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大船渡新春四大マラソンが開催 2014年2月 東日本大震災 被災地の今

ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。

「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。

大船渡新春四大マラソンが開催されました

大船渡の新春恒例行事である「大船渡新春四大マラソン」が平成26年1月13日、成人の日に開催され、県内外から多くのランナーが集まりました。

このマラソンは、 新春を飾るイベントとして50年以上開催されている、歴史と伝統のある大会です。新春の大船渡市内を多数のランナーが駆け抜ける様子と、沿道からランナーに温かい声援を送る人々の様子は大船渡の風物詩となっています。

この日は小雪が舞う寒い一日でしたが、総勢1,703名ものたくさんの参加者が大船渡市内を走り抜けました。

メイン会場の市民体育館は、東日本大震災で被災し、現在も復旧作業中。
そのため、体育館の中には入れない状態でした。

自分で限界を作らない。
どんなに寒くても、強風でも、ひたすら前を向き、走ることに挑戦する。
そんな姿は、復興に向かう大人たちに感動ともの凄いパワーを与えてくれました。

復興に向かう長い長いマラソン。
ゴールはまだまだ見えませんが、これからもみんなで力を合わせて走り続けていきたいです!

大船渡新春四大マラソンが開催されました

大船渡新春四大マラソンが開催されました

撮影場所:岩手県大船渡市
撮影日:2014年1月

星空に一番近い港町、気仙沼

あまり知られていませんが、宮城県気仙沼市は肉眼や双眼鏡で星空観察をする「全国星空継続観察」(主催:環境省)で2度も1位になったことがあるほどの、「星空の美しい町」です。

そんな気仙沼が、世界的に広がる「光害」を防止して「星空に一番近い港町」になることを目指して活動を続ける人がいます。NPO法人「気仙沼銀河学校」の伊藤雄一郎さんです。

伊藤さんは、平成13年に自らが校長となり「気仙沼銀河学校」を発足し、市民の有志や天文協会、光学ショップ、行政の協力を得て、「光害」対策の取り組みを始めました。
「美しいリアス海岸から見上げる星空が新たな観光資源となり、星を見るために気仙沼を訪れる観光客が増えてほしい。気仙沼湾に入港する漁船と夜空に広がる無数の星を一緒に眺めながら、気仙沼のおいしいものを食べることを楽しんでほしい」と伊藤さんは話します。

また、この地域で共に暮らした人たちに、ここで暮らしていたことを忘れないでいてほしい、またこの地域に戻って活気ある地域になってほしいと、伊藤さんは自宅があった場所に「グランドゼロ(風の広場)」を作り、四季折々の飾りつけをしています。地域のシンボルとして。

「復興」という目標に向かって一生懸命歩みを進める人たちのスタイルはそれぞれ違います。

その中で共通しているのは、『「今」だけではなく「未来」のために』という強い思いです。
未来に今以上に「すてきな町」を引き継ぎたいという気持ちが、「復興」への原動力になっていると感じます。

星空に一番近い港町、気仙沼

星空に一番近い港町、気仙沼

「美しい星空を守る」と活動中の気仙沼銀河学校
校長 伊藤雄一郎さん

星空に一番近い港町、気仙沼

風の広場の風景

星空に一番近い港町、気仙沼

情報提供:宮城県復興応援ブログ ココロプレス
撮影場所:宮城県気仙沼市
撮影日:2014年1月

3.11 TOHOKU 応援はつづく ~忘れない、あの日を。つなげよう、未来へ。

「そのとき、つながるということ」 東日本大震災から10年、進化し続けるソフトバンクの災害対策

(掲載日:2014年2月10日)