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Z世代ならではのアイデアを引き出す。バンタンデザイン研究所とソフトバンクが目指した新しい学びのカタチ − ここばな #24

ファッション、グラフィックデザイン、映像などの分野のプロクリエイターを育成する総合専門校「バンタンデザイン研究所」とソフトバンクによる産学連携プロジェクトを、2022年7月から10月まで実施しました。ソフトバンクニュースでは、プロジェクトに参加した生徒に密着取材をしてきました。

バンタンデザイン研究所とソフトバンクが、なぜ産学連携プロジェクトをやることになったのか、生徒がどのようにプロジェクトに取り組みどんな作品を制作したのかについて、株式会社バンタン 事業本部副本部長の栗原由行さん、一般社団法人 ZUAN UNION 代表の安川宏輝さん、ソフトバンクの芥川直也が座談会で熱く語りました。

座談会に参加していただいた方

栗原 由行(くりはら・よしゆき)さん

株式会社バンタン 事業本部副本部長
バンタンデザイン研究所 ブランドマネージャー
栗原 由行(くりはら・よしゆき)さん
2001年株式会社バンタンへ入社。社会人スクールの営業や企画職を経験した後、ゲーム・アニメ・マンガの全日制スクールやファッション・ヘアメイク・デザイン・映像の全日制スクールなど、様々なジャンルの教育事業のマーケティングやサービス開発等の統括経験を経て現職に至る。

安川 宏輝(やすかわ・ひろき)さん

一般社団法人 ZUAN UNION/図案連合
安川 宏輝(やすかわ・ひろき)さん
大学にて土木工学を専攻し、バンタンデザイン研究所グラフィックデザイン科を卒業。2010年、佐藤可士和氏率いるSAMURAIに入社。数々の大手企業のブランディングに携わる。2021年に独立をし、様々なジャンルのクリエイターを集めた一般社団法人 ZUAN UNION/図案連合を創立。ベンチャー等の幾つかの企業にて、CCO(チーフ クリエイティブ オフィサー)に就任。近年の主なプロジェクトに、株式会社バンタンのトータルブランディング。

芥川直也

ソフトバンク株式会社 コンシューマ事業統括 モバイル事業推進本部 パートナービジネス統括部 パートナービジネス3部
部長 芥川直也(あくたがわ・なおや)
全スマートフォンメーカーGTM(Go To Market)&パートナークループログラム担当

バンタンとソフトバンクの出会い

芥川

バンタンさんとの出会いはプロダクトデザイナーの吉田真也さんがきっかけでした。2022年5月にソフトバンクC&Sとの共同企画で「HeartBuds」というイヤホンの販売を開始したのですが、吉田さんがハート型をデザインしてくれたんです。吉田さんから安川さんを紹介してもらい、安川さんがバンタン研究所のトータルブランディングに携わっていることを知りました。安川さんの空間デザインやコピーライトを見たとき、この人と一緒に仕事がしたいと思ったのと、学生さんのアイディアやパッションを見たくて一緒にやることにしました。

バンタンとソフトバンクの出会い

栗原さん

バンタンからすると、すごくいいお話だなと思いました。生徒の作品をショーや展示で発表する「VANTAN CUTTING EDGE」では毎年さまざまな企業と取り組みをしていますが、よりインパクトある企業とやりたいと思っていたので、ぴったりだなと。

芥川

今回は、Wow! の機能体験を提供できるGoogle Pixelとファッション性を提議したイヤホンをテーマにしました。仕事で広告代理店のクオリティの高いものを見る機会が多いですが、既定路線ではない柔らかいアイディアが出てくることを期待していましたね。実際には、期待を上回る物が出てきたのでびっくりでした。

「世界で一番社会に近いスクール」をプロジェクトで体現

栗原さん

バンタンでは毎年産学連携プロジェクトをさまざまな企業と取り組んでいて、学生ならではのアイデアをプレゼンしています。今回ソフトバンクからいただいたテーマが、イヤホンとスマホという普段から生徒が使っているものなので、生徒が自分ごと化してデザインを企画している姿を見れたことが今までにない機会でした。

