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【スポーツテック】~1分で分かるキーワード #109

【スポーツテック】~1分で分かるキーワード #109

スポーツとテクノロジーを組み合わせた造語。スポーツの分野にテクノロジーを活用する取り組みのこと

スポーツとテクノロジーの融合で、スポーツ体験をより楽しく快適にサポート

スポーツテックは、AIによるデータ解析などの最新テクノロジーをスポーツの分野に取り入れて、スポーツ選手のトレーニングサポートや競技の正確な判定、観戦環境の向上などに役立てようとするものです。

活用領域は、「観る」「支える」「する」「創る」の4つの要素に分けられます。以下は、それぞれの要素の特徴と具体的な例です。

活用領域 特徴
観る スポーツ観戦の環境をより快適なものにしたり、これまでにない新しい観戦スタイルを実現
  • VRなどを利用した臨場感ある視聴体験
  • 複数のカメラアングルからの映像視聴
  • 試合や選手のリアルタイムでの統計情報提供 など
支える 選手やチームのレベル向上をサポートしたり、正確な判定など競技の運営をサポート
  • 効果的なトレーニングメニューの提供
  • データ分析ツールの活用 など
する プロやアマチュアに関係なく、誰もが気軽にスポーツを楽しめる環境を提供
  • スマートウオッチを使用した運動量の計測
  • フォームのチェックができるアプリ など
創る これまでにはなかった新しいスポーツの楽しみ方や環境を創造
  • 「する」の要素に含まれることもある
  • e-スポーツなどの新しいスポーツ形態

スポーツテックの進化は、臨場感のある観戦体験や競技レベルの向上に貢献するだけでなく、スポーツ産業全体の発展にも期待されています。

指導者不足などの課題を解決

近年、学校スポーツにおいては、部活動の指導者不足や、少子化による地域格差などの課題が顕在化しています。スポーツテックはこれらの課題を解決するためにも活用されています。

ソフトバンクでは、AIを活用したフォームチェックなど、スポーツ技術の向上をサポートする「AIスマートコーチ」で、競技経験のない顧問でも専門的な指導を可能とする環境、また身近に指導者がいなくても遠隔で質の高い指導が受けられる環境の提供に取り組んでいます。

スポーツテックの関連情報

(掲載日:2023年7月3日)
文:ソフトバンクニュース編集部