1990年代半ばから2010年頃に生まれた層を指す(2022年時点で10〜26歳くらいの年齢)。独特な価値観を持ち社会問題への関心も強いとされる
子どもの頃からスマホやSNSが当たり前に存在しているデジタルネイティブ
一般的に、1960~70年代に生まれた人をX世代、1980~90年代半ばに生まれた人をY世代(ミレニアル世代)と呼び、「X」と「Y」の次世代という点から「Z」という名称が使われます。
世代 | 生まれた年 | 2022年時点の年齢 |
---|---|---|
X世代 | 1960~70年代 | 41~55歳くらい |
Y世代 | 1980~90年代半ば | 26~41歳くらい |
Z世代 | 1990年代半ば〜2010年頃 | 10〜26歳くらい |
Z世代は10代でスマホの誕生に遭遇していることから、インターネットやSNSが空気のように当たり前に存在する環境下で育ったデジタルネイティブ世代でもあります。TwitterやInstagramなどのSNSを使い、情報収集やショッピングを楽しんでいる他、リアルで会ったことのない人とも気軽につながりコミュニケーションをとっています。また、YouTubeなどの動画サービスを通したコミュニケーションも活発です。
社会問題への関心が強い傾向
Z世代は、社会問題への関心が強い傾向にあります。SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、多様性に関する考え方に若いうちから触れていること、さらに東日本大震災をはじめとした災害を経験している世代のため、自然災害や環境問題への関心が高いです。
今世界で起きている社会問題や環境問題にSNSを通して触れる機会が多く、問題に対する当事者意識が芽生えやすいというのが、社会問題への意識が高い理由の1つとも言えます。他にも早くから「ダイバーシティ」や「サステナビリティ」などに関する教育を受けていることも、若い世代の環境意識向上に影響を与えています。
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(掲載日:2022年2月28日)
文:ソフトバンクニュース編集部