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より快適なキャンパスライフをDXで。学生がキャンパス内の困りごとから解決策を考えるワークショップを開催

キャンパス内の課題をデジタルの力で改善。学生参加型のワークショップを開催

ソフトバンクおよびLINEと京都産業大学が包括連携協定を締結した、5Gなどを活用して大学のDXを支援する「スマートキャンパス構想」。その取り組みの一環として、学生生活をより便利で快適にするためのアイデアを京都産業大学に通う学生たちが考え、発表するワークショップが開催されました。

キャンパス内での困りごとを学生同士でディスカッション。課題を解決するためのアイデアを提案

キャンパス内での困りごとを学生同士でディスカッション。課題を解決するためのアイデアを提案

学部や年次もさまざまな約30名の学生が参加し行われたワークショップでは、「学生生活をより便利に快適に!」をテーマに、キャンパス内での困りごとをデジタルの力で解決するアイデアを学生たちが考えて発表しました。

5つのグループに分かれ、まずはキャンパス内での困りごとや課題を付箋に書き出していく学生たち。ホワイトボードに貼りながら、いくつかにカテゴリー分けをしてまとめていきます。そこから1つのテーマに絞り込み、積極的に発言しながら解決策を考える学生たちの様子がうかがえました。

キャンパス内での困りごとを学生同士でディスカッション。課題を解決するためのアイデアを提案
キャンパス内での困りごとを学生同士でディスカッション。課題を解決するためのアイデアを提案

ディスカッションが終わり、それぞれのグループの代表がテーマと解決策を発表。ランチタイムの食堂の混雑具合を課題と捉え、混雑度を可視化できるシステムの導入や、モバイルオーダーで事前決済をすることで混雑緩和につなげる解決策が提案されました。また、学生同士が情報共有できるプラットフォームの構築として、学内専用のSNSアカウントを設けて情報発信をしたり、ショッピングモールに設置されているような大型ディスプレーをキャンパス内に置き、必要な情報を配信したりするなどのアイデアが発表されました。

キャンパス内での困りごとを学生同士でディスカッション。課題を解決するためのアイデアを提案

ワークショップを振り返り、スマート・キャンパスディレクターを務める、ソフトバンク 法人事業統括 西日本営業本部の貴堂は、「大学生の皆さんと交流をさせていただくのは今回が初の試みで、とても貴重な機会となりました。今日皆さんから出たアイデアもそうですが、引き続き京都産業大学の学生たちと継続的に交流をし、さまざまな声を拾ってソリューションの開発に生かしていきたいと思います」とコメント。京都産業大学 学長室 課長 奥村靖之氏は、「キャンパスライフをもっと良くするには、ということを、学部や年次を越えて皆さんで真剣に考えてくれました。また、課題だけでなく、どうしたら解決できそうなのかについてのアイデアもしっかり提示してくれました。今後の開発にも関わりたいといった意欲的な声も聞くことができ、とてもうれしい。大学として、本気で皆さんの声に応えていきたいと思います」と今後のスマートキャンパス構想への意欲を示しました。

(掲載日:2023年7月31日)
文:ソフトバンクニュース編集部