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毎年恒例! 農園で思いっきり遊ぶ子どもたち 2016年6月 東日本大震災 被災地の今

ソフトバンクグループでは、公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の「『あの日』を忘れない宣言」の趣旨に賛同し、皆さまと共に「チャリティホワイト」など、さまざまな支援を行ってきました。

「被災地の今」では、支援先である非営利団体からの活動レポートや被災地の現状を紹介しています。

「オールままday」と「飯電でGO!旧堀切邸に行こう!」を開催

特定非営利活動法人 ビーンズふくしま

2016年4、5月に開催した「オールままday」と「飯電でGO!旧堀切邸に行こう!」についてご報告します。

日々の子育てに不安やイライラを抱えていても、なかなか話す機会がない母親たち。「オールままday」では、子育て中の母親に関するテレビ番組を題材に、感じたことを自由に話し合う時間を設けました。母親たちは、子育ての苦労や一人で抱えている不安、夫に求める育児参加などについて話し、お互いに共感し合うことで、安心できたようです。今回は男性の参加もあり、女性とは違った視点の意見も出ていました。

「オールままday」と「飯電でGO!旧堀切邸に行こう!」を開催

「飯電でGO!旧堀切邸へ行こう!」は、初の遠足企画で、「みんなの家」の近くを走る福島交通飯坂電車に乗って、「旧堀切邸」へ向かいました。「旧堀切邸」は、広々とした庭園のある市民憩いの場です。そこで、宝探しや足湯、シャボン玉遊びなどを実施し、一緒に楽しいひとときを過ごしました。参加者は親子のほかに、ご近所の方やフリースクールの子どもたち、若者同士の交流会・ボランティア活動を行う「ユースプレイス」のスタッフたちとさまざまな顔ぶれ。普段から「みんなの家」を利用している若者がさりげなく妊婦さんを手助けする場面があったり、電車内でご近所さんが小さな子どもたちを見守ってくれたりと、多世代が自然とつながりあう「みんなの家」らしい行事となりました。

「みんなの家」スタッフブログ「みんなの家@ふくしま」

毎年恒例! 農園で思いっきり遊ぶ子どもたち

特定非営利活動法人 冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワーク

2015年6月の活動レポートでもご紹介した、岩沼市玉浦地区の市民農園「楽農村」で、遊び場を開催しました。今年は、隣の田んぼに水を入れるタイミングに合わせて実施しました。ふかふかに耕された土に水が流れ込んでいくと、水の染み込み具合で少しずつ違う感触を素足で楽しむ子や、溝を掘って川を作る子、泥の中でムツゴロウのように這いまわる子などなど、それぞれが自由に田んぼでの泥遊びを楽しみました。
この「楽農村」での遊びを通して、地域の子どもや大人が、地域の魅力に改めて気づいて欲しい…というのが、私たちの願いです。

毎年恒例! 農園で思いっきり遊ぶ子どもたち

遊び場の活動を始めてから3年目。最近では、近所の子どもたちが「遊び場の日」以外にもやって来て遊んで帰ることもあるそうです。この日も、朝早くから来て水が張られたばかりの田んぼでバシャバシャと競走したり、泳いでみたり、その後はドラム缶風呂に漬かったり…。子どもがなかなか帰ってこないと様子を見に来たおばあちゃん・ひいおばあちゃんは、遊び続ける様子に驚いていましたが、「帰りたがらないはずだ」とニコニコしながら子どもの遊ぶ姿を眺めていました。

5年前の大津波では大きな被害を受けた地域ですが、こうして子どもたちが元気に遊んでいる姿が、そこに暮らすみんなの元気につながると良いなと思っています。

特定非営利活動法人 冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワーク

絵本「はらぺこあおむし」をテーマに粘土作りに挑戦

読書ボランティアおはなしころりん

おはなしサロンでは、子どもや地域の方々が気軽に立ち寄り、本に囲まれてくつろいだ時間を過ごせるよう、毎月イベントを開催しています。今回のテーマは「ねんどでつくろう!『はらぺこあおむし』」。おなかが空いてなんでも食べてしまう「はらぺこあおむし」の絵本をテーマに、粘土で好きなものを作る企画です。
立体絵本を使っての読み聞かせと手遊びで、すっかり「はらぺこあおむし」の気分になって、さあ粘土の時間です。「長い長いあおむし、サッカーが好きな恐竜、自分の大好きな食べものもいいな…」と、子どもたちの手の中で、作品が一つ、もう一つと、お話の世界のように自由に形や色を変えながら完成していきます。出来上がった作品を手にした子どもたちの誇らしげな顔が印象的でした。そんな子どもたちの笑顔を見て、周りの大人たちも自然と笑顔になります。

絵本「はらぺこあおむし」をテーマに粘土作りに挑戦

読み聞かせ講座を修了した地域の方々が、読み手として図書館や地域での読み聞かせに参加しています。
「読み聞かせ 集い来る子に 癒されて」
これは、読み聞かせメンバーの84歳の方が読んだ句です。「子どもたちが待っていると思うから行くんだよ」と、今も現役で「おはなし会」での読み聞かせを続けています。
「はらぺこあおむし」が、最後にきれいなチョウになるように、子どもたちが地域の大人たちに支えられ、見守られながら、夢に向かって大きく羽ばたいてゆける社会、それが私たちの思い描くこれからの町の姿です。
その使命を活動によって着実に果たしていくために、2016年4月からNPO法人化しました。今後も全国の皆さま、地域の皆さまとの支え合いを励みに力を尽くしてまいります。

読書ボランティアおはなしころりん

3.11 TOHOKU 応援はつづく ~忘れない、あの日を。つなげよう、未来へ。

「そのとき、つながるということ」 東日本大震災から10年、進化し続けるソフトバンクの災害対策

(掲載日:2016年6月10日)