2026年3月期 第2四半期
決算説明会 要旨

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日時 2025年11月5日（水）午後4時～5時22分
登壇者 ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO　宮川 潤一
ソフトバンク株式会社 取締役 専務執行役員 兼 CFO　藤原 和彦

要旨

決算説明会では、「2026年3月期 第2四半期 連結業績」について、社長の宮川より説明しました。

2026年3月期 第2四半期
連結業績

全社業績

  • 2026年3月期 上期の売上高は3兆4,008億円、前年同期比8％増。全セグメント増収。
  • 営業利益※1は6,289億円、前年同期比7％増。全セグメント増益。
  • 親会社の所有者に帰属する純利益※1は3,488億円、前年同期比8％増。
  • 2026年3月期 上期の売上高、営業利益、親会社の所有者に帰属する純利益は、いずれも上期として過去最高。
  • 通期業績予想に対する進捗率は、売上高51％、営業利益63％、親会社の所有者に帰属する純利益65％と、順調な進捗。

セグメント別業績

① コンシューマ事業

  • 前年同期比3％増収、同3％増益。
  • スマートフォン累計契約数は前年同期末比3％増。

② エンタープライズ事業

  • 前年同期比8％増収、同10％増益。ソリューション等が同12％増収と引き続き順調。営業利益は上期として過去最高。

③ ディストリビューション事業

  • 前年同期比17％増収、同36％増益。継続収入の拡大が寄与。売上高・営業利益ともに上期として過去最高。2025年度の売上高は1兆円超を目指す。

④ メディア・EC事業

  • 前年同期比4％増収、同13％増益※1。

⑤ ファイナンス事業

  • 前年同期比24％増収、同116％増益。
  • PayPay（株）の上期の連結決済取扱高※3は前年同期比25％増の9.2兆円。連結EBITDA※4は同倍増の483億円。

次世代社会インフラの構築
に向けた進捗

  • 2025年10月にオラクル・コーポレーションとの協業を発表。ソブリンクラウドサービスとして、2026年4月から「Cloud PF Type A（クラウド・プラットフォーム・タイプ・エー）」を順次提供予定。
  • 自社で開発している日本語国産LLM（大規模言語モデル）である「Sarashina mini」の商用化を発表。2025年11月下旬から法人企業向けのAPI提供の開始を見込む。
  • 2025年9月に、AIスタートアップ企業の事業化を支援するプログラム「AI Foundation for Startups」を発表。2025年10月から、AI計算基盤の外部向け販売を開始。
  • 2025年11月5日、「Crystal intelligence」を日本の法人顧客向けに独占展開する「SB OAI Japan」が発足。2026年のサービス提供を目指す。
[注]
  1. ※1
    一過性の影響※2を含む
  2. ※2
    （営業利益）
    2025年3月期 上期：IPX Corporation（旧LINE Friends Corporation）、LINE NEXT Corporationおよびバリューコマース（株）の支配喪失に伴う利益
    2026年3月期 上期：LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.およびLINE Bank Taiwan Limitedの子会社化に伴う企業結合に伴う再測定による利益
    （親会社の所有者に帰属する純利益）
    2025年3月期 上期：IPX Corporation（旧LINE Friends Corporation）、LINE NEXT Corporationおよびバリューコマース（株）の支配喪失に伴う利益、組織再編に伴う税務影響等
    2026年3月期 上期：LINE MAN CORPORATION PTE. LTD.およびLINE Bank Taiwan Limitedの子会社化に伴う企業結合に伴う再測定による利益、PayPay（株）に係る税効果、組織再編に伴う税務影響等
  3. ※3
    IFRS。非監査。「PayPay残高」、「PayPayデビット」、「PayPay残高カード」、「PayPayクレジット」、「PayPayカード（物理カード）」、「VISAデビットカード」、「Alipay」、「LINE Pay」等経由の決済を含みます。ユーザー間での「PayPay残高」の「送る・受け取る」機能の利用、「VISAデビットカード」のキャッシュカード機能利用時のATM引き出し金額は含みません。PayPay（株）、PayPayカード（株）、PayPay銀行（株）の決済取扱高を合算し、内部取引を消去しています。
  4. ※4
    EBITDAは営業利益に減価償却費、減損損失や固定資産除却損等の非経常費用を足して算出、IFRS。非監査。

本資料は当社の2026年3月期 上期業績の公表を目的としており、当社グループ各社の株式その他の有価証券について日本およびそれ以外の法域における勧誘を構成するものではありません。