生活インフラや医療や福祉などの仕事に従事する人のこと。社会機能維持者とも表現され、日常生活に重要な欠くことができないという意味で「essential」が使われる
コロナ禍で耳にする機会が増加。「エッセンシャル」の範囲はさまざま
医療関係、高齢者や障害者支援に関連する仕事、インフラサービス（電気やガス、水道、通信）などの提供、食料品や日用品などの小売り、流通・運送、行政サービスなどに従事している人がエッセンシャルワーカーの例として挙げられます。
コロナ禍でよく耳にするようになった言葉ですが、医師や看護師などの医療関係者の他に、人々の生活を支える仕事として、保育、農業・漁業、警察官や消防士、警備員など「エッセンシャル」の定義は多様で広い範囲に及びます。
安心して働ける環境の整備が求められる
少子高齢化による労働人口全体の減少に伴い、エッセンシャルワーカーにおいても人手不足が懸念されています。エッセンシャルワーカーの待遇や賃金、福利厚生、メンタルヘルスなどの改善は、社会全体の問題とも言えます。
コロナ禍になりさまざまな業種・業態で在宅勤務が推奨されることが多くなりました。しかし、特性上、エッセンシャルワーカーの多くが勤務先に行かないと仕事が成り立ちません。勤務先で対面の接触が多く発生するエッセンシャルワーカーが安心して働ける環境作りが求められています。
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（掲載日：2021年2月14日）
文：ソフトバンクニュース編集部
