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ソフトバンク×池田市のコラボがスゴい!1回の寄付で4倍役立つ新しい自治体支援のカタチとは?

近年、ふるさと納税ブームなどもあって、「寄付」がちょっぴり身近に感じられるようになったこの頃。あなたが寄付したお金がなんと4倍に増えて、ボランティア団体などの活動支援に使われる…そんな仕組みをソフトバンクが作っちゃいました! タッグを組んだのは大阪・池田市。

2016年7月に池田市と包括協定を結んだソフトバンクは、IT技術を活用して、市の発展のためにお手伝いをすることになったんです☆ 今回の取り組みについてのあれこれを、倉田 薫市長に伺ってきました。

今回のソフトバンクとの包括協定の内容をカンタンに教えてください。

今年の8月から、ソフトバンクの募金プラットフォーム「かざして募金」を利用して、池田市内の公益活動団体を支援する取り組みをスタートしました。「かざして募金」経由で市に寄付していただくと、ソフトバンクが寄付金額と同じだけのお金をプラスオンし、さらに池田市がその金額を倍にして納付するというものです。

え! 自分が寄付した金額がソフトバンクによって2倍になり、市によってさらにその2倍になるんですか?

そのとおりです! マッチングギフト方式により、皆さんからの寄付が4倍になって池田市に積み立てられるんです。

  • 2016年8月~2018年12月まで(予定)。ソフトバンクの拠出額は年100万円まで、池田市の拠出額は年1,000万円まで。

すごいですね~。それは寄付のしがいがありますね! そうやって集められたお金は、どのように使われるのですか?

子育て世代や高齢者、障がい者支援などに携わるボランティア団体の活動支援に幅広く活用させていただいています。特に池田市は“教育日本一、子ども・子育て支援日本一”を政策に掲げています。全国で初めて、子ども・子育て支援に関することを話し合う「子ども・子育て会議」の条例を設置するなど、ユニークな取り組みも行っています。また、就学前の幼児教育にも力を入れていて、ソフトとハードの両面からさらなる幼児教育の充実と保育環境の改善に努めています。

その子育て支援でも、今回ソフトバンクとコラボしているそうですね。

池田市で育つ子どもたち一人一人を、しっかり見守っていくことこそが大切です。そのため3年ほど前から、母子健康手帳の延長として使える、成長・発達の記録ファイル「いけだつながりシートIkeda_s(イケダス)」の運用を始めました。

成長を記録し続けることで、大きくなって、なかなか親の目が届かなくなってきた子どもたちでも、それぞれの得意なこと、苦手なことなどを誰もが客観的に理解することができます。また、その情報を学校の先生や行政の窓口などと共有することで、一人一人に合った教育ができるようになりますよね。

イケダスはこれまで紙で管理していたのですが、今回ソフトバンクと共同開発で、スマホで見られる電子版イケダスをリリースすることができました! その名も「e-Ikeda_s(イーイケダス)」です!

スマホで見られる電子版「e-Ikeda_s(イーイケダス)」。とても便利と好評なんだとか

覚えやすいネーミングですね! 実際に利用された方からは、どんな感想が寄せられているのでしょう?

「紙のファイルは持ち運ぶのに不便だったが、スマホからアクセスできるようになり、とても便利」ですとか、「スマホがあれば、いつでもどこでも見ることができる」「手で書くよりもスマホで入力するほうが慣れているし、簡単」などのご意見が寄せられ、大変好評のようです。本格的な運用は2017年度からですが、さらに使い勝手がいいサービスになるよう、ソフトバンクと二人三脚で改良を続けていきます。

今後もソフトバンク×池田市のコラボは、ますます活躍の場を広げていきそうですね!

ここ数年、行政に対する住民のニーズは高まり続けており、地域をはじめ企業やNPO団体などと協力しないと、とても追い付いていけません。いろいろな技術やノウハウを積極的に取り入れていくことが、これからの市政運営にはとても大切だと考えています。

ソフトバンクとは教育の場でもがっちり連携して、授業を分かりやすくするためにICTを取り入れるなど改革を進めています。今後も幅広い分野でタッグを組み、池田市のさらなる発展と市民サービスの向上に努めていきたいですね。

池田市のイメージキャラクター「ふくまるくん」

こんな取り組みがもっと増えれば、ちょっと面倒だったり分かりにくく感じがちな行政サービスも、どんどん便利に使えるようになりそうですね♪
ソフトバンク×池田市のユニークな取り組み、これからも大注目です!

池田市の取り組みを支援したい!

興味を持った方は、以下のボタンから寄付できます!

(掲載日:2016年12月12日)
文:ソフトバンクニュース 編集部