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ダイバーシティを理解して、自分ができることは何かを考える。「ダイバーシティWEEK2024」開催

ダイバーシティを理解して、自分ができることは何かを考える。「ダイバーシティWEEK2024」開催

年齢・性別・国籍・障がいの有無などにかかわらず、誰もが活躍できる職場づくりに取り組むソフトバンクは、社員のDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)についての理解促進や意識醸成を目的としたイベント「ダイバーシティWEEK」を毎年開催しています。今年は「ダイバーシティを理解して、明日からできることを考えてみよう!」をテーマに掲げ、障がい、LGBTQ、介護、育児などに関するセミナーなどを2月19日から3月8日にかけて実施し、多くの社員が参加しました。

さまざまな切り口のイベントで社員が考えるきっかけに

さまざまな切り口のイベントで社員が考えるきっかけに

ソフトバンクは、多様な人材が個性や能力を発揮できる機会と環境の整備に取り組んでいます。「ダイバーシティWEEK」は、ダイバーシティに関するセミナーなどを集中的に行い、事前知識がなくても社員が気軽に参加して楽しめる社内イベントです。社員が一人一人異なる多様性についての気付きを得たり考えを深めることで、全体への理解浸透につなげることを目的に、2020年から毎年開催されています。

5回目となった今回のテーマは「ダイバーシティを理解して、明日からできることを考えてみよう!」。障がいやLGBTQ、難民、健康、育児、女性活躍など、幅広いテーマで昨年よりもコンテンツを増やし、さまざまな切り口で考えるきっかけを社員に提供する期間としました。

発達障がいへの理解を深めるためのワークショップ

発達障がいへの理解を深めるためのワークショップ

障がいへの理解を目的として開催されたイベントのうちの一つ、発達障がいセミナーでは、知的障がいと自閉症のある7歳の男の子 「えぬくん」 との日常をユーモアたっぷりにYouTube「えぬくんチャンネル」で配信している「えぬくんママ」さんを迎えました。会場とオンラインのハイブリッドで実施。自閉症と知的障がいのある子どもを持つソフトバンク社員との対談を通して、参加者は、発達障がいへの理解や、障がいに関わらず、子育てと仕事の両立や子どもとの向き合い方を考える実りある時間を過ごしました。

職場のLGBTQ+を取り巻く課題と対策

職場のLGBTQ+を取り巻く課題と対策

「差異を彩へ。自分らしくを誇らしく」をビジョンとして掲げている株式会社JobRainbow 代表取締役CEOの星賢人氏を迎えて実施した講演会など、LGBTQ+への理解を目的としたイベントも複数行われました。

講演会では、国内外の理解推進の動向や、職場で発生しやすいLGBTQ+を取り巻くハラスメントの事例やハラスメントを発生させないために個人ができることなど、職場におけるLGBTQ+を取り巻く課題と対策について理解を深めました。

職場内で多様性を身近に感じる仕掛けづくり

多様性を考える機会として、期間中、職場内ではいろいろな仕掛けが用意されました。

全国にある事務所内のサイネージには、ソフトバンク社員約2万人の構成比を違った切り口で表示。さまざまな属性や立場の人の経験やそこから培われた視点を生かすことで、イノベーションにつながると理解するきっかけを提供しました。

職場内で多様性を身近に感じる仕掛けづくり

また、身近な食事から多文化に関心を持ってもらうために用意されたのが、竹芝本社のカフェテリア「カフェシバ」のメニューです。期間中、世界の料理をテーマにしたメニューが日替わりで6種類登場。初めての試みとして、社員による投票でメニューが選ばれました。

人気NO.1だったマレーシア「ラクサ」/スペイン「パエリア」/アメリカ「ジャンバラヤ」

左からマレーシア「ラクサ」、スペイン「パエリア」、アメリカ「ジャンバラヤ」

オーストラリア「フィッシュ&チップス」/南アフリカ「ボボティー」/メキシコ「タコスライス」

左からオーストラリア「フィッシュ&チップス」、南アフリカ「ボボティー」、メキシコ「タコスライス」

職場内で多様性を身近に感じる仕掛けづくり

さらに各地域の事業所で、世界7カ国9種類のお茶を提供。各国のお茶の香りや特徴を知り、旅行気分を味わいながら文化の違いを感じる機会になりました。

「ダイバーシティWEEK2024」で実施した主なイベント

テーマ 内容
LGBTQ 星賢人氏講演会「職場におけるLGBTQ+を取り巻く課題と対策」
LGBTQトークイベント
映画「カランコエの花」オンライン上映
障がいの理解 発達障がいセミナー「えぬくんママに聞く!発達障がい児育児のリアル」
免疫障がいセミナー「HIVについて知ろう」
健康 男女の更年期セミナー
育児 ダイバーシティ・マネジメント研修「男性育休を起爆剤としたこれからの職場づくり」
女性 女性活躍推進研修「3社の女性管理職と考えるダイバーシティ時代の多様なリーダーシップ 」
難民 難民映画祭「難民キャンプで暮らしてみたら」オンライン上映
多様性 世界のお茶を飲んでダイバーシティを感じよう
カフェシバでダイバーシティの提供
社員構成比の分布をサイネージに掲載

全国の拠点にも広げられた今年。今後も魅力的な企画で参加したくなるイベントに

ダイバーシティWEEK2024を終え、イベントを推進したソフトバンク株式会社 コーポレート統括 人事本部の後有佳は、以下のように振り返りました。

後 有佳

「コロナが収束し、今年はセミナーなどを対面で実施できたこと、またデジタルサイネージやお茶の提供など、全国の事業所と連携して実施できたことが良かったです。『分かっているつもりだったけど、人によっていろんな状況があると知ることができた』『社内にも同じ悩みに向き合っている社員がいることを知れて励みになった』といった声が参加者から挙がっており、今回のテーマであるダイバーシティを理解し、明日からできることを考えていただくきっかけづくりを提供できたのではないかと思っています。今後も引き続き、社員の皆さんにダイバーシティへの興味を持って積極的に参加してもらえるような企画を考えていきたいと思います」

ソフトバンクにおけるダイバーシティ推進

ソフトバンクにおけるダイバーシティ推進

ソフトバンクでは、年齢、性別、国籍、障がいの有無などに関わらず、多様な人材が個性や能力を発揮できる機会と環境の整備に取り組んでいます。

詳しくはこちら

(掲載日:2024年3月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部