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そろそろ知らないと恥ずかしいSDGs。3分で分かるSDGs解説

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

新聞やテレビでもよく目にするようになった「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」。このシリーズではSDGsについて、人が集中してインプットできる限界と言われている“3分”で解説していきます。SDGsの基礎知識から企業・個人による取り組みの例まで、いまさら人には聞けない最低限の知識を押さえておきましょう。

これだけは知っておきたい! SDGsの3つのポイント

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

  1. SDGsは人類が地球で暮らし続けるための道しるべ
  2. 「17の目標」と「169のターゲット」で構成されている
  3. 誰も取り残さない経済・社会・環境を目指している

そもそもSDGsとは?

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のこと。2015年9月に国連で採択されました。これは、貧困や紛争、気候変動による自然災害、感染症といった人類が直面している課題を整理し、2030年までに世界が達成すべき目標を立てた“道しるべ”です。

ユニークなのは、政府や国連はもちろん、企業や自治体、そして個人までもが目標達成のためのアクションを選べること。「いま私にできることってなんだろう?」と考えることが、その第一歩になります。

SDGsは「17の目標」で構成されている

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

SDGsを形づくる「17の目標」というものがあります。例えば、目標1「貧困をなくそう」、目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標14「海の豊かさを守ろう」など。そして17の目標には、達成するためのより詳しい目標が、それぞれ5~10個ほど設けられています。この具体的な目標までをすべて合わせて「169のターゲット」と呼びます。

これらすべてを覚える必要はありません。誰でも、身の回りで困っていることやひそかに問題に感じていることがきっとあるはずです。貯金ができなくて困っている、家事を任せきりにされてうんざりしている、自宅が古くなってきて住みづらい……一見すると地球規模の話には思えないようなこともSDGsが絡んでいます。

SDGsは経済大国・日本にとっても達成すべきゴール

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

SDGsによって生み出される経済効果は、2030年までに年間1,200兆円に達すると言われています。投資家たちは企業に投資するときに、その会社がどれだけ環境や社会への責任を果たしているかを重視するようになりました。日本の企業も、環境に優しいものづくりや働き方の見直しなどに取り組んでいます。自社の技術・サービスを生かし、開発途上国へのサポートに動き出す企業も増えてきました。

SDGs(エスディージーズ)とは? 17の目標と達成すべき理由を解説(3分で分かるSDGs)

(引用:デロイトトーマツ「各目標の市場規模」)

一方で、日本にも乗り越えなくてはならない課題があります。例えば目標1「貧困をなくそう」で言うと、水準以下の所得で暮らす世帯の割合が多いこと。目標5「ジェンダー平等を実現しよう」においては、長く続いた家父長制の名残りもあって、女性が社会でリーダーシップを執りにくいのが現状です。このほかにも、資源の使い方やまちづくりなど、日本が向き合うべき課題がたくさんあります。

SDGsが目指すのは、誰も取り残さない「経済」「社会」「環境」

17の目標を「生物圏」「社会圏」「経済圏」の3つの層に分けた、「SDGsウェディングケーキ」と呼ばれるモデル(出典:Azote Images for Stockholm Resilience Centre, Stockholm University)

17の目標を「生物圏」「社会圏」「経済圏」の3つの層に分けた、「SDGsウェディングケーキ」と呼ばれるモデル(出典:Azote Images for Stockholm Resilience Centre, Stockholm University)

実は、SDGsができる前にも「MDGs(ミレニアム開発目標)」というものがありました。これは、「極度の貧困と飢餓の撲滅」など、主に開発途上国での経済・社会の開発を目指したものです。MDGsは一定レベルの成果を上げましたが、実はアフリカの一部の地域などで、調査の手が届かず“取り残されてしまった人々”がいました。

そこでSDGsでは、“誰一人取り残さない”ため「経済」「社会」「環境」の3つの調和を目指しています。「経済」を成長させるには、産業やテクノロジーの発展が必要です。そのためには、教育と食料がいき渡り、誰もが健康で平等に暮らせる「社会」も欠かせません。そして、それらすべての土台となるのは、持続可能な「環境」なのです。つまり、すべての目標はお互いに関わっているのです。地球上のすべての人がこの調和から取り残されない未来が、SDGsのゴールと言えるでしょう。

ここからスタート! まずはSDGsを知ることから始めよう

私たちの暮らしのすぐ隣にある、SDGs。スーパーで買い物をするときや電車で体が不自由な人を見かけたときにも、自分が取る行動によってSDGsの達成に一歩近づきます。

本シリーズでは、17の目標について、現状の課題や企業の取り組み、私たちにできることを3分で解説しています。17ある入り口は、中ですべてつながっている。まずは、あなたが興味を持てる入り口を探してみましょう!

「3分で分かるSDGs」シリーズ

監修者:蟹江 憲史(かにえ・のりちか)先生

蟹江憲史先生

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。専門は国際関係論、地球システム・ガバナンス。SDGs策定過程から国連におけるSDGs設定に参画、「目標ベースのガバナンス」という概念を打ち立て、国際的に高く評価されている。国連事務総長より、2023年に国連が発行する『グローバル持続可能な開発報告書(GSDR)』を執筆する15人の科学者の一人に選ばれているSDGs研究の第一人者であり、研究と実践の両立を図っている。『SDGs(持続可能な開発目標)』(2020年、中公新書)『未来を変える目標SDGsアイデアブック』(Think the Earth、2018、監修)、『SDGs白書2019』(インプレスR&D)など。

(掲載日:2021年3月12日)
文・編集:エクスライト
イラスト:小鈴キリカ
監修者プロフィール写真:市村円香

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