Google Cloud Next'23に参加してきた

基調講演

Google Cloudのプロダクトアップデートを含む、Google Cloudの最新ソリューションが紹介されます。Google Cloudを導入した企業の取り組みやビジョンについても紹介されます。

Breakout Session

Google Cloudのエキスパートによるプロダクトの最新情報や、Google Cloudを利用するユーザーのサクセスストーリー/活用事例が紹介されます。また、スピーカーへ直接質問する時間も確保されており、現地でのみ得られる貴重な情報も多数ありました。

※オンデマンド配信では、質問時間やディスカッション部分が省略されることがあります。

Expoブース

Google Cloud Next会場内のExpoブースは、イベント参加者にとって魅力あふれるエリアでした。ここでは、Google Cloudを導入して成功を収めた企業の事例や、最新の製品デモを直接体験できました。また、広場のような開放的な空間がところどころに設けられており、参加者同士の交流ができるようデザインされています。このように、Expoブースは、新しい視点やアイディアを得るための場として機能していました。

Innovators Hive

Innovators Hiveと名付けられたエリアでは、Googleのエキスパートと直接の対話や、Google Cloudの最新デモを体験する機会が提供されています。ここでは、学習プログラムや認定資格の新しい情報も得られるため、エンジニアやデベロッパー同士の親交を深めるのに最適な場所となっていました。

4年ぶりのオンサイト開催となったGoogle Cloud Nextでは、参加者やスピーカーの方々の間に、興奮と特別感が溢れていました。特に、各セッションでの質疑応答やディスカッション、さらにはExpoでの交流を通じて、オンライン開催とは比較にならないほど豊富な情報を得ることができ、また参加者全員の一体感を強く感じることができました。

Google Cloud Next’23開催前の様子

Google Cloud Next’23の様子をお伝えする前に、開催を目前に控えたサンフランシスコ市内の様子をお伝えいたします。

Moscone Centerまでの道のり

Google Cloud Next’23の会場であるMoscone Centerは、サンフランシスコの中心部に位置しています。サンフランシスコ国際空港からは、Uberなどを利用して約20-30分と、非常にアクセスしやすい場所にあります。

BART(Bay Area Rapid Transit) と呼ばれる高速鉄道を利用すると、サンフランシスコ国際空港からPawell Street駅(Moscone Centerの最寄り駅)まで30分ほどで到着します。実際に筆者もBARTを数回利用しましたが、車内はゆったりとしており、各地に快適に移動できました。

※BARTの安全性に関する噂を耳にしていましたが、日中など観光客が多い時間帯には特に不安を感じることはありませんでした

サンフランシスコ市内の様子

Google Cloud Next’23が開始される前日にもかかわらず、Moscone Centerの周辺は多くの参加者で賑わっていました。サンフランシスコ市内でもイベント参加者を見かけ、Google Cloud Next’23がいかに大規模なイベントであるかを実感できました。

さらに、市内のいたるところでGoogle Cloud Nextのイベントロゴや広告を目にすることができ、このイベントを多くの人々にアピールしている様子が伺えました。

筆者が滞在したホテルはイベント会場に近かったこともあり、ホテルのエントランスにチェックインカウンターがありました。

Google Cloud Next’23開催中の様子

いよいよGoogle Cloud Next’23の様子について紹介いたします！

Welcome to Google Cloud Next'23!

Google Cloud Next'23のメインの開場ではKeynote(基調講演)が開催されました。大規模な会場でしたがKeynote開始前には全ての席が埋まっていました。会場に早めについていないと入場できなかったかもしれません。

Expo/Showcase/Innovators Hive

Expoブースでは様々な企業が出展しており、Google Cloudを活用した取り組みや自社の革新的な製品のデモを展示していました。リアルタイムで動作する製品デモを目の前で見ることができ、製品のポテンシャルを直感的に理解するのに非常に役立ちました。また、各ブースの担当者からは、製品の特長やテクニカルな説明をしていただけました。

