SNSボタン
記事分割(js記載用)

開校から丸10年。なお進化を続ける智の総合格闘技場「ソフトバンクアカデミア」

創立10年を迎え、なお進化を続ける智の総合格闘技場「ソフトバンクアカデミア」

ソフトバンクグループの後継者発掘・育成のための機関「ソフトバンクアカデミア」が、12月1日から1月13日までの期間、第12期生(2021年4月入校)の募集をしています。先日行われたプログラムも交え、ソフトバンクアカデミアを紹介します。ぜひ応募の参考にしてみてください。

10年間で総勢約600名の猛者が参戦

2020年に10周年を迎えたソフトバンクアカデミア

2020年に10周年を迎えたソフトバンクアカデミア

ソフトバンクアカデミアは、2010年に発表した「ソフトバンク 新30年ビジョン」の中で設立が宣言され、孫正義自身が校長となり、ソフトバンクグループの後継者およびAI群戦略を担う事業家を発掘・育成することを目的として2010年7月に開校されました。

  • ソフトバンクグループが、次の30年間、引き続き情報革命を推進することで人々の幸せに貢献し、「世界の人々から最も必要とされる企業グループ」を目指すという方向性を定めたもの

ソフトバンクグループの経営課題を題材としたテーマに基づく「プレゼンテーションプログラム」や経営をシミュレーションする「マネジメントゲーム」、「特別講義」として孫の経営学の講義の他に、著名なゲストとの対談など10年間で多種多様なプログラムを開催。これまで総勢約600名のアカデミア生が、知の総合格闘技を繰り広げ、競い合ってきました。

ニューノーマルスタイルでも発揮された切磋琢磨

先日11月10日、プログラムの一つである、アカデミア生がプレゼンテーションで競い合い、勝ち抜いたメンバーが校長の孫に挑むプレゼンテーションプログラム「アカデミア本選」が開催されました。

今回は新型コロナウイルス感染症対策として、オフラインとオンラインのハイブリット形式で実施。オフライン参加者は感染予防対策を徹底の上、人数を最小限に絞り、孫と本選でプレゼンテーションを行うメンバーとスタッフのみとし、他の幹部やアカデミア生はオンラインで参加しました。

ニューノーマルスタイルでも発揮された切磋琢磨

ニューノーマルスタイルでも発揮された切磋琢磨

アカデミア生による相互採点を大切にしているため、オフライン会場では初めての取り組みとして、登壇者の対面に大型ビジョンが設置され、オンライン参加者約100名の顔がずらり。オンラインでもインタラクティブな参加ができ、本選ならではの緊張感や一体感で満たされました。

本選では予選を勝ち抜いた9名が各人の持ち時間5分で、孫から出題されたテーマに合わせてプレゼンテーションしました。さまざまな切り口で熱弁が奮われると、孫より鋭い質問がぶつけられ、プレゼンタ―とのラリーはもちろん、他のプレゼンタ―も参戦。互いに切磋琢磨するアカデミア生の姿勢が垣間見れる場面も。

孫は「それぞれ素晴らしい切り口。迫力と具体論をさらに求めたい」など講評し、「ビジネスの10カ年計画のチャンスは、ビジネスマンとしての人生で考えるとたった5回しかない。10年先を予見し、大胆な絵を描いてほしい。何度も考え抜き、実行して、頭の中を鍛え続けてほしい」とアドバイスを送りました。

次の時代をけん引していく、その覚悟はありますか?

今年1月には創立10周年を記念して、漫画「キングダム」の作者原泰久先生との特別対談が行われ、孫は10年間のソフトバンクアカデミアの歩みを振り返り、今後の期待を次のように述べています。

次の時代をけん引していく、その覚悟はありますか?

「われわれが目指す300年は、まだ始まったばかりです。後継者、あるいはグループ各社のトップ、またはソフトバンクグループの外の幹部であったとしても、志を共有するつわものとして、社会に大いに貢献してもらいたい。ここでの出会いが皆さんの人生の宝になるような、そういう同志に巡り合う場であってほしい。さらにここにいる皆さんから、多くの人々に刺激を与えてほしい。

AIはあらゆる分野を改革し、産業を再定義します。実に、血湧き肉躍る、面白い世界。このような世界では、従来とは全く異なるヒーローが生まれます。皆さん、次の時代をけん引していく、その覚悟はありますか? いい意味で突き抜けてください。クレージーになってください。世界中の人々の幸せのために、皆さん、狂いましょう!」

ソフトバンクアカデミアは、経営の実践的な「学びの場」であるとともに、社内外から集結したアカデミア生がお互いに切磋琢磨し合うことで、高みを極めて行く場として進化し続けています。

12月1日から1月13日まで第12期生(2021年4月入校)の募集を受付中です。

(掲載日:2020年12月1日)
文:ソフトバンクニュース編集部

こちらの記事も読まれています。