ソフトバンクは、B.LEAGUEが立ち上げた社会的責任活動「B.LEAGUE HOPE(ビーリーグホープ)」の取り組みとして、VR映像やスマートコーチを活用し、離島の中学生にプロコーチがバスケの指導を行う「リモートコーチング Supported by SoftBank」を実施してきました。約5カ月間リモートで指導を受けた中学生が、2022年5月7日に開催された琉球ゴールデンキングス vs 広島ドラゴンフライズ(会場:沖縄アリーナ)の試合開始前にスキルズチャレンジに挑戦し、成果を発表しました!
憧れの沖縄アリーナにドキドキ! 部員とコーチで心を一つにスキルズチャレンジに挑戦
プロ選手がプレーしている沖縄アリーナでスキルズチャレンジに挑戦した「伊江村立伊江中学校」のバスケットボール部の部員たち。沖縄県北部に位置する離島、伊江島に唯一存在する中学校で、県内で1チームのため身近に対戦相手がおらず、さらにコロナ禍で部活動が制限され歯がゆい思いをしてきました。スキルズチャレンジは、ドリブル、パス、シュートの技術を競う競技で、6つの種目を全て成功させ、かつタイムの1番速い選手が優勝となります。普段練習している体育館とは何もかもが違うアリーナに、部員たちは緊張を隠せません。開始前にはリモート指導をしてくれた琉球ゴールデンキングスU18の与那嶺ヘッドコーチと部員一同で心を一つにするため掛け声がかけられました!
結果は、2年生の大城君が5ヵ月前から18秒もタイムを縮めて見事優勝! 「練習の休憩時間に動画を見て、コーチから教えてもらった内容を復習しました。スキルズチャレンジはとっても楽しかったです」と喜びを表現しました。
ICTの力で離島の部活動をサポート! プロコーチによるリモート指導とは?
今回、離島という場所でも質の高い教育を受けられるようにと、ソフトバンクがICTを活用して伊江中学校のバスケ部をサポートしました。憧れのプロ選手が目の前でシュート、パス、ドリブルのスキルを教えてくれるような体験ができる「VRドリル」と、部員の練習風景を動画で共有し、コーチの生の音声やテキストを通じてオンラインでフィードバックを受けることができる「スマートコーチ」の2つの方法で指導。部員とコーチは初めてのリモート指導に戸惑いもありましたが、部員は休憩時間にコーチからのフィードバックを確認し、何度も練習に取り組みました!
今回の取り組みを企画したソフトバンク株式会社 コンテンツ推進統括部 スポーツ企画部部長の関戸は、「5ヵ月前と比べて部員のスキルが数段レベルアップしていたのでビックリしました」と感想を述べ、「地方や離島などの地理的要因で、専門指導を受けることが難しい部活動を支援するなど、ICTを活用したスポーツDXを推進していきたい」と今後の展望を語りました。
リモートコーチングに使用した「VRドリル」の映像は、6月末まで5G LABの「VR SQUARE」で配信中! VRゴーグルを持っていなくても、ソフトバンク以外のユーザーも、5G/4Gのスマホで楽しめますよ。
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(掲載日:2022年5月16日)
文:ソフトバンクニュース編集部
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