Expo会場内には、Google Cloud認定資格保有者やChampion Innovatorsの専用スペースも設けられており、ノベルティやリフレッシュのための飲み物・スナックが提供されていました。ソファーなどが配置され、エンジニアやデベロッパーの方々とゆったりとテクニカルな話をすることができました。また、ラウンジを訪れた際にはイベント限定のワッペンをいただくことができ、素敵なお土産になりました。

Breakout Session

Moscone Centerにはさまざまな規模のプレゼンテーションルームが設けられており、合計で200以上のBreakout Sessionが行われていました。

これらのセッションへの参加には、事前の予約が推奨されていました。特に「What’s new～」や「What’s next for〜」という新サービスや機能の発表を予定しているセッションについては、3週間前には予約で満席になっていました。
※満席となったセッションは、最終日に再講演が行われていたセッションがありましたので諦めず予定を確認しておくとよいかもしれません

イベント当日は、各セッションの会場入り口でスタッフが参加証をスキャンする形式でした。事前予約をしていない参加者も、セッション開始の前に待機列に並ぶことで入場可能でした。
※断られていたケースもありましたので、事前の予約を推奨いたします

Lunch

ランチタイム（開催日の11時から14時）には、複数のランチボックスから無料で選べるようになっており、”アメリカンサイズ”のビッグなランチを楽しむことができました。また、ランチメニューは毎日異なり、スナックや飲み物も豊富に取り揃えられていたため、非常に快適に過ごすことができました。イベント期間中、天気にも恵まれ、多くの参加者が芝生やベンチに腰をかけ、活発な議論を交わす光景を随所で見かけました。

Google Cloud Next’23のみどころ

Google Cloud Next’23では盛りだくさんのアップデートが発表されましたが、その中でも特に注目すべきポイントを紹介します。

なお、Google Cloud公式ブログにて発表されたアップデートのまとめが発表されているので、こちらも併せてご確認ください。

Google Cloud Next’23で発表された新サービスや機能

生成AIがGoogle WorkspaceとGoogle Cloudのあらゆる製品や機能に搭載されていくことをアナウンスする基調講演やブレイクアウトセッションの連続でした。そのなかでも特に印象的に残った、重要と思われるアップデートをご紹介します。

Duet AI in Google Workspace

生成AIがGoogle Workspaceでの作業を強力にサポートしてくれるDuet AI in Google Workspaceの一般公開が発表されました。Duet AIを利用することで、GmailやGoogle Slidesの作成や要約、画像の自動生成など、様々なタスクを自然言語でAIに指示し、効率的に実行できます。今回発表で一般公開されたのは英語版のみで、他言語への対応は順次進められる予定とのことです。

基調講演では、Duet AIと対話しながら作成した文章や分析結果がGoogle Slidesに即時に反映される、まるで魔法のようなデモを見ることができました。分析結果の描画についても、カジュアルな会話や指示を与えるだけで、Duet AIがデータからインサイトを抽出し、適切かつ正確な結果やグラフを生成してくれました。その精度の高さには驚かされました。

なお、Duet AI in Google Workspaceについては、弊社でも検証を進めております。詳細は以下の弊社ブログをぜひご覧ください！

※Google Cloud Next'23以降、Duet AIを搭載したプロダクト名称はDuet AI for～, Duet AI in～両方の表記となっています。今後はDuet AI in～という表記に統一される見込みです

Duet AI in Google Cloud

Duet AI in Google CloudのPreviewが公開されました。これによりDuetAIはGoogle Cloudでの作業についても強力にサポートしてくれるようになります。基調講演においては、Duet AIが以下のようなサービスにおいてもサポートを提供するようになるとアナウンスされました。

• BigQuery
  
• Looker
• Cloud Spanner
• Apigee API Management
• AlloyDB
• Security Command Center
• Mandiant Threat Intelligence

