの数秒で「Airターミナル5」はダウンロード完了!!

「は! 速い!」

4Gで満足していたのに、5Gはさらに快適すぎてヤバい(笑)!

4G LTE回線を使っている「Airターミナル4 NEXT」もそんなに遅いとは感じなかったんですが、5G回線の「Airターミナル5」のスピードの圧倒ぶり、ハンパないです!

このスピード感、ぜひ読者の皆さんにも体験してみてほしい……。

「Airターミナル5」が高速な理由は5Gだけじゃない

武石さん、正直なところ驚きました。こんなに速いなんて……。 「Airターミナル5」は、なぜこんなに速くなったんですか?

武石:5Gに対応したというのももちろんあるのですが、それだけではないんです。実は5Gで使用する周波数は複数ありまして、その異なる周波数帯の電波を束ねて1つの通信回線としてデータの送受信を行える「キャリアアグリゲーション」という技術にも対応したのが高速化の理由です。

「Airターミナル5」が高速な理由は5Gだけじゃない

(画像引用元:ソフトバンク公式サイト [用語集]キャリアアグリゲーションとは何ですか?

なるほど。そんな技術が使われているんですね。

武石:他にもあります。5Gのネットワークがキャリアアグリゲーション技術によって高速になったとしても、家庭内のWi-Fi側も高速になっていなければ、十分なスピードが出ません。

そこで「Airターミナル5」は、Wi-Fi規格 IEEE802.11ax を「4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)」という技術に対応することで、インターネットからスマホまで高速通信ができるようになりました。

えっと……その「4×4 MIMO」というのはどんな技術ですか?

武石:「MIMO(マイモ)」というのは、複数のアンテナを使ってデータの送受信を行う無線通信技術のことです。例えば「2×2 MIMO」の場合は、送信側と受信側で2本ずつのアンテナを用いて、一度に運べるデータ量やスピードの高速化を実現しています。皆さんが普段使っている4G LTEでの通信や、ご自宅のWi-Fiでも採用されている仕組みなんですよ。

それが4×4になると……

武石:はい、送信側と受信側で4本ずつのアンテナを使って通信するようになるので、同時に通信できるデータ量やスピードが格段に増えるわけです。

「5Airターミナル5」、すごいです! 早くほしくなりました! でも、対象のエリアって……?

武石:スマホの5Gエリアも頑張ってどんどん拡大を進めていますが、SoftBank Airの5Gサービス提供エリアは、通信品質を確保できることが確認できたエリアから順次提供している状況です。でも積極的にエリア拡大を行っていますので、楽しみにお待ちください!

5Gサービス提供住所リスト
で自宅エリアの状況を
確認する

うーん、わが家は来年の1月ごろか……

武石:あ、まだお話していなかったことがありました。「Airターミナル5」が速い、もう1つの理由です。「アンテナセレクション」という独自技術を導入していて、内蔵されている8本のアンテナの中から、電波強度の強い4本を自動で選択して通信を行っています。なので、安定して通信速度を出すことができるようになっているんです。ちなみにこれは4Gの環境でも機能するものなので、5Gのエリアにまだなっていなくても高速通信が体験できると思いますよ。

えっ、そうなんですか!? それなら今から持っておくのもアリですね! 早速申し込んでみます!

(掲載日:2021年10月20日)
文:ソフトバンクニュース編集部