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期初予想を上回る過去最高益を達成。2022年度は営業利益1兆円へ -ソフトバンク株式会社 2022年3月期 決算説明会レポート

2022年5月11日、ソフトバンク株式会社が2022年3月期 決算説明会を開催。代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川 潤一が、2021年度の連結業績および2022年度の連結業績予想に加え、2023年度以降の考え方と事業別の取り組みについて説明しました。

目次

売上・利益ともに過去最高を達成

2021年度の業績は、期初の見通しを上回り、過去最高を達成しました。売上高は前年比9%増、営業利益は前年比2%増と4期連続で更新し、一株当たりの配当金は期初予想通り年間86円を予定していると説明。

連結業績

2021年度の振り返りとして、コンシューマ事業が通信料値下げの影響を受けたものの、法人事業とヤフー・LINE事業で増益したと総括しました。

営業利益

PayPayの連結子会社化などにより、2022年度営業利益1兆円達成へ

2022年度も通信料値下げの影響が続くが、法人事業の成長と期中に予定しているPayPay株式会社の連結子会社化により、営業利益1兆円を達成する見込みであると述べました。

2022年度経営方針

また、2022年3月に人口カバー率90%を達成した5Gネットワークについて「さらなるエリア拡大のため、集中的な設備投資を行っていく」とコメント。6,000億円のフリー・キャッシュ・フローを創出し、高水準の株主還元を維持していくことにも言及しました。

セグメント別予想

グループシナジーを最大化する戦略でさらなる成長へ

2023年度以降は、さらなる事業の成長に加え、通信料値下げの影響が縮小することや固定費削減施策の効果により、PayPay連結子会社化の影響を除いたビジネスの営業利益ベースで増益を目指すと語りました。

2023年度以降

また、グループシナジーの最大化を図る全体戦略のもと、事業別の取り組みに関しても説明がありました。

グループシナジー

コンシューマ事業では、モバイル契約の純増数が順調に回復していることに触れ、「2023年度にスマホ契約数3,000万を目指す」としました。また、「モバイル事業からYahoo!ショッピング、PayPay、ソフトバンクでんきなどへ送客しているだけでなく、こうしたサービスの利用を目的に新規契約をする方も増えており、モバイル契約数増加に貢献している」とグループ企業などとのシナジー効果を強調しました。

コンシューマ事業

法人事業では、これまで取引が少なかった中堅・中小企業について、グループ企業との連携により顧客数の拡大を狙うことや、大企業については課題解決型で複数のソリューションを提案することにより取引額を拡大していくとコメント。

法人事業

物販eコマース事業が順調なヤフー・LINE事業では、ポイントの活用やID連携によるクロスユース施策で、グループの経済圏拡大を目指すとしました。

2021年度のPayPayの決済取扱高は、前年比67%増の5.4兆円。引き続き決済取扱高の拡大を進めるとともに、「加盟店向けサービスやグループ内の金融サービスとの連携強化により、事業の多層化を図っていく」と今後の取り組みについて言及しました。

PayPay

2022年3月期 決算説明会

(掲載日:2022年5月10日、更新日:2022年5月12日)
文:ソフトバンクニュース編集部