基調講演やBreakout Sessionでのデモを通じて、Duet AIの驚異的なポテンシャルが明らかになりました。特に、BigQueryにおいて、自然言語のプロンプトを基にSQLが自動生成される機能は、非常に印象的でした。この機能のおかげで、ユーザーは専門的なSQL知識がなくても、データの問い合わせや分析を手軽かつ簡単に行うことが可能になるでしょう。

また、Looker Studioのデモでは、簡単な指示文だけでデータからのインサイトを抽出したり、表やグラフを生成したりする機能が実装される予定とのことでした。ビジネスユーザーやデータアナリストは、Duet AIを利用することで、作業の効率化が図れるでしょう。

このデモの様子は、Google Cloud公式ブログでも確認できます。

Breakout Sessionでは、DataplexやGoogle Kubernetes Engineでの作業において、Duet AIからサポートを受けられるデモを見ることができました。Duet AIがエージェントのように働くことで、近い将来、Google Cloudの多種多様な製品の設定補助はもちろん、サービスや製品間のスムーズな連携も実現可能となることが予見され、期待が膨らむデモでした。

Google Cloud公式ブログで、Duet AI in Google Cloudについての詳細な説明が確認できますので、ぜひご覧ください。

Vertex AIのアップデート

基調講演では、Vertex AIの機能強化に大きく焦点を当てて紹介が行われました。

Model Gardenのアップデート

「Model Garden」と呼ばれる生成AIのモデルを提供するカタログサービスでは、Meta社の生成AIモデル「Llama2」が利用可能となるとの発表がありました。デモではLlama2のデプロイや微調整が既に実施可能であることを紹介していました。そのほか、Code LlamaやFalcon LLMなどのモデルが利用可能になりました。

基盤モデルのアップデート

Googleが開発する生成AIモデル(PaLM, Codey, Imagenなど)についても、さまざまな機能の拡充や精度向上が発表されました。PaLM2では、日本語を含む38言語への対応や、入力トークンが32kまでの拡張に対応することが発表されました。またCodeyとよばれるコード生成に特化したモデルでは、最大25%の品質向上が実現できる見込みという発表もありました。さらに、医療業界に特化したMed PaLMや、セキュリティ業界に特化したSec-PaLMなどの業界特化の生成AIが提供される予定であることもアナウンスされました。

Vertex AI  Conversation & Vertex AI Search

これまでAIチャットボットや社内データ検索アプリを構築する補助ツールとしてGenerative AI App Builderが提供されていましたが、今後は「Vertex AI Conversation」および「Vertex AI Search」としてVertex AIの一部として提供されます。現状では英語のみの対応となっていますが、2023年末までに多言語対応を予定しているとアナウンスされました。

Vertex AI Extensions

「Vertex AI Extensions」と呼ばれる生成AIを用いたアプリケーション構築プラットフォームが提供されます(ChatGPTではPluginに相当します)。このサービスを利用することで、Googleのサービスだけでなく、自社データや3rd Partyサービスとのシームレスな連携が可能となります、これにより、これまで言語モデル単独では困難だったタスクの実行ができるようになることでしょう。

Google Cloud公式ブログで、Vertex AIのアップデートについての詳細な説明が確認できますので、ぜひご覧ください。

Google Cloud Next’23の注目セッション

筆者がイベントに参加して印象に残ったセッションについて簡単に紹介いたします。

なお、各セッションについては、Session Libraryからオンデマンドで確認できますので、ぜひ他のセッションも視聴ください。
※視聴にはGoogle Cloud Next'23への登録が必要になります(無料)

What’s new with BigQuery

セッションURLはこちら

このセッションでは、生成AIを活用したBigQueryの新機能や、Data Clean Roomsのプレビュー提供、BigQuery Partner Centerなどの多岐にわたる機能拡充が発表されました。その中から、特に印象的だった3つのアップデートを紹介します。

