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【サーキュラーエコノミー】~1分で分かるキーワード #110

【サーキュラーエコノミー】~1分で分かるキーワード #110

廃棄物を出さずに資源を循環させていく経済システムのこと

資源を無駄なく効率的に活用し、廃棄物を生み出さない新たな経済システム

「循環型経済」とも呼ばれる「サーキュラーエコノミー」は、これまでの経済活動の中で廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と考え、リサイクル・再利用などを活用し資源のロスを最小限に抑える新しい経済システムです。気候変動や環境問題の深刻化が進む現代において、環境に優しく持続可能な社会づくりや経済成長の実現に向けて、サーキュラーエコノミーへの転換が求められています。似た言葉として使われる「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」は、廃棄物の一部を再資源化し再利用するモデルですが、それに対してサーキュラーエコノミーは、そもそも設計段階から廃棄物を出さないように製品やサービスをデザインする考え方です。

サーキュラーエコノミーの3原則として以下が挙げられています。

  1. 廃棄物と汚染を生み出さないこと
  2. 製品や素材を(高い価値の状態のまま)流通・循環させ続けること
  3. 自然を再生させること

ソフトバンクは「すべてのモノ、情報、心がつながる世の中を」をコンセプトに、SDGsの達成に向けて6つのマテリアリティ(重要課題)を設定。そのうち、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」を踏まえた「テクノロジーのチカラで地球環境へ貢献」では、AIやIoTを活用した水資源の効率的な利用や、3Rを取り入れた携帯電話のリサイクルの促進など、循環型社会の推進に取り組んでいます。

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(掲載日:2023年7月5日)
文:ソフトバンクニュース編集部