11月20日、ソフトバンク株式会社とモトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社が、ソフトバンクの新商品として、折りたたみ型の5G対応スマホ「motorola razr 40s（モトローラ・レーザー・フォーティーエス）」を発表し、ソフトバンクが12月8日から国内のMNOとして独占販売します。大型ディスプレイを搭載しながらも折りたたんでコンパクトに持ち運べるなど、便利な機能を搭載した新製品の発表会を取材してきました。
大画面を生かした2画面操作や機能豊富なアウトディスプレイなど、便利機能を搭載
「motorola razr 40s」のお披露目発表会に設けられた「タッチ&トライコーナー」にて、早速触ってみました。
まずはサイズ感をチェック。広げると約6.9インチの大画面なのに、折りたたむとすごくコンパクト。ポケットや小さなバッグに入れてもかさばらなさそうで、これはうれしいポイントです！ 折りたたみ式の携帯電話時代を知っている世代には懐かしい感覚なのではないでしょうか。画面も鮮やかなコントラストですごくきれい。折りたたんでも折り目が目立たなかったり、隙間なく閉じられるようにこだわりの設計が施されているそうです。
開く角度は自由自在に決められます。自立するので、置いて撮影や動画視聴をするときに便利そうです。
気になっていた外側のディスプレイは、画面をスワイプすると、天気や時計、アラーム、音楽再生など、いろいろな表示に切り替わりました。閉じたままちょっとした操作や通知確認などができるって、便利ですよね。メインカメラで撮影するときは、この約1.5インチのディスプレイに映る様子を見ながら自撮りを楽しむことができます。自撮りが高解像度のメインカメラで撮れるなんてスゴイ！
次に気になっていたのが、ジェスチャー操作でできる2画面表示機能です。画面を2分割して、上の画面で地図を見ながら下の画面でお店のウェブサイトをチェックすることができました。大画面だから、それぞれの画面も見やすいです。画面を都度切り替えなくても同時に見られるのは便利ですね。
カレンダーを見ながらちょっとネット検索がしたいとき、または動画を見ながらメッセージに返信したいときなど、いろいろなシーンで使えそうです。
他にも、ひねるだけでカメラを起動、振り下ろすだけでライトを点灯するなど、ジェスチャーで簡単に操作できました。
これはおもしろいと思ったのが、手のひらをかざすジェスチャーで撮影できる機能。手のひらをかざすと、3秒のカウントダウンが始まり、スマホから少し離れた位置でも落ち着いて集合写真が撮れました。
その他にも、おサイフケータイ®、指紋認証や顔認証など、生活に根付いた便利な機能が搭載されているのも見逃せません。
最先端機能を搭載した折りたたみスマホで低価格を実現
発表会でモトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社 代表取締役社長の松原丈太氏は、「最先端のテクノロジーを搭載しながらも、価格帯を抑えて、よりお求めやすい折りたたみスマホを市場に提供したいという思いがあった」と語りました。また、かつてのガラケー時代にはさまざまなモデルがあったことに触れ、ユーザーに選択肢とワクワク感を提供していきたいという考えを示しました。
ソフトバンク株式会社 モバイル事業推進本部 本部長の郷司雅通は、ユーザーリサーチで分かった折りたたみスマホの不安要素が「端末代金が高い」「壊れやすそう」の2つだったことを紹介した上で、お求めやすい価格での販売と、もしものときに利用可能なiCracked Storeでの即日修理、さらには修理代金が無料になる「あんしん保証パックネクスト」を販売当日から提供する旨を発表しました。
最先端機能を搭載しながらも価格が抑えられた「motorola razr 40s」。これまで折りたたみスマホに興味があったけど手が届かなかったという人にもぴったりの製品なのではないでしょうか。
大画面なのに折りたたむとポケットサイズ。最先端機能を搭載しながら価格を抑えた「motorola razr 40s」
（掲載日：2023年11月29日）
文：ソフトバンクニュース編集部
