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若者世代は電話が苦手ってホント? 電話よりもメッセージ派にその理由を聞いてみた

若者世代は電話が苦手? 連絡手段は「テキスト派」に苦手な理由を聞いてみた

SNSのチャットやLINEなどのメッセージアプリが普及したことで電話を使う機会が減り、「若者の電話離れ」なんていうニュースも聞くようになりました。皆さんは普段、チャットや電話、SNSでのDM(ダイレクトメッセージ)など、どのコミュニケーションツールを使って会話をすることが多いですか?

普段よく使うコミュニケーションツールについて、ソフトバンク社員にアンケートで聞いてみました。

調査概要

  • 調査時期 : 2024年3⽉7~15⽇
  • 調査⽅法 : イントラネットによる回答
  • 回答者数 : 215人
性別
年代

電話よりもテキストでの連絡を好む人が約9割

ソフトバンク社員に、普段連絡を取る際に、電話または文字によるメッセージでのコミュニケーションではどちらを選ぶ傾向にあるかを聞いたところ、「メッセージ」の回答が全体の約9割という結果に。「電話派」よりも「メッセージ派」が圧倒的に多いことが分かりました。年代別で見ても、そこまで大きな差はないようです。

電話よりもテキストでの連絡を好む人が約9割

メッセージでのコミュニケーションを選ぶ理由について、「相手の都合を気にせず連絡が取れるから」という回答が最も多く、次いで「記録として残り、後から読み返せる」や、「要件を整理してから伝えられるから」という声が多くありました。

次に、普段使うコミュニケーションツールの利用頻度についてはどうでしょうか。仕事・家族・友人それぞれの場面で、各連絡手段の利用頻度にどのくらいの変化があるのかを調べてみたところ、全体的に利用頻度が高く出たのはチャットアプリ(LINEやGoogle Chatなど)で、仕事でもプライベートでも毎日使っている人が多いことが分かりました。また仕事においては、チャットに加えてメールやDM(Slackなど)も毎日使う人が多い一方で、家族や友人との連絡では「使用しない」という人が非常に多い結果になりました。冒頭に「メッセージ派」が9割という結果がありましたが、仕事やプライベートでも必要なときには電話を利用する人も一定数いるようです。

電話よりもテキストでの連絡を好む人が約9割

また、年代別で利用傾向に差が出たのは、友人と連絡を取るときに、インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSに搭載されているDM機能を使うと回答した人で、20代では約8割おり、他世代と比べると高い結果になりました。若い世代の多くは、LINEとSNSをうまく使い分けながら連絡を取っているようです。

電話よりもテキストでの連絡を好む人が約9割

若者世代の半数が電話での会話に苦手意識を持つ傾向に

電話での会話について苦手意識があるか聞いたところ、「苦手意識がある」・「どちらかと言えば苦手意識がある」を回答した人を合わせると、20代が58%、30代が49%と、半数近くが電話での会話に対して苦手意識を持っていることが分かりました。60代では「苦手意識がある」と回答した人はいなく、「苦手意識はない」と回答した人が85%もいる結果に。電話で会話することへの苦手意識は年代が若くなるにつれて高い傾向にあると言えます。

若者世代の半数が電話に苦手意識を持つ傾向に

電話が苦手な理由で最も多かったのは、「相手の都合を考えてしまう」や、「よく考えてから話すことができない」という回答。他にも、「会話を終えるタイミングが難しい」や「記録として残らない」など、リアルタイムで話す電話だからこそのポイントに苦手な理由が集まりました。その他を選択した人の中には、「誰かに話の内容を聞かれていそうな気がする」や、「相手の感情が声のトーンに出るから」などといったコメントもありました。

若者世代の半数が電話に苦手意識を持つ傾向に

社員から寄せられた、電話が苦手だと感じたエピソードについても紹介します。同じく電話が苦手と感じている皆さんも共感できるポイントがあるかもしれません。

  • 電話を取った際に緊張して何を言えば良いか分からなくなり、きちんと応対ができなかった
  • 相手の時間を考えないといけない。相手の話が聞き取りづらかったりしたことがある
  • 要件だけを話したいのに、世間話や不要な話が入り電話が長くなってしまう
  • 電話だと即答を求められる
  • 知らない番号から電話がかかってくると焦ってしまう
  • 会話の中で間が空くと気まずい感じが出る
  • 相手の話が聞き取れなく、何回も聞き返してしまったとき

電話が苦手でも、どうしても電話をかけなければいけないシチュエーションもありますよね。そんなときはどんなときか聞いてみたところ、「緊急性を要しているとき」や「問い合わせや予約をするとき」には、電話を使う人が多いようです。他にも、「細かいニュアンスを伝えたいときや、メールなどで送った内容の補足をしたいとき」や、「何かを依頼または謝罪をしなければいけないとき」といったシチュエーションで電話を使うというコメントもありました。

最後に、電話に対する苦手意識を改善したいかという質問について、「はい」と答えた人は3割ほどいる結果に。苦手意識をなくすために、どのような対策を行っているのかを聞いてみたところ、電話をかける前に話す内容や要点をメモに残す、とのコメントが多くあり、苦手意識をなくそうと心がけている人もいるようです。

若者世代の半数が電話に苦手意識を持つ傾向に

渋谷に巨大スマホが出現? 電話に苦手意識を持つ若者に寄り添う「#電話が苦手です」の広告が登場

渋谷に巨大スマホが出現? 電話に苦手意識を持つ若者に寄り添う「#電話が苦手です」広告を展開中

ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」では、電話が苦手な若者たちの代弁者として、電話だけでなくさまざまな手法のコミュニケーションにも寄り添うべく、新生活シーズンに合わせてプロジェクト「#電話が苦手です」を開始しました。

渋谷でオリジナルCMを放映するほか、東急東横線・田園都市線の電車内で、「電話が苦手な人 “あるある” 」をテーマに広告を4月1日(月)まで展開します。一度は感じたことのある “あるある” に、あなたもつい共感してしまうかも? さらに渋谷PARCO前には、巨大スマホが設置され、画面には部長からの着信が…。何が起こるかは、実際に足を運んで確認してみてください! 巨大スマホによる演出は、3月24日(日)まで見ることができますよ。

「#電話が苦手です」の特設サイトをみる

(掲載日:2024年3月22日)
文:ソフトバンクニュース編集部