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約2カ月間のテレワークで感じた3つの大事なこと。ソフトバンク社員のテレワーク日記

約2カ月間のテレワーク(在宅勤務)で感じた3つの大事なこと。ソフトバンク社員のテレワーク日記

新型コロナウイルスが猛威を振るい、テレワーク(在宅勤務)や時差出勤が政府により強く推奨され、ソフトバンクでも不要不急の出勤以外はテレワークを実施しています。

  • 出社必須な業務や事情がある場合を除いて、全社員を対象に原則在宅勤務

「時間管理が曖昧になる」「サボる人が出てくるのでは?」「引きこもるとメンタルにも影響が出そう」など…… 議論百出していますが、実際のところはどうなのでしょうか?

2020年2月からひと足先にテレワークを開始したYさんのこれまでの日記をまとめました。あくまでも一社員の事例ではありますが、参考にしてみてください。

Yさん

Yさん
2016年入社。CSR部門で、障がいのある方の雇用支援や多様な働き方に関する施策などを担当。「2月から在宅勤務を開始し、早くも2カ月。この期間のテレワークを通して、大事だと感じたことや、実際に取り組んだ事などをまとめています」

私がいち早くテレワークを始めた理由。

元々、新型コロナウイルス重症化カテゴリに属する持病を抱えていた私。会社からもテレワーク推奨の指示が出ていたこともあり、私もテレワークを開始しました。

2月中旬くらいまでは、出勤とテレワークの組み合わせ。プライベートでたまに外出する程度でした。日が経つにつれ、中国国内を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっていたので内心ビクビク……。徐々に外出を自粛することに。

コロナウイルスの影響が広がりはじめ、内心ビクビク……。

テレワークをするにあたり、まず仕事面では、上司やチームメンバーに、私がテレワークに移行することを意識してもらうことからはじめました。予定していた他社との会議をオンライン会議に切り替えたり、応対を他メンバーにお願いしたり…などの調整を行いながら、徐々にテレワークへ移行しました。(ソフトバンクは普段からICTツールを使って業務をしているので、結構スムーズに)

人に会わないと気持ちが落ちそうだし、会話力が低下するかと思っていたけど、オンライン会議が多かったこともあり問題なし!チームメンバーの顔を見ながら仕事ができたので、ちょっと安心しました。

私がいち早くテレワークを始めた理由。

 

プライベートでは、気分転換で週に2回程度、人との距離があまり近くなく、常時換気されている空間でできるゴルフの打ちっぱなしで運動も心がけていました。

2月下旬にさしかかると、海外を中心にコロナウイルス感染が広がり、日本国内でも感染者の情報が。ゴルフも自粛しました。でも何らかの方法でリフレッシュできるよう、毎日1時間ほど母と夜の散歩をすることにしました。

テレワーク本格化。周りと協力して乗り切ろう!

3月に入ると、日本国内でも感染が広がり始め、自分自身は完全在宅勤務に切り替えました。元々、上司やチームメンバーには周知済みだったのですが、部署全体への周知は行っていなかったので、改めてテレワークに切り替えていることを自己紹介風に作成したメモで周知してみました。

Yさんが部署全体にテレワークを周知したときの説明キャプチャ(一部抜粋)

Yさんが部署全体にテレワークを周知したときの説明キャプチャ(一部抜粋)

Yさんが部署全体にテレワークを周知したときの説明キャプチャ(一部抜粋)

主な一日の流れは、まずパソコンでチームメンバーとのコミュニケーション用のチャット画面を起動して、業務開始を報告します。そしてお昼ごろまではメールの確認や資料作成。

お昼は、家でご飯を作って食事をしました。
(なんか、自炊力が上がった気がする……笑)

午後は、社内や社外とのミーティングを2時間ほどオンラインで実施。その他の時間で、担当案件の企画や提案資料の作成など。業務終了時には、チャットで業務を終了する旨を報告し、勤怠を入力して終了。

 

テレワーク環境の課題もありました。

基本的にオンライン会議以外は、他のメンバーの様子が分かりづらかったので、スマホを近くにおいて、カメラで常時メンバーの顔が見れるようにしました。メンバーの顔がすぐ確認できて、みんなの様子が分かるので、離れているのにすぐそこにいるかの感覚。例えば、「今電話しても良さそうかな?」「ちょっと話しかけてもいいかな?」など、コミュニケーションをスムーズに取りやすくするポイントだったと思います。

テレワーク中は、スマホをデスク上に置いてメンバーの顔が見られるように

テレワーク中は、スマホをデスク上に置いてメンバーの顔が見られるように

在宅勤務期間が長くなってくると、仕事とプライベートの時間と距離が近くなりすぎて、オン/オフの切り替えがうまくできなくなったので、メイクをきっちりするようにしました。他のメンバーから見たら、画面越しなのでそんなに変わらないかもしれないんですけどね…(苦笑)。

