SNSボタン
記事分割(js記載用)

ITで保育士と子どもを救え! hugmoの昼寝見守りサービス、「BabyTech Award Japan 2019 安全対策部門」で最優秀賞を受賞

+ITで保育士と子どもを救え! hugmoの昼寝見守りサービス、「BabyTech Award Japan 2019 安全対策部門」で最優秀賞を受賞

各賞の受賞者と共に記念撮影に臨む、株式会社hugmo 代表取締役社長の湯浅 重数氏(前列右から3番目)

  • 2021年6月1日付で子育てクラウドサービス「hugmo(ハグモー)」事業を株式会社学研教育みらいへ移管しました。詳細はこちらを確認ください。

2019年6月7日に開催されたIoT/ICT 技術で育児を支援する商品やサービスを表彰する「BabyTech Award Japan 2019」で、ソフトバンクの子会社である株式会社hugmoが提供する昼寝見守りサービス「hugsafety」が、安全対策部門で最優秀賞の大賞を受賞しました。

「BabyTech Award」は、IoT/ICT 技術で育児を支援する「BabyTech」市場の認知と優れた国産商品・サービスの紹介を目的に開催されたアワードで、今回、「授乳と食事」「学びと遊び」「安全対策」「妊娠」「健康管理」「施設向け管理システム」の6部門から大賞が選出されました。

「BabyTech」

育児と保育に携わるすべての人をITテクノロジーで支援する「BabyTech」は、保育士さんの深刻な人手不足に悩む保育施設や、忙しい子育て世代の救世主として2016年ごろから注目され、ITテクノロジーを活用した育児関連サービスが次々に誕生しています。

ITで、保育士さんの負担を軽減し、就寝中の子どもをやさしく見守る

保育士が毎日行う午睡(昼寝)中の乳幼児の見守り業務では、1歳児未満の赤ちゃんがある日突然死亡する病気である乳幼児突然死症候群(以下、「SIDS」)を防止するため、子どもたちの異変をすぐに察知できるように約5分おきに体の向きや顔色、呼吸の状態などを記録していく必要があります。これらをすべて手書きで記入するため、保育士の業務負担が非常に大きなものになっています。

乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome:SIDS)

睡眠中に乳幼児が死亡する原因には、乳幼児突然死症候群という病気のほか、窒息などによる事故があります。SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なり、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
(厚生労働省ホームページ「乳幼児突然死症候群について」より抜粋)

「hugsafety」は、マット型IoTセンサーとクラウドを連携させて、昼寝中の乳幼児を見守るサービス。SIDSの対策として重要な、就寝中の無呼吸の早期発見が可能なサービスとして開発され、2018年10月から全国の保育施設に導入されています。

超高感度センサーを内蔵した専用マットを子どもの布団の下に敷くだけで、端末で子どもの呼吸などの生態情報をリアルタイムでモニタリングできるほか、呼吸に異変があった際はアラームで知らせる機能がついているため、昼寝中の異変を見逃すことなく子どもの睡眠を見守ることができます。

マット型 IoTセンサーで検知した呼吸や心拍の状態は、連絡帳アプリを搭載した端末と連携して、いち早く確認することが可能

今回の「BabyTech Award」安全対策部門 での受賞は、モバイルバッテリーを搭載している「hugsafety」のマット型IoTセンサーがコードレスのため、保育士さんが足を引っ掛ける心配がなく安全であること、また、使い慣れたマットの下に設置でき、体に直接触れない非接触型センサーを採用したことで寝ている子どもの睡眠を妨げず、衛生的に使用できることが高く評価されました。

hugmoの湯浅氏コメント
「本日はこのような素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。hugmoは設立2年という若い会社で、保育クラウドサービスを展開しています。『hugsafety』は、SIDSを防止し保育施設での痛ましい事故を少しでもなくすために、午睡中の無呼吸状態の早期発見を支援するサービスとして開発しました。今後も子育てに役立つサービスを開発していきたいと思っています」

  • 「hugsafety」およびマット型IoTセンサーは保育従事者の業務を補助するものであり、置き換えることを目的としたものではありません。また、診断などを行う医療機器ではありません。

関連リリース

関連記事

【前編】保育園で、子どもの“安全”と保育士の“業務負荷軽減”に役立つ「hugsafety」のヒミツに迫る!

【前編】保育園で、子どもの“安全”と保育士の“業務負荷軽減”に役立つ「hugsafety」のヒミツに迫る!

【後編】保育園で、子どもの“安全”と保育士の“業務負荷軽減”に役立つ「hugsafety」のヒミツに迫る!

【後編】保育園で、子どもの“安全”と保育士の“業務負荷軽減”に役立つ「hugsafety」のヒミツに迫る!

(掲載日:2019年6月10日)
文:ソフトバンクニュース編集部