小中学生のスマホ利用が増加する一方、SNSを利用した、いじめや誹謗(ひぼう)中傷によるトラブル、ネット依存などが問題となる中、茨城県警察とソフトバンクは子どもたちを健全に育むための連携協定を2023年9月1日に締結しました。
子どもたちが安心安全にスマホやインターネットを利用できるよう、犯罪被害や非行防止のために次の4項目に取り組みます。
(1)フィルタリング有効化措置のさらなる普及
(2)出前型のスマホ安全教室の開催
(3)防犯アプリ「いばらきポリス」の普及
(4)各種防犯広報活動
茨城県警察 生活安全部の三森祐敦部長は、「子どもたちが巻き込まれる非行や犯罪は、インターネットの普及によってこれまでとは状況が異なってきており、家庭や学校、地域社会全体での新たな取り組みが求められている。ソフトバンクとは、今年7月にスマホ安全教室を小学校で開催したが、とても好評だった。また、県警察では、不審者の目撃情報や犯罪の発生場所などが分かる防犯アプリ『いばらきポリス』の利用促進の働きかけを行っている。今回の協定を機に相互に連携することで、子どもの健全育成を図るための対策をさらに進めていきたい」と語りました。
ソフトバンク コンシューマ事業統括 東日本エリア営業本部 執行役員本部長の宮園香代子は、スマホを使い始める年齢が年々下がっていることに触れ、「使い初めの早い段階で、スマホのトラブルやリスク、正しいスマホの使い方、フィルタリングなどを理解することが、危険の芽を摘むファーストステップだと思っている。本連携の下、スマホ安全教室の開催を増やしていくことで、茨城県のお子さまのスマホに関する安全意識を高め、トラブルから守るために、より一層しっかり対応していきたい」と決意を述べました。
ソフトバンクのサステナビリティ
今回紹介した内容は、「人・情報をつなぎ新しい感動を創出」に貢献することで、SDGsの目標「1、3、4、8、9、10、11」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。
(掲載日:2023年9月11日)
文:ソフトバンクニュース編集部