「多様な個人の力を結集して強い組織をつくる」。ダイバーシティの推進は、企業の成長にかかせません。誰もが働きやすい環境を整え、やりがいと誇りを持って活躍できる職場環境を目指して、ソフトバンクではさまざまな取り組みが行われています。
日本人口の11人に1人とも言われている「LGBT」に関する取り組みとしては、社内規程において同性パートナーへも社内制度を適用し、また相談窓口の設置、eラーニングやセミナーの提供などを実施。今年は新たに「ダイバーシティウィーク」も設定し、各種オンラインセミナーやイベントを提供。LGBT当事者が講師を務めるセミナーには100人を超える社員が参加しました。
このような取り組みの結果、ソフトバンクは今年も、LGBTなどの性的少数者に関する職場における取り組みの評価指標「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を受賞しました。ゴールドの受賞は、2017年から4年連続です。
「PRIDE指標」とは、性的少数者が働きやすい職場づくりの具体的な方法を社会に広く認識されることを目的として、任意団体 work with Pride が2016年に策定した指標です。次の5項目で評価されます。
- Policy(行動宣言)
- Representation(当事者コミュニティー)
- Inspiration(啓発活動)
- Development(人事制度・プログラム)
- Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
PRIDE指標でゴールドに認定された企業・団体は、右のロゴマークを、ホームページや会社案内などで使用することができます。
ソフトバンク人事本部でダイバーシティ推進を担当する金英愛は、「今回もゴールドの評価を受賞できたことを大変うれしく思います。ソフトバンクでは『すべてのモノ・情報・心がつながる世の中を』というコンセプトを掲げて、社員全員で、事業全体でSDGsの世界観の実現を目指しています。人事部門としても、ダイバーシティ関連制度の充実や社員に理解を促すための取り組みを継続し、誰もが自分らしく力を出せる職場環境の維持に努めて、SDGsの達成に貢献したいと思います」と、引き続き注力していくことを宣言しました。
SDGsの達成に向けたマテリアリティ「レジリエントな経営基盤の発展」
国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs(Sustainable Develpment Goals)」は17の大きな目標が設定されています。そこで、ソフトバンクは2030年までの実現に向けて6つのマテリアリティを特定。その中のマテリアリティ「レジリエントな経営基盤の発展」では、多様な人材が活躍できる先進的職場環境を構築し、イノベーションの創発と従業員の幸福度向上を図ります。
(掲載日:2020年11月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部