1.BigQuery Studioによるエンドツーエンドのデータエンジニアリングと分析の実現

BigQuery Studioではデータエンジニアリング、アナリティクス、分析を行う単一のインターフェースを提供します。

これまでのデータ分析チームは、データレイクハウスや機械学習基盤の管理に際し、分業制を採ることが一般的で、それぞれが異なるツールやサービスを利用していました。これにより、コミュニケーションの複雑さやオペレーションの手間が増え、チーム全体の生産性への影響が出ることがありました。BigQuery Studioの導入により、データの流れが一元化されることで、チームの作業効率が向上し、データ活用の促進が期待できます。

2.Duet AI in BigQueryによる新しいデータ分析体験

Duet AI in BigQueryのプレビュー提供が発表され、Duet AIがデータからインサイトを抽出するデータ利活用者を強力にサポートしてくれるようになります。

BigQueryのコンソールを通じて、ユーザーは自然言語を用いての対話によりSQLを自動生成することができるようになります。加えて、Looker Studioダッシュボードとのシームレスな連携や、様々な表やグラフの生成も容易になります。特に注目すべきは、Duet AIによって生成されるSQLがGoogle SQLに特化しているため、BigQueryでの利用に最適な形で提供される点です。つまり、ChatGPTなどの他の汎用モデルに比べて、より高精度の出力が期待できます。

将来的には、Duet AIがDataplexを通じてテーブルやカラムの意味を他のサービスへ連携させることにより、例えばBigQuery内のデータ検索や活用の精度が一層向上することが期待されます。同様に、LookerやVertex AIを用いた分析や統合においても、Duet AIとの連携することでよりスムーズに進められるでしょう。

今後、データ分析のアプローチが大きく変わる可能性があり、非常に楽しみなアップデートとなりました。

3.BigQueryでのVector embeddingsとインデックス化

BigQueryの計算リソースを使用して、複数のベクトルデータベースやCloud Storage上のベクトルのインデックス化を行う新機能の開発を進めていると発表されました。

Vertex Feauture Storeに連携されることで、近傍検索などのデータ検索に活用できるようになります。また、API公開を通じて他サービスとのシームレスな連携が期待されます。BigQueryの計算能力をフルに活用することで、高速な処理が実現できるのを楽しみにしています。

What's new in data governance

セッションURLはこちら

このセッションでは、データ管理に特化したプロダクトであるDataplexに焦点をあて、カスタマーサクセスとともにデータマネジメントのエッセンスを紹介していました。本セッションでは、Dataplexの特徴として、以下のポイントが挙げられました:

• メタデータの統合管理を実現し、社内データの所在を明確にする
• ガバナンス/セキュリティベースラインを規定できる
• AIを活用してデータ品質を向上させるなど、データ管理を効率化する

データの真の価値をどのようにエンドユーザーに届けるのか

データは、MLOpsを筆頭に、様々なプロジェクトを推進する原動力となってきます。データからの価値を引き出すためには、大雑把には以下を検討する必要があります:

• 社内のどの部門にあるか
• データをセキュアに使えるか
• ビジネスにおいて信頼度の高いデータか

今後、生成AIをはじめとして、データ活用プロジェクトが活発になってくるとデータ管理戦略は事業の重要な柱となるでしょう。これらの課題に対して、Dataplexは非常に強力なソリューションを提供します。

カスタマーサクセス:小売業者のデータマネジメント事例

本セッションでは、カスタマーサクセスストーリーとして小売業の事例が紹介されました。その中でも、特に注目したのは、企業がどのようにデータマネジメントを推進しているかについての話でした。自社の事業であるスーパーマーケットでの営みを例に挙げ、IT部門と業務部門が効果的にコラボレーションするためには、ショッピングをする消費者がセルフサービスでデータ(商品)を発見し、すぐに利用できるようなシステムの構築が不可欠であることが説明されました。

また、顧客体験を向上させるための取り組みとして、自社で開発されたデータマネジメントシステムの紹介も印象的でした。このシステムではDataplexをデータカタログとして採用しており、企業が保有するデータについてWeb UIを通じて社内全体に公開されています。これにより、ビジネスユーザーもデータを簡単に探索し利用できる環境が整っているとのことでした。

