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【GIGAスクール構想】~1分で分かるキーワード #51

【GIGAスクール構想】~1分で分かるキーワード #51

学校教育での情報活用能力の育成、ICTを活用した学習活動の充実を目的に、2019年に文部科学省が掲げた構想

ほぼ全ての小中学校でICTの利活用が進む

2018年のOECD(経済協力開発機構)による子どもの学力調査で、日本は上位だった一方、「授業でのICT活用」が加盟国で最下位だったことが明らかになりました。国内では、ICT教育基盤の脆弱さや地域間格差などが指摘されており、危機感を覚えた政府は教育のICT化を強く推進することを閣議決定します。そして2019年12月、文部科学省により「GIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想」として実施されることとなりました。

構想には、全国の小・中学生に1人1台のタブレット、パソコンなどの各種情報端末や学校の高速ネットワークを整備することへの補助金などが盛り込まれました。2020年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で登校が難しくなった事情も重なり整備は前倒しされ、すでに全国ほぼすべての小中学校でICTの利活用が始まっています。

ソフトバンクは「GIGAスクール構想」の実現に向けて、端末やネットワークの導入・保守などの継続的な支援に加え、授業でICTを有効活用するためのクラウドサービスやアプリケーションの提案と導入、教職員への研修支援などを行っています。

GIGAスクール構想の関連情報

(掲載日:2022年9月12日)
文:ソフトバンクニュース編集部