テレワークの課題がいろいろ見えてきた

オンライン会議ではリアクションが見えづらく、話している人が孤独になりやすいので、リアクションを工夫しました。メンバーが大人数に向かって説明やプレゼンをする場では、チャット画面に「8888888(拍手)」や「お疲れさまでした!」などのコメントを入れたり。だって、無音の中で一方的にしゃべり続けるのって、結構寂しい……。

でも、こんな良い点もあったと思います。

資料を作るときに、今までより気軽に隣の席の人に相談しづらくなったので、完成イメージがずれないように、事前に確認を徹底するようにしました。おかげで、ムダな修正も減って、資料作成能力が上がった気が……!

プライベートでは、家遊び力や家事力がアップ

気分転換で週に2回程度、ゴルフの打ちっぱなしで運動を心がけていましたが、感染が広がるにつれ、毎日1時間ほどの母と夜の散歩に。3月上旬には、影響も拡大してきたので、夜の散歩も自粛することにしました。

自宅の中で、どんなリフレッシュができるんだろう?

母を巻き込んで、朝のラジオ体操(朝6:30~)とリンパマッサージ(たまに筋トレ)をスタート。ラジオ体操では、体内時計を整え、夜のリラックスタイムをしっかり取るようにDVDで毎日同じマッサージ(30分 or 1時間コース)を実施しました。

 

それでも、ストレスが溜まってきているのは感じていたので、プライベートでは自宅でできるいろんなリフレッシュ方法を試してみました。

  • 週末にいちごジャム、パン、うどんなどを作る(自家製〇〇の腕向上)
  • 父と畑仕事
  • コロナウイルスの影響で面会謝絶になってて会えない祖母にできることを考える
  • 夢のシックスパック開始
  • 大掃除
  • ゲームのコンプリート
SNSにはこんな投稿もしてみました

SNSにはこんな投稿もしてみました

SNSにはこんな投稿もしてみました

今日の目玉料理:丸鶏ダッチオーブン焼きから出たスープでラーメン。父が「比内地鶏を食べたい食べたい」と言ってたのでお鶏さまを取り寄せました。1.8kgという重みのため、下処理とかも大変だったけど…お肉もスープもおいしかったー! 家族やおばあちゃん、おばさんにも喜んでもらえた、嬉しい。

テレワークで感じた、3つの大事なこと。これからもテレワークを続けていくために……

私がテレワークでうまく働くために大事だと感じたポイントは3つ。

① 規則正しい生活習慣で過ごす

  • 就寝起床時間の一定化
  • オンオフの切り替えスイッチを作る
  • 食事量と質の管理(アプリで管理)
  • 運動の習慣づけ

など、安定した生活習慣を作ることで、より良い日常づくりにつながりました。

生活を自身で管理しなくてはならない状況下(だらけようと思えばいくらでもだらけられる。笑)で、心地よい時間管理や切り替えスイッチ、健康の管理方法を見つけることで、コロナウイルスが収束した後でも、これまで以上に過ごしやすい日常を送れると思います。

② 楽しみを作る

「人参をぶら下げる」ではないですが、自分を鼓舞して、その先の未来に意識を持つことで視野が広がり、出来ないことのイライラが軽減されて楽しく過ごせると感じました。

③ 周りに頼る

ネガティブに思いそうなときや寂しいときは1人で抱え込むのではなく、周りに頼りました。友人や家族には思い切って甘えて、その先の楽しいことを一緒に考えたり、楽しみになる約束を作ったりすることで、前向きに考えるきっかけをくれると思います。

これから先どんな状況になる可能性があるかを想像しつつ、早め早めに動く&メンタルコントロールを心がけてきました。こんな状況だからこそ乗り越えた後には、“今まで過ごせていた当たり前の日常や周りの存在“に感謝すると共に、自分の意識と行動の大切さを意識して、日々を過ごしていきたいです。

Yさんが担当している施策「ショートタイムテレワーク」

Yさんが担当している施策「ショートタイムテレワーク」

育児や介護などの理由により働く意欲や能力があっても長時間勤務や長距離通勤が困難な方がICTを活用して自宅で短時間就業できる制度。

(掲載日:2020年4月7日)
文:ソフトバンクニュース編集部

ソフトバンクはテレワークを全力で応援しています。

テレワーク導入

思えばあの時から働き方がぐっと自由になった。後から振り返ってみれば、そう言われるように。ITツールによって、いつでもどこでも遠隔で業務可能に。社員のライフステージに合わせた労働環境の提供、労働生産性の向上など、ソフトバンクは自社の経験を踏まえて皆さんのテレワーク導入、そして新しい働き方の実現を全力サポートします。

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