Duet AI for Google Workspace を試してみた（ドキュメント編）

Duet AI 機能を適用したアカウントで空白の Google ドキュメント を作成すると、最初に「Help me write」ボタンがあります。

このボタンをクリックすると、以下のようなウィジェットがポップアップされます。

次に、生成したい内容（AIに対する指令：プロンプト）を入力し、「Create」ボタンを押します。

少し待つと、文書のドラフトが生成されます。

生成された文書を確認し、問題がなければ「Insert」ボタンを押します。すると、生成された内容がドキュメントに追加されます。

以上がDuet AIの機能を一番簡単に使える方法です。

文書の修正

次に、既存の文書あるいは生成された文書を変更したいケースです。

「もっと簡潔にまとめたい」「よりビジネス向けの言葉に直したい」など、普段の仕事において感じたことはありませんか？

Duet AI を使えば、一瞬で望んだ文書に直してくれます。

まず修正したい文書を選択し、出てきた水色ボタンを押します。

すると、以下のようなメニューがポップアップされます。

よく使われる修正指令の例が表示されます。

Duet AI への修正指令の例を選択、もしくはカスタムした修正指令を手動で入力します。すると、ウィジェットがポップアップされます。

修正後のテキストが表示され、問題がなければ「Insert」ボタンを押します。修正後の内容がドキュメントに追加されます。

以上が文書修正の流れでした。

文法チェック

文法チェック機能は以前より利用できる機能ですが、Duet AI によってチェック機能が大幅に向上しました。

文法チェックのアイコンは以前と変わりませんが、Duet AI が適用されたアカウントで文法チェックのボタンを押すと、Duet AI により強化された文法のアドバイスの一覧が見られるようになります。

強化された文法チェック機能ではスペルと文法チェック以外に、変な表現や冗長な表現の確認、長文の分割などもできるようになります。面白いことに Duet AI が生成した文書でもいろいろ指摘されるようです。

以上が、Duet AI により強化された文法チェック機能です。

まとめ

この文書では、Google Workspace に導入された生成AI機能 Duet AI について紹介しました。Google ドキュメント における Duet AI は以下のことができます。

• 簡単な指示からテキスト生成：「Help me write」ボタンをクリックし生成したい内容を入力すると、文書のドラフトが生成されます。

• 文書の修正：直したい文書を選択し修正指示を選択または入力すると、修正後の文書が生成されます。

• 文法チェック：文法チェックのアイコンをクリックすると、Duet AI により強化された文法のアドバイスの一覧が見られます。

Duet AI は、オフィスワークにおける文書作成の効率化や品質向上に役立つ機能です。現在は英語のみサポートしていますが、今後は日本語にも対応すると思いますので、ぜひ一度試してみてください。

Duet AI について解説した、下記の記事も一緒に確認してみてください。

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