Detaplexのアップデート

セッションの後半では、以下のようなDataplexのアップデートが紹介されました:

• Vertex AI のメタデータをDataplexへと連携できる機能が発表され、Dataplexがデータ活用の中心的な存在となる
• データプロファイリング機能と自動データ品質機能が一般公開となり、信頼性の高いデータソースを元にデータ分析が行えるようになる
• Duet AI in Dataplexについてもアナウンスされ(Coming soon)、データ検索やインサイト抽出にDuet AIを活用できるようになる

Dataplexは今後、データの管理や活用の中心として注目されるプラットフォームとなることが予想されます。特に、生成AIとの連携により、より高度なデータ分析や操作が可能となることから、ビジネスユーザーやデータエンジニアの間での注目度が高まっていくでしょう。Duet AI in Dataplexに関しては、具体的な機能や実装についての詳細な発表が待たれるところです。

まとめ

Google Cloud Next’23の魅力を駆け足でご紹介してまいりました。デジタル技術の進化とイノベーションについて、少しでも感じ取っていただければ幸いです。本記事の冒頭から述べていた通り、今年は「生成AI元年」とも称されるほど、生成AIに関するセッションや最新技術が数多く紹介されました。

Google Cloud Next'23では、生成AIが単なる道具を超えて、私たちの作業を支える真のパートナーとなり得ることを実感し、その未来への期待感を一層強く感じました。生成AIの可能性とそれがもたらす興奮を社内に持ち帰ることができたのは、イベント参加の大きな収穫でした。

番外編

Google HQに訪問

サンフランシスコ滞在中、Googleの新社屋であるGoogle Bay View Campusを訪れる機会がありました（Google様のご厚意でオフィスを案内していただきました）。Google Bay View Campusの屋根は、太陽光エネルギーを効率よく収集する目的で設計されており、独創的な形状をしていました（竜の鱗、ドラゴンスケイルと呼ばれているようです）。

このキャンパスだけでも非常に広大ですが、周辺のほぼ全ての建物もGoogleに関連しており、その規模の大きさには驚かされました。その広大な敷地のため、車やバス、自転車などを利用してオフィス間の移動をしているとのことでした。

社内のエントランスだけではなく、あらゆる調度品にはGoogleのロゴやカラーリングが施されていました。

Google Bay View Campusは、外観だけでなく内部設計も素晴らしく、特に従業員間のコミュニケーションを促進する工夫が見られました。具体的には、1階には交流スペースが、2階にはオフィスが配置され、平面的でありながらも広がりのある構造となっています。さらに、優れた採光設計により、オフィス内は非常に明るく、開放感に満ちており、まるで屋外にいるかのような快適な空間が広がっていました。1階の交流スペースには、小規模のキッチンスペース(無料の飲み物やスナックなどが置いてあります)や大きなカフェ(これもまた飲食物が全て無料！)がありました。

世界トップクラスのワークプレイスとしてのGoogle Bay View Campusにただただ圧倒されたオフィス訪問となりました。

サンフランシスコ市内を走る完全無人の自動運転タクシー

サンフランシスコ市内、ダウンタウンを除くエリアでは、数多くの完全無人の自動運転タクシーを目にしました。

今回の滞在中、残念ながら乗車する機会は得られませんでした（ウェイトリストに登録し、待つ必要がありました）。しかし、Uberの運転手さんに話を聞いたところ、「運転の挙動がまだ不安定で、あまり近寄らないよう心掛けている」とのこと。また、「自分の仕事は来年にはなくなるかもしれない」といった声も聞かれました。サンフランシスコ市内では、既に完全無人の自動運転タクシーが普通に走行しているという前提で運転を行う時代になっていました。

情報は事前に知っていましたが、実際に目の当たりにすると、完全無人の自動運転タクシーには驚かされました。このような光景が、近い将来、日本でも日常的に見られる日が来るのでしょうか。サンフランシスコでの体験は、期待と不安が交錯するものとなりました。

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