2月23日(金)で丸1周年を迎えた「プレミアムフライデー」。
華々しくスタートしたものの、「プレミアムフライデーなんて都市伝説でしょ?」「働き方改革は進んでいるの?」などなど、そんな疑問も聞こえてきます。
果たして現在の実態はどうなっているのか・・・。初回から積極的に導入している企業の一つ、ソフトバンク株式会社の取り組みを調べてみました!
プレミアムフライデー、どのくらいの人が取得しているの?
2017年2月24日の初回。人事本部で集計したところ、対象社員の8割がプレミアムフライデーを利用して早帰りを実施していたのだとか。
さて一年後どうなったかというと、2017年3月~12月の平均で約76%が今もプレミアムフライデーを利用しているという結果※1に! またその30.4%が、別の日に振り替えることで業務とバランスを取りながら、しっかりプレミアムなフライデー?を過ごしているようですよ♪
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- ※1ソフトバンク調べ
「働き方改革」に貢献できているのでしょうか?
そもそも「プレミアムフライデー」の目的は「働き方改革」。 ソフトバンクでは「Smart & Fun!」のスローガンの下、この1年「働き方の改革」に取り組んできました。先行して2017年2月から開始した「プレミアムフライデー」、そして改革の第一歩として2017年4月より開始したのが「スーパーフレックスタイム制の全社導入」「在宅勤務拡充※2」「Smart & Fun!支援金」の3つの施策。
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- ※2育児期や家族の介護が必要な社員等が対象。将来的に全社への拡大を目指しています。
その中でも、社員の皆さんが感じている「働き方改革」がプラスに働いた要因として一番評価しているのが、実はこの「プレミアムフライデー」だったようです。
新たな働き方改革の挑戦やってます!
そして、働き方改革推進第2弾として2017年11月から順次開始しているのが、「オフィス改革」や「副業等の社外活動の推進」などの新たな取り組みなんです。
他社交流会で人脈の広がりをサポート!
プレミアムフライデーにあわせて汐留本社25Fの社員食堂「Festa」で開催されているのが、社外活動の推進の一環として実施している「プレ金交流会」。「他社・他業種との交流で刺激を受け、自己の成長と新たな発想につなげてほしい」との思いから実現しました。これまでに参加いただいたのは、大手菓子メーカーやディベロッパー、電力会社など普段なかなか交流がない業種の皆さん。毎回募集人数の2~3倍の応募が殺到! とても満足度の高いイベントとなっているそうですよ~♪
副業が解禁!クリエイティブでイノベーティブな風土づくりを!
会社の許可を前提に、2017年11月から本業に影響のない範囲で、スキルアップや成長につなげられる副業が解禁に! 社外活動で得た知見やノウハウをこれまでの経験や知見と新しく組み合わせ、将来の新規事業や既存事業の活性化につなげることが目的なんだとか。北山さんも副業で可能性を広げている一人なんです。
ソフトバンク 法人事業統括 北山 景一郎さん
大学でデザインを学び、現在仕事では社内・社外向けの映像コンテンツの企画・作成に携わっている傍ら、休日に友人の看板屋を手伝っています。副業をすることで、プライベートの時間が限られるのではないかと聞かれることもありますが、もともとデザイン・ものづくりが好きなので、「趣味がそのまま仕事になった」という感覚でしょうか。
看板と映像。伝えるメディアは違うものの、「一瞬で把握できるデザインや視覚効果が求められる」場合があるという点は共通しているので、看板作りでの経験やふとしたアイデアが本業に生かされることもありますね。
メリハリのある働き方で世界No.1を目指す!
コアタイムを撤廃し、業務状況などに応じて始業時刻・終業時刻を日単位で変更可能となるスーパーフレックスタイム制。より効率的な時間帯で働くことで、成果の最大化を目指しています。そんなスーパーフレックスタイム制を利用して、バトントワリングで世界に挑戦している佐古 瑞季さん。3月の全国大会に向けて猛練習中だそうです。
ソフトバンク IT統括 佐古 瑞季さん
平日は会社の帰りに週3回、土日は朝から晩まで、所属するクラブチームで練習をしています。大会が近づいてくると、スーパーフレックスタイム制を使って出社、退社させていただくことも。今の環境がなかったら、両立できなかったと思います。周囲の皆さんにも快く送り出していただき、本当に感謝していますね。
小学校1年生の時から始めたバトントワリング。バトンがあるから仕事も頑張れるし、仕事があるからバトンも頑張れる。全国大会の目標はズバリ、表彰台に乗って、世界大会への切符を手にすること! もう一度世界の舞台に立てる日を夢見て、最後まで諦めず、努力するのみですね。
日本代表として活動する社員を応援します!
ソフトバンクでは、日本代表として活躍し、世界大会に挑戦する社員を支援するため、特別有給休暇の付与と活動補助金でサポートしています。
(掲載日:2018年2月23日)
文:ソフトバンクニュース編集部