「世界で一番社会に近いスクール」をプロジェクトで体現
「世界で一番社会に近いスクール」をプロジェクトで体現

「世界で一番社会に近いスクール」をプロジェクトで体現

安川さん

今回産学連携プロジェクトの発起人として、生徒に特別授業を実施しました。社会に出ているデザイナーが提案しているようなものではなく、バンタンの生徒の斬新な発想で自由にやって欲しいとアドバイスしましたね。今回、完成した作品は斬新なところが出ていたと思います。

栗原さん

バンタンとしては、学生ならではの良さを大事にしたいと思っていたので、自由に考えて欲しかったです。制作の悩みやアイディアが思いつかない… などより良いものを作ろうと考えている生徒が多く、苦悩している様子でした。こちらから、自分が面白いもの面白いものってなに? と投げかけることで手が動き始めた生徒もいましたね。

安川さん

バンタンは、「世界で一番社会に近いスクール」を目指していますが、今回のプロジェクトがその位置にきたと思いました。新しい学びのカタチがなんとなく実現しそうだなとプロジェクト中に感じ、僕もアイディアをもらいました。

このトークの続きは、
動画(12分31秒〜)で
お楽しみください。

今回のここばなは、東京 竹芝にあるソフトバンクのカフェテリア「カフェシバ」で収録しました。

ソフトバンクのオフィスってどんな感じ? 360度カメラで撮影したバーチャル空間で体験

オシャレカフェのような「カフェシバ」や執務室などの様子をこちらからご覧ください!

ソフトバンクのオフィスってどんな感じ? 360度カメラで撮影したバーチャル空間で体験

作品のレベルが高いがゆえに悩んだ審査

芥川

10月31日に開催された「VANTAN CUTTING EDGE」で実際に生徒の作品を審査しましたが、当日まであえて企画シートやプレゼン資料などに全く目を通さなかったんですよね。現場に入ったその時の感覚で審査したかったことと、生徒さん達の想いをその場でぶつけ返したかったんです。

作品のレベルが高いがゆえに悩んだ審査

安川さん

今回イヤホン部門のグランプリに選んだ方は、イヤホンが耳にハマらないという課題をデザインで解決してくれましたね。素晴らしかったです。

芥川

ポスター部門の特別賞の方は、動物が Google Pixel を使って Google翻訳 を使うというユーモアが良かったですね。ゴリラという動物がキャッチ―でシンプルさも抜きんでていました。

動画の部門は全体でレベルが高く、1番驚きました。特に優勝者の方は、作品を3本も作っていて、機能にリンクさせて575を使って分かりやすく伝えていたので、見た後にほっこりしました。雷神風神のキャラクターやスタンプの置き方、音の出し方、ナレーションの話し方、全てが心地良かったです。

栗原さん

みんなの個性があふれ出ていて、誰一人として被りがなかったです。

芥川

審査は選ばなければいけないので、大変でした… 皆さんいいところがたくさんあって… 審査が終わった後、生徒はどんな様子でしたか?

栗原さん

生徒にアンケートをとったんですけれど、プロジェクトの満足度は10点満点中7.5点でした。悔しい!というコメントが非常に多く、もっとできた、時間が足りない、次は頑張りたいなど、悔しい想いがあっての7.5点でしたね。

「VANTAN CUTTING EDGE」の様子
「VANTAN CUTTING EDGE」の様子

「VANTAN CUTTING EDGE」の様子

プロジェクトを通して感じた生徒の可能性

安川さん

今回ソフトバンクとバンタンのつなぎの役割で入りましたが、ソフトバンクのような活躍されている企業が、生徒の素朴な純度の高いアイディアに価値を感じていただけたので、また一緒にできることがあるのではと期待してしまいますね。

栗原さん

生徒が悔しがっていたことがすごくうれしくて、学校としてもカリキュラムのヒントになりました。今後も機会があればまたご一緒させてください。

芥川

今回のプロジェクトを通して、生徒たちから色々な可能性を感じることができ、クリエイティビティを刺激されました。仕事では売り場のプロモーションやGo To Marketを担当していますが、ヒントになるものがいくつもあった気がします。次回は他の商材で、生活に寄り添ったお題にチャレンジしてもらいたいですね。嫌でなければ、引き続きお付き合いください(笑)

新しい形の産学連携プロジェクトについて熱く振り返る3人。動画の全編はこちらからご覧ください!

(掲載日:2022年12月6日)
文:ソフトバンクニュース編集部

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