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成層圏プラットフォーム「HAPS」の取り組みを世界へ発信。インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023に出展

HAPSの可能性を世界へ発信。インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023に出展

2023年10月8〜12日に、国際連合主催のインターネットに関するイベント「インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023」が開催され、成層圏通信プラットフォーム「HAPS」の展示を行いました。

インターネット・ガバナンス・フォーラム京都2023

インターネット・ガバナンス・フォーラムは、インターネットに関するあらゆる課題について、国際連合主催のもと、多様な関係者が対等な立場で対話を行うインターネット政策の分野で最も重要な会議の1つです。2006年の第1回会合以降毎年開催されており、18回目となる本会合が京都で開催されました。
出典:総務省ウェブサイト「IGF京都2023について」

展示ブースに海外からの来場者の注目が集まる

展示ブースに海外からの来場者の注目が集まる

展示会場に入場して最初に目に飛び込んでくるのがソフトバンクのブース。グループ会社のBBIXとともに、会場の一番目立つ場所に展示ブースを構えていました。ブースへの来場者は半分以上が海外の方で、世界からのHAPSに対する強い期待が感じられました。展示に見入りながら説明員の話に興味深く耳を傾け、積極的に質問する姿が印象的でした。

Sungliderの実機パーツ
HAPSの模型

Sungliderの実機パーツ

今回は、来場者にHAPSの機体の大きさや構造を体感・理解してもらうため、模型ではなく2020年に成層圏のテストフライトに成功した無人航空機「Sunglider(サングライダー)」の実機パーツ(プロペラ・シリンダーアンテナ・ペイロードなど)を展示。開発時・飛行時のエピソードがパネルで紹介されていました。

デジタル・通信を担当する多くの大臣が視察来訪

鈴木総務大臣

鈴木総務大臣

渡辺総務副大臣

渡辺総務副大臣

河野デジタル大臣

河野デジタル大臣

ソフトバンクのブースには、鈴木淳司総務大臣、河野太郎デジタル大臣をはじめ、IGFの会合に参加した閣僚・議員も多く来訪しました。両大臣は、ソフトバンク株式会社 専務執行役員 兼 CIO 牧園啓市の説明に熱心に耳を傾けており、HAPSに対する強い期待を寄せ、ソフトバンクのHAPS推進に対する激励のメッセージをいただきました。

HAPSの有効活用を広げるためには? セッションで議論が白熱

モデレータを務める福本(1番左)

モデレータを務める福本(一番左)

初日には、ソフトバンク株式会社 渉外本部 電波政策統括室 標準化推進部 福本史郎が、世界各地域のHAPSに関する有識者4名によるパネルディスカッションのモデレータを務めました。

まず、各パネリストから、インターネット未接続地域におけるHAPSへの期待、Beyond 5G(6G)時代に向けたHAPSの研究開発、ビジネスの観点から見たHAPS、HAPSに関する適切な国内・国際規制の必要性などについてプレゼンテーションを実施。その後に行われたディスカッションでは、HAPSの開発と利用を促進するために各国の政府に期待することなどについて活発な議論が行われ、最後は時間が足りなくなってしまうほど。盛会のうちに終了しました。

成層圏通信
プラットフォーム「HAPS」
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(掲載日:2023年11月30日)
文:ソフトバンクニュース編集部