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南相馬市東日本大震災追悼式 2013年4月 東日本大震災 被災地の今

ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。

「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。

わが町「おおくま」の今

大熊町の町民がふる里「おおくま」を追われ、早2年が経過しました。

この間警戒区域が解除され、一部の地域は立ち入ることができるようになりましたが、大部分の地域が帰還困難区域となった大熊町は、いまだ96%の町民が自由に立ち入ることができません。今年3月、震災から2年を経過した大熊町の現状をお知らせいたします。
震災以前と変わらない風景、変わってしまった風景などさまざまです。
かかしと子どもたちが映ってる写真は、熊川の水田で撮影されたもの。子どもたちや農家の方々が大切に手入れしていた水田は、セイタカアワダチソウが生い茂り、すっかり様変わりしています。にぎわいの途絶えた商店街は、人影がないだけで何も変わっていません。熊町幼稚園は、子どもたちの声の聞こえない園庭に雑草が茂り、園舎も3月11日のままです。子どもたちは、あの日からふる里をその目で見ることができません。

震災以前

震災以前

震災後

震災後

撮影場所:福島県大熊町
撮影日:2013年3月

南相馬市東日本大震災追悼式

東日本大震災から2年。南相馬市東日本大震災追悼式は市民文化会館で行われ、参列した768人が犠牲になられた方の冥福を祈りました。
桜井市長が式辞を述べた後、会場のスクリーンに政府主催の追悼式の映像を映し、震災が起きた午後2時46分に黙とうを捧げました。
遺族を代表して小高区の小野田聖一さんが追悼の辞を述べ、出席者全員が献花台に花を手向け、静かに手を合わせました。

南相馬市東日本大震災追悼式

撮影場所:福島県南相馬市
撮影日:2013年3月11日

3.11 TOHOKU 応援はつづく ~忘れない、あの日を。つなげよう、未来へ。

「そのとき、つながるということ」 東日本大震災から10年、進化し続けるソフトバンクの災害対策

(掲載日:2013年4月10日)