Life Time Valueの略称であり、顧客生涯価値を意味する。1人の顧客が製品やサービスなどの利用を通じて企業にもたらす利益を表す
長期にわたって顧客と関係を築くことを重視した指標
LTVとは、顧客生涯価値を意味するLife Time Valueの頭文字をとった略称です。主にマーケティングの分野で用いられ、ある顧客が製品やサービスの利用を開始してから終了するまでの間に、企業にどのくらいの利益をもたらすかを表します。LTVが高ければ高いほど、企業が得られる利益が大きく、製品やサービスが継続的に利用されているということになります。
LTVが重要視される背景の1つに、サブスクリプション型サービスの増加が挙げられます。これまでは製品・サービスの購入時に一度だけ課金する買い切り型や、利用量に合わせた従量課金型による購入方法が一般的でした。近年、サブスクリプション型サービスが主流になってきたことで、顧客の継続的な製品・サービスの利用が企業の安定的な収益につながるとして、重要指標とする企業が増えています。
（掲載日：2023年10月12日）
文：ソフトバンクニュース編集部
