ユーザーが製品やサービスの利用を通じて得られる体験のこと
表面的なデザインだけでなく、製品やサービスの利用を通したユーザー体験
UXは、User experience（ユーザーエクスペリエンス）の略称で、ユーザーが製品やサービスを使用する際に得られる体験や経験を指します。UIがソフトウェアの画面デザインや操作性など、ユーザーと製品やサービスとの接点全体を指すのに対し、UXは使いやすさや分かりやすさといったデザイン性だけでなく、利用前の想像、利用時の印象、利用後の感想、カスタマーサポートの対応など製品やサービスの利用に関わる体験全てが含まれます。また、UIとUXは密接に関わっており、UIの改善・改良がUX向上につながります。
UXには、ユーザーが直感的かつスムーズに目的を達成できるようにすることや、ポジティブで満足度の高い体験を提供することが求められます。そのため、ユーザーの視点やニーズにもとづいて継続的に改善していくことが重要であり、ユーザー理解のためマーケティング調査や分析などが行われています。一例として、インタビューなどで得られたユーザーの社会的・心理的情報をまとめ、ユーザー像を定義する「ペルソナ」や、ユーザー行動を包括的に視覚化する「カスタマージャーニー」などの手法があります。
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（掲載日：2024年1月29日）
文：ソフトバンクニュース編集部
