お父さんかまぼこで “ワン” ポイントアレンジ♪ お正月はカジュアルなワンプレートおせちを作ってみよう

お正月の楽しみのひとつ、おせち料理。とはいえ、一から作るのは結構大変ですよね。今回は、お正月気分がカジュアルに味わえる、ワンプレートおせちをご紹介！子どもにも大人にも人気の食材を盛りつけ、お父さんの顔にアレンジしたかまぼこをあしらいました。かわいいワンプレートおせちで食卓を彩り、家族団らんのひとときを過ごしましょう！

小川真樹（おがわ・まき）さん

お弁当歴23年のお弁当ブロガー。子どもの入園をきっかけに、キャラクターや動物をモチーフにしたお弁当づくりを始める。「簡単でかわいく、栄養バランスの良いお弁当づくり」がモットー。現在は、テレビ出演や企業のレシピ開発など幅広く活躍中。著書には『かわいいキャラクターのお弁当』（ブティック社）などがある。

（材料：1人前）

ワンプレートおせち

お父さんかまぼこ

かまぼこ　2cm程度
海苔　少々
かに風味かまぼこ　1本

添え物

お好みのおせち（黒豆煮、イクラ、数の子、えびのうま煮、だて巻き、ローストビーフなど、市販の調理済みのものでOK）　適量
梅の形などの生麩（なまふ）　適量
笹の葉

門松

ちくわ　1本
にんじん　1切れ
パスタ　5cm程度
アスパラガス　5cm程度

早速作ってみましょう！

かまぼこを1.5cmと5mmの厚さにカットします。1.5cmの厚みのかまぼこの両端を切り落としたら、上部を指で押さえながら、包丁の刃先で切り込みを入れましょう。1cm程度の深さが目安です。
5mmの厚さのかまぼこを三角に切り抜き、はさみで三角形に切った海苔をつけて耳のパーツを作ります。
①で作ったかまぼこの切り込みに、耳を挟みます。
海苔をカットしてお父さんの顔のパーツを作り、かまぼこに乗せます。かに風味かまぼこで作ったマフラーを添えれば、お父さんが完成！
切り落としたかまぼこが余っていればもうひと工夫。かまぼこを足の形に切り抜き、海苔やごまで肉球を作ると、よりお父さんらしさがアップしますよ。
お皿に笹の葉を敷き、だて巻きやローストビーフ、えびのうま煮など好きなおせちを盛り付けます。かまぼこで作ったお父さんを乗せれば、ワンプレートおせちの完成です！

お正月気分を気軽に楽しめるワンプレートおせち。お父さんかまぼこを添えれば、見た目のインパクトも抜群でハレの日にぴったり。おいしくて楽しいワンプレートおせちとともに、明るい新年をお迎えください！

ここがポイント！

耳のパーツを作る時は、星のクッキー型などの先端を使うと上手に切り抜くことができます。

おせちは市販のもので構いませんが、ひと工夫したいならちくわを使うのがおススメ。ゆでたにんじんを花のクッキー型で切り抜き、中心に小さく折ったパスタを刺します。斜め切りにしたちくわの穴に、ゆでたアスパラとにんじんの花を差し込めば、かわいい門松のできあがりです！細いパスタなら、20分程度でパスタがふやけて食べられるようになります。